こんにちは、三原です。
今回は「シャッフルカットのオフェンス」というお話です。
今日のシャッフルオフェンスは、ノースカロライナ大学のディーン・スミスが好んで使用したオフェンスです。
シャッフルオフェンスはなにが良いか?
- ドリブルを使わない
- パスとスクリーンで攻める
- ゴール下のシュートが増える
- 全員が均等にシュートチャンスを持てる
ではさっそく解説します。


- #1から#3にパスをします
- 同時に#5が逆サイドのハイポストに移動

- #1はアウェイ(邪魔にならないようにどく)
- #5がスクリーン
- #2がななめのカット
この#2のカットを「シャッフルカット」と呼んでいます。

- #2にパスが入らなければ
- #1にパスを返す
- #5は逆サイドに移動
- #4は45度に上がる

- #4に展開パス
- #3がシャッフルカット
#3のシャッフルカットは、とても引っかかりやすいです。
わたしが思う「引っかかるスクリーンの条件」である
- さっきまでボール持っていた人に
- バックスクリーン
というプレイだからです。
これは通称「ビックリ・スクリーン」と、わたしは勝手に呼んでいます。

- #3にパスが入らなければ
- #1から#2にパスを展開
- #5は逆サイドへ

- #4がシャッフルカット
- ビックリ・スクリーンだから引っかかりやすい
プレイの基本としては、以上です。
左右対称に動いて「シャッフルカット」をくり返します。
ポジションごとの動きとしては
- #1はトップだけ動く
- #5はハイポストだけ動く
- #2、#3、#4はシャッフルカットをくり返す
これだけです。
シャッフルオフェンスはいろいろな方法がありますが、
今回紹介しているのは中高生でもできるような最もシンプルなものです。
簡単でしょ?
このオフェンス最大の魅力は
- パスだけで
- ゴール下のノーマークが作れる
ということです。
さて、基本以外のオプションとして、いくつか紹介します。

- シャッフルカットにディフェンスが下がったら
- またはスイッチしたら
- ハイポの#5がノーマーク
- #5は即シュート or ドライブ
センターも常にボールをもらう意識でいましょう。
次は、動きの中で一瞬「片側サイドが1人」になることを利用したプレイです。


- #2がパスをもらう
- 即ドライブ

- ディナイが来てれば
- バックドアに抜ける
この2つは、大学時代のマイケル・ジョーダンが得意としていました。
これでガンガンとダンクを量産です。
最後に、トップの#1がディナイされてパスが止まった時。
この場合はスクリーンでポジションチェンジします。



以上がシャッフルカットのオフェンスになります。
- パスとスクリーンでインサイドを攻める
- みんなが均等にチャンスがある
という考え方の優れたオフェンスです。
ぜひあなたのバスケットにお役立てください。
最後までお読みくださり、感謝しています。
三原学でした。それでは、また。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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