こんにちは、三原です。
動画で学びたい人はこちらをどうぞ!
先日、こういったツイートをしました。
このツイートがなかなか好評でした。
ムーバー・ブロッカー・オフェンスは
- センターを2人使いたい
- 3アウト2インでオフェンスを組み立てたい
というチームに適しています。
最近は4アウトとか5アウトの「アウトサイド中心のオフェンス」が流行りでもあります。
でも、そんなオフェンスに対して
やっぱりセンターがちゃんといた方がいい。リバウンドも強いし。
4アウト、5アウトは不安定だよ
そんなふうに考えてる方は、ぜひこのオフェンスを参考にしてみてください
基本的な動き
まず、ムーバーとブロッカーの2つに役割が分かれています。
- ムーバー・・・ずっと動く人
- ブロッカー・・・ずっとスクリーンの人
ムーバーは、アウトサイドの3人です。
この図では、1・2・3がムーバーです。
そしてブロッカーは、センターの4・5です。
この図を見ると、2人ともスクリーンをかけてるのがわかりますね。
時計回りにぐるぐる
ブロッカーを起点にして、ムーバーがぐるぐる動き回ります。
1がドリブルをしました。
3がバックスクリーンを使って、ゴールに飛び込みます。
これにパスが通れば最高です。即2点!
まあでも、このパスが通ることってそんなに多くないですからね。
とりあえず、逆サイドの2にパスすることがほとんどでしょう。
こっちにパスです。
もちろん、これで2がシュートしちゃってもいいですよ。
でも、ディフェンスもがんばった。
そんなときはプレイを続けます。
今度は新しいボールマン2を起点に、時計回りに回るわけです。
このようにぐるぐる回るうちに、スクリーンに引っかかり、ディフェンスとのずれができます。
ずれができるまで、この動きをくり返す
それがムーバー・ブロッカー・オフェンスです。
もちろん、反時計回りでもOK
なるほど!
ずれができるまで、ぐるぐる回るのか!
ということがわかったところで、あらためて先ほどのツイート(動画)をご覧ください。
意味が深く理解できるはずです。
左右どちらに回るとかっていうのは、もちろんどちらでもOKです。
ただ、1回のオフェンスで逆回りを何度もやっちゃうと、あんまり効果がない気もします。
ディフェンスが遅れるところに、逆回りしちゃうんですからね。
なので同じ方向で24秒間はぐるぐる回るのがいいですよ。
スクリーンの使い方は4パターン
基本的な動きは以上なんですが、オプションとして覚えておくべきは、スクリーンの使い方です。
こちらのツイートをどうぞ。
スクリーンの使い方には基本的に4つあります。
この動きを使い分けられるかが、ディフェンスとの駆け引きになります。
ムーバー・ブロッカーでは、片方のサイドでダウンスクリーンして、逆ではバックスクリーンをしています。
でも、スクリーンの使い方は、同じようなものです。
練習方法は2対2
ムーバー・ブロッカーの練習方法は、
2対2 プラス パッサー
これをやることをおすすめします。
こんな練習です。
最初のうちは、ディフェンスをつけずに、シュートドリルとして行うのがいいでしょう。
慣れてきたら、軽いディフェンスをつける。
そして、最後は本気のディフェンス。
という順番で練習をすると、スクリーンの使い方を覚えるはずです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ぜひあなたのチームの参考になれば嬉しいです!
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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