コラム

「フットボール批評」にバスケの記事が載ります【テーマ:攻守の切り替えです】

こんにちは、三原です。

先日、ラジオでもお話しした内容です。

移動中に聞きたい方は、こちらを倍速再生でどうぞ!

 

さて、先日、こういったツイートをしました。

ある日突然、こんな連絡をいただきまして 、

株式会社カンゼンの「フットボール批評」を作っている者です。「攻守の切り替え」をテーマに、サッカーとバスケの共通点について特集を組みたいのです。ぜひインタビューに答えてもらえませんか?
三原さん
三原さん
わたしでよければ喜んで!

ということで、Zoomで取材を受けました。

1時間くらいの取材でした。

そこで話した内容は、主に次の通り。

  1. バスケはコートに名前がついてる
  2. 走るコース、プレイに名前がついてる
  3. 攻守の切り替えは多い方がいい?

わかりやすく、お話しします。

ちなみに、このフットボール批評は2022年3月7日発売です。

バスケ指導者の方にも良い学びになりますので、あなたにもぜひお届けしたいです。

バスケはコートに名前がついてる

バスケには、コート上にいろいろ名前がついてます。

たとえば

  • エルボー
  • スロット
  • ネイル

とかですね。

記者さんは、この記事を読んで「なるほど!」と思ったそうです。

コートの名称を覚えよう 【バスケ戦術講座 第3回】コート上の名称を覚えて、それをチームで共有することは、すごい大事です。 名前をつけておくことで、コミュニケーションが正確に、そしてスムーズになるからです。 例えば、あなたのチームで 「エルボーにフラッシュしろ!」 とか 「スロットにドライブしよう!」 とか言ったら、会話が通じるでしょうか? こういう専門用語で会話ができれば、お互いに伝えたいことが正確になり、そして短時間で済みます。なので、コート上には名前をつけて、それをしっかり覚えておきましょう。...

サッカーよりもバスケの方が、細かく決まってる印象を受けたそうで、「確かになあ」と思いました。

理由はおそらく、バスケの方がコートが狭いからです。

狭いってことは、ぶつかりも増える。

なので、コートの「陣取り合戦」が激しくなります。

コートに名前をつけて、明確に指示した方が、コーチも選手もやりやすいんです。

そんなアメリカンスポーツの文化が、この背景だとわたしは考えています。

 

走るコース、プレイに名前がついてる

速攻にしても

  • ウイング
  • リムランナー
  • トレーラー

という名前がついていることは、サッカーではめずらしいそうです。

【バスケットボール】速攻 アーリーオフェンスの方法【バスケ戦術講座 第4回】試合のほとんどはハーフコートの攻防になるのがバスケなんですが、ときどき決まる「速攻」は、たんなる2点ではありません。 速攻の2点は勇気をくれます。チームが盛り上がり、試合の流れが大きく変わるのです。 戦術を考えるときは、ハーフコートばかりではなく、オールコートからまず考えていきましょう。 この記事を読めば、良い速攻のイメージがつかめるはず。...

 

また、プレイの動きにも

  • バックドア
  • リプレイス

という名前がついてるのが、明確でいい。とおっしゃってました。

バスケの試合はどこを見る? 専門家になるための視点は「チャンクダウン」だ 【バスケ戦術講座 第1回】バスケの試合って、ただ見てるだけだと、驚くくらいプレイが見えないんです。シュートするまで、いろんなカットやスクリーンがあって、それがバラバラに分析できてはじめて「専門家」と言えます。コーチの方はこの記事をぜひお読みください。...

わたしがお答えしたのは

三原さん
三原さん
バスケもサッカーも「量より質」。短時間で効率的にと考えたら、プレイに名前をつけて、コミュニケーションが図りやすい方が、何かといいですよ

ということです。

 

攻守の切り替えは多い方がいい?

最後はサッカーとバスケの共通点について。

どちらも

  • 人が混ざる
  • 攻守が切り替わる

という共通点がありますね。

サッカーもバスケも

  1. セットディフェンス
  2. トランジションオフェンス(速攻)
  3. セットオフェンス
  4. トランジションディフェンス(戻り)

という4局面をぐるぐる回る競技です。

 

話の後半で、この「切り替え」についていろいろ語り合いました。

バスケもサッカーも「堅守速攻」が王道ですか?
三原さん
三原さん
はい。一般的にはそうです。でもわたしは、そうは思ってません
と言いますと?
三原さん
三原さん
堅守速攻は、相手よりも自分たちの方が能力が高いという前提の戦い方です。格上のチームに接戦で勝つことを狙うなら、あえてゆっくり攻めたりして、トランジションやリバウンドの回数を減らす方法が良いとわたしは考えてます
なるほど。それは新しい。

という持論を展開させてもらいました。

この記事にも詳しく書いてあります。

ハーフコートの大切さ 【バスケ戦術講座 第9回】多くのチームが「堅守速攻」をキーワードに、走って勝つことを目指します。でも、接戦になればなるほど速攻は出にくく、ハーフコートの攻防が多くなります。それを計画しないことは、無計画で試合をするようなものです。ハーフコートの重要性を、わかりやすく解説しています。...

3月7日発売です

ということで、バスケの話も取り上げてくださった「フットボール批評」は、2022年3月7日に発売です。

由緒正しきこの雑誌を、これを機に、ぜひあなたも手に取ってお読みくださいませ。

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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