こんにちは、三原です。
あなたが指導者なら、ベンチからこう叫んだこと、ありますよね?
もちろん、わたしはあります。
でも、具体的に
- どうやって
- どのように合わせたらいいのか
- 何のために、合わせるのか
意外とそこを指導するのは難しいものです。
この記事では、合わせを具体的に、わかりやすくお伝えします。
YouTubeでも解説しています。
音声だけでもある程度学べるはずなので、聞き流しでぜひどうぞ!
そしてこの記事は、動画のレジュメみたいな感じで、ざっくりとお読みください。
合わせの目的は「アドバンテージ」
合わせの目的。
これはアドバンテージを取る!です。
- ペイントアタックする
- クローズアウトを発生させる
- 何度もクローズアウトさせる
これがアドバンテージという状態です。
アドバンテージについて詳しくは、こちらの記事をお読みください。
合わせの方法3つ
その3つはこちら。
- スポットアップ
- サークル
- カット
です。
スポットアップ
スポットアップは「立ち止まっておく」ということです。
現代バスケの目的は「クローズアウトを発生させる」ことです。
1️⃣ズレをつくる
2️⃣ゴールにアタック
3️⃣まわりはスペーシングこの3つがそろえば、クローズアウトが発生です。ディフェンスは後追いになり、オフェンスは楽になる。どんな戦術も、結局はこれがすべて。
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) March 7, 2021
ドライブしたら、カバーがよります。
だからコーナーにいる3は、立ち止まっておくのが一番いい合わせです。
これが寄っちゃったら、スペースをつぶしちゃって、パスできないでしょ?
だから「とにかく動け」ということではなくて、立ち止まっておく「スポットアップ」も立派な合わせの選択肢だと覚えておきましょう。
サークル
次は動くときの約束事です。
「サークル」といいますが、ぐるっとうずまきのように回るんです。
こうすると、ディフェンスがカバーをしても、パスを出しやすくなります。
センターも同じで、サークルです。
2のドライブに対して、5がぐるっと動きます。
このツイート、わかりやすくていいですね。
・ドライブ
・サークルモーション
・キックアウト
・コーナースリー
という絵に描いたようなマブスのオフェンスですが、あちゃー、オフェンスファウルでしたね。たしかに、これはレフリーのグッドコールです。パス回しに見とれて見逃しそうですが、さすがのレフリーですね。
pic.twitter.com/mZJ8O6S6wm— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) August 12, 2020
唯一の例外はベースラインドライブ
ただし1つだけ例外は、ベースラインドライブですね。
こうドライブしたら、こう行きたくなりますね。
でも、それをやっちゃうと、角度的に、2から3へのパスが絶対に出ないんです。
なので、ベースラインドライブしたら、コーナーの3はステイ。
スパーズ ジノビリのハンマーパス🏀
・ベースラインドライブ
・逆サイドでフレアスクリーン
・コーナーにパスモーションオフェンスで逆サイドのフレアスクリーンは有効ですね。ディフェンスが広がるのでコートが広く使えます。
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) May 7, 2020
カット
最後はカット。
ボールのないところの動きです。
ドライブじゃなくて、ボールが止まっているときに、先にオフボールから動くのをカットと言います。
まず狙うは、バックカット。
ディフェンスがボールばかり見て、自分のことを見失っていたら、ディフェンスの背中を走り抜けちゃいましょう。
トップスピードでドライブすると、ディフェンスはみんなボールを見るので、バックカットが効きます。とくにコーナーからのカットは、ディフェンスががんばろうとすればするほど、ぽっかり空いて楽しいです😃🏀
pic.twitter.com/Y9iocbkBsy— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) December 20, 2020
バックカットには、ディフェンス2人を収縮させる効果もあります。
そして、バックカットにディフェンスが反応してきた。
そしたら、次にフロントカットです。
大事なのは、順番。
- バックカット
- フロントカット
の順です。
ということを覚えておきましょう。
ぜひ動画もみてください
この記事はレジュメって感じですが、動画ではもう少し詳しく解説しています。
「なるほど!」と思うところがあったら、ぜひ動画も見てみてくださいね。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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