こんにちは、三原です。
動画で学びたい人はこちらをどうぞ!
先日、こういったツイートをしました。
このツイートがなかなか好評でした。
ムーバー・ブロッカー・オフェンスは
- センターを2人使いたい
- 3アウト2インでオフェンスを組み立てたい
というチームに適しています。
最近は4アウトとか5アウトの「アウトサイド中心のオフェンス」が流行りでもあります。
でも、そんなオフェンスに対して
やっぱりセンターがちゃんといた方がいい。リバウンドも強いし。
4アウト、5アウトは不安定だよ
そんなふうに考えてる方は、ぜひこのオフェンスを参考にしてみてください
基本的な動き
まず、ムーバーとブロッカーの2つに役割が分かれています。
- ムーバー・・・ずっと動く人
- ブロッカー・・・ずっとスクリーンの人
ムーバーは、アウトサイドの3人です。
この図では、1・2・3がムーバーです。
![](https://coach-mm.com/wp-content/uploads/2022/02/Page-006.jpg)
そしてブロッカーは、センターの4・5です。
この図を見ると、2人ともスクリーンをかけてるのがわかりますね。
![](https://coach-mm.com/wp-content/uploads/2022/02/Page-007.jpg)
時計回りにぐるぐる
ブロッカーを起点にして、ムーバーがぐるぐる動き回ります。
1がドリブルをしました。
3がバックスクリーンを使って、ゴールに飛び込みます。
これにパスが通れば最高です。即2点!
![](https://coach-mm.com/wp-content/uploads/2022/02/Page-004.jpg)
まあでも、このパスが通ることってそんなに多くないですからね。
とりあえず、逆サイドの2にパスすることがほとんどでしょう。
こっちにパスです。
![](https://coach-mm.com/wp-content/uploads/2022/02/Page-005-1.jpg)
もちろん、これで2がシュートしちゃってもいいですよ。
でも、ディフェンスもがんばった。
そんなときはプレイを続けます。
今度は新しいボールマン2を起点に、時計回りに回るわけです。
![](https://coach-mm.com/wp-content/uploads/2022/02/Page-002.jpg)
![](https://coach-mm.com/wp-content/uploads/2022/02/Page-003.jpg)
このようにぐるぐる回るうちに、スクリーンに引っかかり、ディフェンスとのずれができます。
ずれができるまで、この動きをくり返す
それがムーバー・ブロッカー・オフェンスです。
もちろん、反時計回りでもOK
なるほど!
ずれができるまで、ぐるぐる回るのか!
ということがわかったところで、あらためて先ほどのツイート(動画)をご覧ください。
意味が深く理解できるはずです。
左右どちらに回るとかっていうのは、もちろんどちらでもOKです。
ただ、1回のオフェンスで逆回りを何度もやっちゃうと、あんまり効果がない気もします。
ディフェンスが遅れるところに、逆回りしちゃうんですからね。
なので同じ方向で24秒間はぐるぐる回るのがいいですよ。
スクリーンの使い方は4パターン
基本的な動きは以上なんですが、オプションとして覚えておくべきは、スクリーンの使い方です。
こちらのツイートをどうぞ。
スクリーンの使い方には基本的に4つあります。
この動きを使い分けられるかが、ディフェンスとの駆け引きになります。
ムーバー・ブロッカーでは、片方のサイドでダウンスクリーンして、逆ではバックスクリーンをしています。
でも、スクリーンの使い方は、同じようなものです。
練習方法は2対2
ムーバー・ブロッカーの練習方法は、
2対2 プラス パッサー
これをやることをおすすめします。
こんな練習です。
![](https://coach-mm.com/wp-content/uploads/2022/02/Page-008.jpg)
最初のうちは、ディフェンスをつけずに、シュートドリルとして行うのがいいでしょう。
慣れてきたら、軽いディフェンスをつける。
そして、最後は本気のディフェンス。
という順番で練習をすると、スクリーンの使い方を覚えるはずです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ぜひあなたのチームの参考になれば嬉しいです!
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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