【バスケ】オフェンスの目的はアドバンテージの発生です【結論:クローズアウトを作りましょう】
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こんにちは、三原です。
先日こういったツイートをしました。
https://twitter.com/coach_manabu/status/1263053165936750595?s=20
オフェンスの目的は「シュートを打って決めること」です。
しかし、シュートならなんでも打っていいわけじゃない。
入りそうなシュートを打つために、ディフェンスを崩さなきゃいけません。
そのディフェンスが崩れた状態をアドバンテージっていいます。
アドバンテージの状態がどんなものか、体で覚えることができると、オフェンスはとてもうまくいきます。
逆にこれがわからないと、いくら技術を身につけても試合で良いシュートに結びつきません。
クローズアウトをつくる
クローズアウトとは、ディフェンスが後追いになっている状況です。
ディフェンスは左右のステップはかんたんについていくことができますが、前後のステップはむずかしいのです。
ボールを持った瞬間に、マークマンが遠くから追いかけてくる状況。
これがクローズアウトで、オフェンスが一番攻めやすい状況です。
アドバンテージをつくるとは、言いかえると「クローズアウトを発生させる」ってことなんです。
スモールアドバンテージとビックアドバンテージ
クローズアウトの発生をもうちょっと深掘りします。
ディフェンスの状況は4つの段階があ利ます。
- ディスアドバンテージ 1対2でディフェンスが完全に勝ってる
- イーブン 1対1「にらめっこ」状態
- スモールアドバンテージ 1カ所だけの、短距離クローズアウト
- ビッグアドバンテージ 2カ所以上の、長距離クローズアウト
ディフェンスの努力は「1」を目指してのプレイであり、オフェンスの努力は「4」を目指してのプレイ。
そうイメージするとわかりやすいと思います。
長い距離のクローズアウトを連続で発生させる。
ディフェンスがローテーションしないといけない状況をつくる。
ビッグアドバンテージを目指してオフェンスしましょう。
イメージをつかみやすいように、こちらのツイートもご覧ください。
https://twitter.com/coach_manabu/status/1253842050048380928?s=20
アドバンテージがある練習
アドバンテージの感覚を養うには、オススメの練習があります。
それは「最初から抜けてる状況で2対2や3対3をやる」ってことです。
https://twitter.com/coach_manabu/status/1249842239859085312?s=20
https://twitter.com/coach_manabu/status/1268344143215902721?s=20
ディフェンスを背中向きに立たせたり、横並びにしたり。そんなことをして最初からオフェンスが抜けてる状態でプレイを始めるのです。
こうすると、アドバンテージの感覚が身につきやすいのでオススメです。
シェルディフェンスをオフェンス練習として行う
もう1つ良い練習は、ディフェンスのローテーション練習をオフェンスの目的で行うことです。
シェルディフェンスについては、過去の記事で解説してますので、こちらもどうぞ。
さて、このツイートにもあるように、ディフェンスのローテーションのよくある練習ですが。
これをオフェンスの練習という視点で行いましょう。
https://twitter.com/coach_manabu/status/1267637149047967744?s=20
どんな練習でもそうですが、同じ内容でも視点を変えると身につくものが違う、ということはよくあります。
まとめ
- クローズアウトの発生がオフェンスの目的
- 1回のオフェンスで複数回のクローズアウトをつくろう
- アドバンテージの感覚を身につけるには、ドリルでやろう
- ディフェンスのローテーション練習を、オフェンス視点でやるのも効果的
- どんな練習も、視点を変えると違う効果がある
というお話です。
最後までお読みくださり、感謝しています!
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ありがとうございました。それでは、また。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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