戦術講座

ボールスクリーン(ピック&ロール)のかけ方 【バスケ戦術講座 第16回】

こんにちは、三原です。

前回、ボールスクリーン(ピック&ロール)の基本について解説しました。

今回は、それをもう少し発展させていきます。

YouTubeでも解説しています。

音声だけでも楽しめるので、聞き流しでもでぜひどうぞ。

この記事は動画のレジュメって感じです。

スクリーンのかけ方

まずはスクリーンのかけ方です。

  1. 基本は「背中にノーマーク」
  2. フラットスクリーン

という2つがあります。

スクリーンは背中にノーマークができる

まずは基本。

スクリーンは、背中の向きによってどこにノーマークができるのかが決まります。

5は1を行かせたい方向に向けて、背中を向けるんです。

その背中に行けた瞬間がノーマークってことになります。

なので、スクリーンをかける向きによって、ノーマークになる場所が違うんです。

こうなると、角度がぜんぜん違うのわかりますよね。

フラットスクリーン

逆に、まったく角度をつけないで「たいら」にセットするスクリーンもあります。

フラット(たいら)スクリーンです。

フラットスクリーンのメリットは、1がどちらでも好きな方に行けるってことです。

背中がどちらかに向いていれば、ディフェンスにとっても、どっちを守ればいいのかがわかりやすいです。

でも、フラットに立てば、どっちに行くのかがわかりにくいですね。

なので最近では、フラットスクリーンを使うチームが多いです。

スクリーンの後の動き

さらに、話を発展させますね。

スクリーンした後に、どのようにすクリーナーが動くかによって、次のプレイが変わってきます。

基本の3つをおさらい

基本の3つは

  1. ロール
  2. ポップ
  3. スリップ

でしたね。

これらは前回の記事でお話ししています。

まだお読みでない方は、ぜひそちらもどうぞ。

 

さらに発展的な3つの動き

ここではさらに発展的な3つをお伝えします。

  1. ロールイン
  2. ショートロール
  3. ゴースト

この3つです。

ロールイン

これは「ポストアップしてパスをもらう」というプレイです。

  1. 5がピックしてダイブ
  2. 2がコーナーの4にスキップパス
  3. ローポストに入れる

という「三角パス」のプレイです。

パスの角度が変わるので、かんたんにローポストにパスが入るはずです。

 

ショートロール

スクリーナーのディフェンスX5がボールに向かって仕掛けてきたら、5は「短めのダイブ」をしましょう。

これをショートロールとか、ハーフロールとか言います。

ボールマンがダブルチームされたとき、5がゴール下まで行っちゃうと、距離が遠すぎてパスが出せません。

なので短めのダイブをして、バウンズパスをもらうべきです。

そこでボールをもらえば、そこから先は4対3のアウトナンバーになっているはず。

ゴースト

ゴーストはあんまり聞かない言葉かもしれません。

「おばけ」って意味です。

スクリーンするフリして、走り抜けるプレイをゴーストって言います。

https://twitter.com/coach_manabu/status/1339167492816527360?s=20

こうすると、ディフェンスは「あれ?」って思って、一瞬の遅れが出ます。

そこを1がドリブルで抜いていったり、5がパスをもらって3ポイントシュートを打ったりできます。

特にガード同士、フォワード同士のピック&ロールで使えるプレイです。

ちなみにPNRの意味

これは余談ですが、PNRという意味を覚えておきましょう。

これ、ピック&ロールって意味です。

海外の本とか、ブログとかを読むと、よく出てきます。

PNR、覚えておきましょう。

 

ABOUT ME
三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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