こんにちは、三原です。
バスケのファンダメンタル講座、第2回です。
今回はトリプルスレットポジションについてお話しします。
トリプルスレットは、バスケットボールのすべての基本となります。
YouTubeでもこの話はしていますので、ぜひ音声でも学んでください。
3つの脅威
トリプルスレットとは「Triple Threat」で、「3つの脅威」ということです。
先日、こういったツイートをしました。
自宅でできるシリーズ
ホーレスグラントの基本姿勢づくり
・ハンドリング
・ピボット
・トリプルスレット
なるほど。ボールを動かしたあとは基本姿勢に戻るわけですね。試合と似た状況のドリルです。— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) April 16, 2020
つまり、ボールを持った時にできることは3つありまして、
- シュート
- ドリブル
- パス
ができるんです。
で、これがどれもできる姿勢、というのがディフェンスにとっては怖いわけです。
- シュートと見せかけて、パス
- ドリブルと見せかけて、シュート
というような、先手を取られてしまうからです。
いつでも攻撃できる姿勢のことをトリプルスレットという。
3つのうち、何をされるかわからないから怖い。
これが基本姿勢の考え方になります。
姿勢のポイント
ポイントとしては、こちらにまとめました。
トリプルスレットがすべての基本です。
・シュート
・ドリブル
・パスどれでもできる「3つの脅威」のことで、ディフェンスにとって何がくるかわからない姿勢を作るのです。
ポイントはこちら
・ボールはあごの下
・顔はあげる
・膝は自然に曲げる
・足幅は広く
・リングを見る pic.twitter.com/8l4vlsUb9S— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) January 26, 2021
ボールはあごの下にキープしましょう。
あごの下が一番安全で、姿勢も保ちやすいからです。
そして、顔はあげて、リングを見る。
常にコートの状況が見れるようにしておきます。
膝は曲げて、足幅は広くします。
順番が大事
狙う順番は、
- シュート
- ドリブル
- パス
です。
ボールを持ったらトリプルスレットの姿勢を作るのがすべての基本になります。トリプルスレットとは「三重の脅威」ということで、シュート・ドリブル・パスが同時にできる姿勢です。
・まずシュート
・ドリブルで抜く
・パスを出すこの順番で攻撃を狙いましょう。
— 三原学@バスケの大学🏀 (@coach_manabu) May 9, 2020
まずは直接攻撃を狙いましょう。
- ディフェンスが下がっていたら、シュートを打つ
- ディフェンスが出てきたら、ドリブルで抜く
という2つの選択肢を狙うわけです。
それでも攻められなければ、最後にパス、という順です。
最初にパスやドリブルの人が多い
ここでなぜ順番を強調したかといえば、それは悪い癖がついている人が多いからです。
- ボールを持ったら、すぐドリブルする
- ボールを持ったら、すぐパスを探す
という人が多いんです。
こうなると、相手のやることが読めますから、ディフェンスからすれば怖くないわけです。
つまり、トリプルスレットになっていない。
指導者はこの悪い癖を見つけたら、丁寧に教えてあげましょう。
以上、トリプルスレットの解説でした。
次回は「ストップとターン」の解説をします。お楽しみに!
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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