こんにちは、三原です。
バスケの大学へ、ようこそ!
このブログは
- バスケ指導者のために
- 悩み解決になる内容を
- わかりやすく発信する
ということを目的に書かれています。
わたし自身は22歳から高校バスケの指導を始めて、現在で18年目です。
さらに2019年から、YouTubeで動画を撮影し始めて、2020年から、本格的にブログを書き始めました。
そして2022年(これを書いている現在)、今までにあった過去の記事を大幅に見直し、内容をリニューアルしました。
そう考えて、この文章を書いています。
まったくの初心者の方でも、バスケットボールコーチになったのであれば、この順に練習を指導すれば、必ずやすばらしいチームになります。
もくじは大きく、3つに分かれています。
- ファンダメンタル講座
- 戦術講座
- チームづくり講座
「ファンダメンタル」は、個人の技術を高めるためのものです。
「戦術」は、5人でどうやってバスケットボールをするのか?について解説しています。
「チームづくり」は、バスケの技術、戦術以上に大切なことに触れています。
以降の記事は、それぞれがリンクになっていて、そこから詳しい解説が読める仕組みです。
ぜひ、このページを出発点として、または辞書として、使ってもらえれば幸いです!
ではさっそく行きましょう!
- 【1】ファンダメンタル講座
- 【2】戦術講座
- (1)指導者としての、目のつけどころ
- (2)バスケのポジション
- (3)コートの名前
- (4)速攻 オールコートのオフェンス
- (5)戻り トランジションディフェンス
- (6)プレスディフェンス
- (7)プレスされたときのオフェンス
- (8)リバウンド、ルーズボール
- (9)ハーフコートの重要性
- (10)セットオフェンスの7種類
- (11)NBAでよくあるセットオフェンス
- (12)アドバンテージを取ろう
- (13)ディフェンスのローテーション
- (14)オフェンスの合わせ方
- (15)ボールスクリーンの基本
- (16)ボールスクリーンのかけ方
- (17)ボールスクリーンへの合わせ方
- (18)ボールスクリーンの守り方
- (19)ボールスクリーンに対するオフボールディフェンス
- (20)ハンドオフプレイの攻防
- (21)オフボールのスクリーン
- (22)複雑なスクリーンプレイ
- (23)オフボールスクリーンに対するディフェンス
- (24)アクションを組み合わせる
- (25)ホーンセット
- (26)ディレイセット
- (27)モーションオフェンス
- (28)ダイブ、フロッピー、ループ
- (29)スローインのプレイ
- (30)タイムアウト明けのプレイ
- (31)コーチの頭脳戦 チェスマッチ
- 【3】チームづくり講座
- あなたへのメッセージ
【1】ファンダメンタル講座
というわけで、まずはファンダメンタルから。
これが大前提となって、その次に戦術があります。
(1)バスケットボールの競技特性
バスケは他のスポーツにない2つの特徴があります。それは
- 混ざる
- 切り替わる
この2つです。
まずはバスケットボールを大きくとらえましょう。
(2)トリプルスレットの姿勢
ボールを持った人ができることは3つです。
- シュート
- パス
- ドリブル
この3つのどれが来るかわからない。
という状況が、ディフェンスにとって怖いわけです。
とわたしは教えていますが、その基本姿勢を解説します。
(3)ストップとターン
走るのが早いのは、大事なことです。
しかし、バスケではもっと重要なことがあります。
それが「止まること」です。
バスケは急ストップと、急ダッシュの連続。
この重要性を語ります。
(4)ドリブル
ドリブルは1人だけでも練習ができます。いくらでも上達できるし、自分を表現することもできます。
ドリブルがうまい選手は、1対1に強く、本当の意味でチームに貢献することができます。
ここではドリブルのやり方、練習方法をお伝えします。
(5)パス
パスは、チームプレイの基本です。
- パスを出す人
- パスをもらう人
この2人の連携が、試合でそのまま生かされます。
基本となるパスの投げ方、そしてパスの楽しさを解説します。
(6)レイアップシュート
ノーマークのレイアップシュートは、もっとも確率の高いシュートです。
初心者なら、シュートはまずこれから練習しましょう。
レイアップができるようになると、自信がつき、バスケが楽しくなります。
(7)ジャンプシュート
いつの時代も、試合でもっとも多く使われるのが、ジャンプシュートです。
ジャンプシュートなくして、勝利はあり得ません。
- 正しいフォームで
- 正しい練習方法で
