こんにちは、三原です。
今回は「バスケットボールのポジション 番号や位置など わかりやすく解説」というお話しです。
この記事を書いているわたしはバスケ指導歴16年ほど。
現役の高校バスケ指導者で「バスケの大学」ではバスケの悩み解決になる情報を毎日お届けしています。
まずはおおざっぱに分ける
バスケットボールは5人のスポーツです。
だからポジションは5つあります。
でも野球のピッチャー、キャッチャーみたいに
くっきりと分かれていないだけに、ちょっと理解しにくいですよね。
まず、簡単にイメージしてほしいのは
- アウトサイド
- インサイド
という2つに分ける考え方です。
3ポイントラインというのがコートには引かれていますが、
主に3ポイントラインの外側でプレイする人が「アウトサイド」
内側でプレイする人が「インサイド」です。

こんな感じで、
- アウトサイドが#1、#2、#3の3人
- インサイドが#4、#5の2人
くらいのパターンが多いです。
ポジションの番号と位置
さて、ポジションは5つに分かれます。
- ポイントガード
- シューティングガード
- スモールフォワード
- パワーフォワード
- センター
上から「1番→5番」なんて呼ぶことが多いです。
立ち位置はだいたいこんな感じです。
- ポイントガード → トップ、一番ゴールから遠い位置
- シューティングガード → 45度
- スモールフォワード → 45度
- パワーフォワード → フリースローライン近辺
- センター → ゴール下
チームによってアレンジはありますが、これが基本と考えてもらってオッケーです。
#1 ポイントガード
では、アウトサイドの1人目、ポイントガードです。
- コート上の監督
- ドリブルでボールを運ぶ
- パスをフォワード、センターに出す
- 速攻の中心
マンガ「スラムダンク」では宮城リョータです。
司令塔ですね。一番大事なポジションかも知れません。
歴代の名選手だと
- マジック・ジョンソン
- ジェイソン・キッド
- ジョン・ストックトン
- ステフィン・カリー
この辺りの選手ですね。
#2 シューティングガード
シューティングガードは「スラムダンク」では三井くんです。
つまり「シューター」ですね。
- アウトサイドシュート
- ボール運びを手伝う
- 速攻でサイドを走る
- ディフェンスで相手のエースを抑える
この辺が主な仕事です。
アウトサイドからのシュートが一番の魅力ですね。
歴代の選手だと
- マイケル・ジョーダン
- コービー・ブライアント
などの「エース」と呼ばれる選手が多いです。
#3 スモールフォワード
これは「スラムダンク」では流川くんです。
バリバリの点取屋です。
シューターという意味では2番と似ていますが、
最大の違いは「インサイドもプレイする」ことです。
- アウトサイドシュート
- リバウンドに参加
- 積極的に1対1で攻める
流川くんはリバウンドも取るし、がんがんダンクに行きますよね。
積極的に攻める!というポジションです。
相手チームにも3番は能力が高い選手が多いので、
ディフェンスもできないといけません。
歴代の選手には
- レブロン・ジェームス
- スコッティ・ピッペン
- ラリー・バード
このあたりが有名ですかね。
レブロンを好きな人は多いですよね。あれが理想の3番です!
ここまでがアウトサイドの3人です。
#4パワーフォワード
ここからはインサイドの2人です。
パワーフォワードは「ゴール下よりはちょっと離れた場所」でプレイするイメージです。
- ハイポスト(フリースローライン近辺)
- コーナー
こういう場所ですね。
スラムダンクでは桜木花道が4番です。
花道はリバウンドに命をかけてましたが、
安西先生はジャンプシュートを教えて、
リングから遠いところでもプレイをさせていましたね。
それが4番のイメージです。主な仕事は、
- リバウンド
- ポストでパスをつなぐ
- 中距離のジャンプシュート
- ガードにスクリーンに行く
ということになります。
歴代の選手では
- ティム・ダンカン
- チャールズ・バークレー
- カール・マローン
この辺りが伝説の4番です。
ちょっと地味だけど「仕事人」みたいな人が多いです。
4番が勝敗のカギ、と考えるコーチはけっこう多いんですよ。
やりがいのあるポジションです。
#5 センター
最後はセンターです。
スラムダンクでは「ゴリ」です。赤木キャプテン。
リング下を支配して、チームの精神的な支柱でもあります。
- すべてのリバウンド
- あらゆるディフェンスのカバー
- ポストの1対1
- ディフェンスが寄ったらパスを出す
このあたりが主な仕事です。
背の高い選手が5番になることが多いですが、
同時に「ぶつかり合い」に強いことが求められます。
歴代の選手では
- シャキール・オニール
- アンソニー・デイビス
- アキーム・オラジュワン
- パトリック・ユーイング
そうそうたる名選手ですね。
体格にも恵まれた「選ばれしエリート」がセンターです。
複数のポジションをやってみよう!
いかがでしたか?
以上が基本的なポジションの解説です。
最後にひとつお伝えしたいことは
- 複数のポジションをやってみよう
ということです。
最近のバスケットを見ていると、年々レベルが上がっていて、
特定のポジションだけやっていれば良いという時代は終わりました。
- センターも3Pを打つ
- ガードもインサイドで攻める
みたいなことが必要です。
- カリーは1番ですが、2番みたいなシューターです。
- レブロンは3番ですが、ボール運びもします。
- ジョーダンは2番ですが、センターのポストプレイが得意でした。
こういう名選手に学んで、複数のポジションに挑戦しましょう。
その方が楽しいですし、上達します!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
三原学でした。それでは、また。
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