コラム

【バスケ指導】なぜ声を出すのか?【声は技術です】

こんにちは、三原です。

バスケをしていてもっと声を出せ!と言ったり、言われたりしたこと、ありますよね?

でも、声を出す意味をしっかり説明するのって、難しいです。

この記事ではわたしなりにその答えをお伝えします。

声を出す意味がはっきりすると、あなたのチームの声がもっと出るようになります。

  1. シャウト効果
  2. オノマトペはわかりやすい
  3. コミュニケーションを図る
  4. 心拍数を上げる

この4つをおさえておきましょう。

動画講義はこちらです。

シャウト効果

声を大きく出すときは、力を出しやすいものです。

これがシャウト効果と言われて、科学的に証明されています。

よく見るのは陸上の円盤投げの選手ですね。

投げた後に「あーー!!」と叫んでいます。

これは単なるパフォーマンスではなく、力を絞り出しているんですね。

もう一つ、力を抜くためにもシャウト効果はあります。

肩に力が入りすぎたりするときに、大きな声で叫ぶと、無駄な力が抜けます。

ゴール下でファウルされながらシュートするときは、力強く打つ必要があります。

でも、ガチガチに力が入ると、細かいシュートタッチができません。

「あー!!」と叫びながらシュートすると、無駄な力が抜けて良いシュートが打てるのです。

オノマトペはわかりやすい

2行前に書いた「ガチガチに力が入ると、細かいシュートタッチができません」のガチガチという表現がオノマトペです。擬音ですね。

イメージを持ちやすく説明するためには、オノマトペを使う方が伝わりやすかったりします。

  • パッと飛べ
  • グッと力を入れろ
  • バタバタと足を動かせ

こんな説明の方が伝わりやすかったりします。

状況に応じてオノマトペを使ってコミュニケーションを図りましょう。

コミュニケーションを図る

バスケは5人でやるスポーツなので、連携が欠かせません。

無言の意思疎通だけでなく、声によって連携を良いものにしましょう。

  • パスをもらうとき、名前を呼ぶ
  • ディフェンスのとき「ボールいいよ!」と知らせる
  • 良いパスをもらったら「ありがとう」と伝える

声によるコミュニケーションは、すべて良い効果があります。

 

ちなみにディフェンスの原則は

  • ポジション
  • ビジョン
  • トーク

と言われます。

どれが欠けても良いディフェンスにならないものです。

その中にトーク(声)があります。

試しに無言でディフェンス練習をしてみましょう。

難しいし、つまらないものになります。

お互いの声がけによってプレイの精度が上がるし、

単純に盛り上がるのでやる気が高まるのです。

心拍数を上げる

過去の論文などを読むと、バスケの試合は1分間に160前後の心拍数でプレイが進むそうです。

心拍数について書かれている一番有名な本は吉井四郎さんの指導全書ですね。

試合中が160くらいであれば、練習中はより負荷をかけるイメージでやるべきです。

わたしは180以上を目標にするように指導しています。

心拍数の図り方はカンタンです。

15分ほど練習が行われて一区切りついたら、脈拍タイムを作ります。

そして6秒だけ、首の付け根に手を当てて脈を取ります。

その数を10倍すれば、1分間の脈拍が取れます。

ウォーミングアップの時に、大きな声を出すことは、心拍数を高めることで、その後のプレイが試合に似た状況にする効果があります。

必ず大きな声でウォーミングアップをしましょう。

まとめ:声は技術の3割です

これだけ良いことがある声、出さない理由がないですよね。

声を出すことを習慣にすべきです。

性格によっておとなしいとか、色々あると思いますが、

声を技術だと割り切って、声を出しましょう。

「自分は性格的に、ドリブルは練習しない」とか、ないですよね。

声も同じです。技術として割り切って声を出しましょう。

わたしは声を技術の3割として、生徒たちに教えています。

かなり多くの割合を占める、大事な技術だよ、というお話です。

ABOUT ME
三原学
三原学(みはらまなぶ)。1981年東京都生まれ。安田学園中学校高等学校教諭。同校高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ。「ボトムアップ思考」による選手主体のチームづくりを目指す。また、YouTubeやブログでわかりやすく戦術を解説する「バスケの大学」を運営。日本バスケットボール協会公認B級コーチ、B級審判員。早稲田大学大学院修士課程(人間科学)修了。
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