- くり返すこと
これが成功への秘訣です。
この記事に、そのすべてが書かれています。
(8)ゴール下でのシュート
ゴール下でのシュートは、リングに近いから簡単、とは限りません。
ほとんどの場合、ディフェンスがいるからです。
特にローポストでのシュートは、特別な練習方法が必要です。
なので別のファンダメンタルとして、わたしは考えています。
(9)パスミス、キャッチミスしないための練習方法
パスもキャッチも、すべてはシュートのためです。
シュートする前に、ボールをミスしたら、ゼロになります。
- パスミスをしない
- キャッチミスをしない
- ボールを奪われない
その「ボールキープ力」を身につける最高のドリルを紹介します。
(10)ドリブルなしの5対5
バスケは5人でプレイします。
でもボールは1つしかありません。
つまり80%以上の時間は、ボールを持たないのです。
強いチームは「ボールを持たないプレイの質」が高いのです。
それを高めるには、ドリブルなしの5対5が最高です。
(11)ディフェンスの姿勢
シュートやパスに正しいフォームがあるように、ディフェンスにもフォームがあります。
そして大事なのは
- 何のために
- どんな思いで
- 何の役割を
思い描いてディフェンスするのか。
その基本を、この記事で解説します。
【2】戦術講座
ファンダメンタルは大事です。
でもそれだけで試合をするのは
- 目的地も決めず
- 地図も持たず
- どこに行くかも話し合わず
ただ何となく出かけるのと同じ。
わたしはそう考えています。
ここでいう地図は「戦術」です。
戦術を1つ1つ理解し、チームで共有することで、はじめてチームはまとまります。
わたしにもそんな頃がありました。
悩む先生方に向けて、戦術についてまとめています。
ぜひお読みください。
(1)指導者としての、目のつけどころ
良い指導者と、そうでない人の違いは、たった1つです。
専門家は、ごちゃごちゃしたプレイの流れを、分解して、1つ1つ取り出せます。
またそれらを数値化できます。
そんな指導者になるための出発点として「目のつけどころ」を解説します。
(2)バスケのポジション
バスケットボールには、大きくわけて3つのポジションがあります。
- ガード
- フォワード
- センター
です。
この記事では、もう少し詳しく、
- ポジションごとの役割
- どんな人が適しているか
などを解説しています。
時代とともにポジションは進化しますが、本質的にはこの考え方が100年以上続いている。という内容をまとめています。
(3)コートの名前
コートに名前をつけることは、とても重要です。
とかっていうよりも、
と行ってあげた方が明確ですよね。
ここでは、そんな名称をわかりやすくまとめました。
すごく基本的なことから、かなり専門的なものまで、この記事だけでOKです。
(4)速攻 オールコートのオフェンス
速攻は、一番かんたんなシュートチャンスです。
でも、とにかく早く走ればいい。ってわけじゃありません。
- 走るコースを決めて
- 役割を決めて
- 5人で走る
というチームプレイが大切です。
その具体的な方法を説明します。
(5)戻り トランジションディフェンス
速攻がもっとも理想的なシュートチャンスなら、ディフェンスはまずそれを止めないと行けません。
「ダッシュで戻れ!」は合言葉になりますが、もう少し具体的に、組織的に考えた方が、選手も戻りやすいはずです。
とても大事で、見落とされがちなトランジションディフェンス、この記事で理解できます。
(6)プレスディフェンス
ボールを奪いに行くつもりのディフェンスのことを「プレス」といいます。
どんなチームも、プレスディフェンスは必ずマスターしておくべきでしょう。
試合の流れを一気につかむ、そんな威力があるからです。
組織的なプレスディフェンスを、わかりやすく解説します。
(7)プレスされたときのオフェンス
相手がプレスをしてきた。そのとき、試合の分かれ目です。
- プレスにハマってしまうのか
- ボールを安全に運べるのか
ここで勝負が決まります。
プレス運びは精神論ではありません。
組織的なチームオフェンスなのです。
(8)リバウンド、ルーズボール
「リバウンドを制するものは、試合を制する」
という金言があります。
ボールの所有がすべてのバスケットボールにおいて、リバウンドとルーズボールの重要性は、どれほど強調しても、強調しすぎることはありません。
どのようにボールを取るのか、その方法や考え方をお伝えします。
(9)ハーフコートの重要性
バスケだけでなく、サッカーやラグビーなど、あらゆる球技が堅守速攻という合言葉をいいます。
でも、わたしはあえてこう言いたい!
バスケットボールの80%は、結局ハーフコートの攻防です。
この大事な考え、ぜひあなたにお伝えしたいです。
(10)セットオフェンスの7種類
大事なハーフコートのオフェンス、それまた基礎がセットオフェンスです。
セットオフェンスには7種類があります。
どれが正解というよりも、チームの選手の特徴に合わせて、使い分けられるようにしたいものです。
その考え方をこの記事で説明します。
(11)NBAでよくあるセットオフェンス
NBAでは基本となる7つのセットプレイ以上に、さらにハイレベルなプレイをしています。
すべてをマネするのは難しいかもしれませんが、「こういったアイデアもある」というのを知っていることは、必ずあなたのプラスになるはずです。
(12)アドバンテージを取ろう
「アドバンテージ」の瞬間が見抜けたら、コーチとしても、選手としても、一流の証です。
「ただシュートが入ればいい」というのではなく
「ディフェンスがズレた」という瞬間を、しっかりと実感すること。
この記事で、アドバンテージの真髄を理解してください。
(13)ディフェンスのローテーション
オフェンスにアドバンテージを取れらないように、ディフェンスも組織で守る必要があります。
1人が抜かれてたら、次の人がカバーするのですが
- 誰が行くのか
- 誰が行かないのか
- いつ行くのか
ということを明確にしておくことで、ディフェンス力が向上します。
(14)オフェンスの合わせ方
ディフェンスがローテーションで守ってきたら、次はオフェンスが合わせる番です。
- どこに
- いつ
- 誰が
どう動くのか。
ただ「合わせろ!」と叫ぶだけではダメです。
組織として「なるほど」と思えるように、選手に説明してあげてください。
(15)ボールスクリーンの基本
スクリーンは「壁」という意味です。
ディフェンスを壁にぶつけて、強制的にノーマークをつくるプレイになります。
現代バスケの戦術もスクリーンが中心になっています。
試合のレベルが上がれば、ただ走ったり、動いたりするだけでは、差が生まれません。
わたしはそう考えています。
(16)ボールスクリーンのかけ方
スクリーンをかけるといっても、ただ立てばいいのではありません。
- 角度
- タイミング
- かけた後の動き
など、実は多彩な選択肢があります。
基本からNBAでのテクニックまで、わかりやすくお伝えします。
(17)ボールスクリーンへの合わせ方
スクリーンプレイを成功させるには、実はスクリーン以外の3人が重要です。
周りの選手が、スクリーンの「じゃま」をしてしまうのか。
それとも、スクリーンに「合わせる」のか。
ここが大きな差になります。
戦術的な理解にもつながる、とても大事な部分です。
(18)ボールスクリーンの守り方
スクリーンは特別な方法ですから、それに対する守り方も、特別なものになります。
スクリーンディフェンスができるチームは、相手に攻めるきっかけを与えません。
チームディフェンスのとても大事な部分になります。
(19)ボールスクリーンに対するオフボールディフェンス
オフェンスと同じように、ディフェンスでも「周りの3人が大事」ということが言えます。
スクリーンに直接関係のない3人が
- カバーに出られるのか
- カバーに行けないのか
ここがかなり大きな違いになります。
(20)ハンドオフプレイの攻防
ハンドオフとは「手渡しパス」のことです。
ドリブルする選手にスクリーンするだけでなく、ボールを持ってる人に近づいて「手渡しパス」をもらうことも、効果的なスクリーンになります。
とすら、わたしは思っています。
(21)オフボールのスクリーン
ボールマンが攻めるだけでなく、ボールを持たない「オフボール」が攻めるチームは、本当に強くなります。
ボールを持たない人同士なので、動きのパターンが多くなります。
オンボールだけでなく、オフボールスクリーンも、同時に教えていくべきです。
(22)複雑なスクリーンプレイ
NBAでよく見るスクリーンプレイを紹介します。
少し難しいこともありますが、どれもすぐに試合で使えるアイデアです。
たんなる形だけでなく「何のために」という考え方を理解するのが、すごく重要なところです。
そのあたりをぜひお伝えしたくて、この記事は書きました。
(23)オフボールスクリーンに対するディフェンス
オフボールスクリーンは、ボールマンスクリーンよりも、多彩な動きがあります。
それに対するディフェンス方法も、理解しなくてはいけません。
オフェンスの練習と同時にディフェンスにも着目すると、すごく効果的です。
(24)アクションを組み合わせる
たとえば「ダウンスクリーン」など1つの動き単体を「アクション」と言います。
そのアクションを、いくつか組み合わせるというアイデアを紹介します。
あなたのチームにもつながるヒントが見つかるはずです。
(25)ホーンセット
- エルボーにセンター
- コーナーにフォワード
- トップにガード
というセットです。
牛のツノ(ホーン)のような形のオフェンスで、NBAなど世界中で使われているプレイです。
(26)ディレイセット
センターがあえてゆっくり(ディレイ)進んできて、オフェンスに参加するプレイです。
ゴール下に広いスペースを確保することが狙いです。
5アウトオフェンスです。
(27)モーションオフェンス
NBAサンアントニオスパーズは、歴代でもっともオフェンスがうまいチームでした。
そのチームが中心にしていた戦術が、モーションオフェンスです。
- モーションウィーク
- モーションストロング
という2つの柱について、わかりやすく解説します。
(28)ダイブ、フロッピー、ループ
- ダイブ・・・ゴールに向かって走り込む
- フロッピー・・・スクリーンを使って出てくる
- ループ・・・ぐるっと回る
という、NBAでよく見るパターンを解説しました。
オフェンスの始め方(エントリー)には最適です。
(29)スローインのプレイ
スローインは、必ず練習すべきです。
うまくいけば、簡単な2点を取ることもできます。
逆に失敗すれば、ボールを失って逆速攻になります。
どういうプレイをすれば、効果的なスローインになるのか。
その着眼点をお伝えします。
(30)タイムアウト明けのプレイ
タイムアウトは、作戦を話し合う時間です。
タイムアウト明けに、ただ何となくプレイに入るのはもったいない!
と決めておくことは、実はすごく有効なのです。
そのための考え方を、この記事でお伝えします。
(31)コーチの頭脳戦 チェスマッチ
バスケの結果は偶然によるものではありません。
1つ1つのプレイの積み重ねです。
- 相手が何をしているのか
- では、こちらは何をすればいいか
- すると相手はどうしてくるのか?
そういった頭脳の駆け引きこそ、試合を決めるのです。
具体的な実例とともに、チェスマッチをお話しします。
【3】チームづくり講座
ファンダメンタルや戦術が、チーム指導の中心です。
でも、それだけじゃ絶対にダメなんです。
なぜならば、選手は人間であり、チームは生き物だからです。
とわたしは断言します。
- 選手にバスケを好きにさせる
- 選手をやる気にさせる
- 選手に成長の習慣を身につけさせる
という部分が絶対に必要で、そのためにボトムアップ理論は、最高のチーム作りになります。
「令和スタイルの部活動」として、ぜひボトムアップ理論を学んでください。
(1)ボトムアップとは?
ボトムアップとは
- 選手1人1人が
- 主体的に考え、行動し
- ヘッドコーチが承認する
という組織づくりです。
この第1話をじっくり学んでいただけば、わたしの信じる指導法がわかっていただけるはずです。
ぜひここからお読みください。
(2)ミッションとビジョン
何のためにバスケをやるのか?
それがミッション(使命)です。
そのうえで、目標をするのがビジョンです。
この2つは、混ぜたり、逆転しないように気をつけましょう。というお話しです。
わたしはこの2つをちゃんと分けています。
(3)人づくり「挨拶・返事・3S活動」
チームとは、組織。
そして組織は「人」の集まりです。
人が育てば、必ずチームは良くなります。
人としての基本はこの3つ
- 挨拶
- 返事
- 3S活動(整理・整頓・掃除)
という3本柱を、「なぜやるのか」ということを中心に、わかりやすくお話しします。
わたしが安田学園で行ったボトムアップ指導
実際に、わたしのチーム「安田学園」で行った、実践報告です。
チームづくり講座の6つを、まとめたページにもなります。
いつまでの進化、成長するための記録として、このページに記します。
あなたへのメッセージ
このページをここまでお読みくださり、ありがとうございます。
わたしのブログ「バスケの大学」では、わたし自身のバスケ人生をすべてつぎ込んだものです。
指導法の手順は、ここのページにすべてまとめましたが、1つ1つの記事は常にアップデートしていきます。
- 悩みがあるとき
- 迷ったとき
- 確認したいとき
はぜひこのページに戻ってきてください。
わたしの自己紹介
三原学の自己紹介です。
かなり長文ですが、包み隠さずに書きました。
わたしの作品集(ポートフォリオ)
主にわたしの書籍を紹介します。
これからも、要望に応じて、バスケ界の役に立つ教材を作っていきたいです。
安田学園高校バスケ部
https://coach-mm.com/yasuda/
わたしの指導する安田学園バスケ部の紹介ページです。
- 入学希望の中学生
- その保護者の方
- 見学したい指導者の方
いつでもご連絡ください。
見学、合同練習などをいつでも受けつけています。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。
同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。
最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。