コラム

ドリルとゲームセンス 2つの練習法 23-7-30 第1130回バスケの大学ラジオ

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

今日のラジオはこちら!

わたしはJBA公認A級コーチ養成講習会に参加しています。

そのなかで、1つ大事なキーワードを教わりました。

ゲームセンス

ゲームセンスとは、実際の試合によく似た状況で、自然と選手が技術を身につけるような練習方法のことです。

たとえば、パスを身につけるには対面パスとか、三角パスとか、いろいろあります。

でもこれら「ドリル」は、あまりに形にこだわった練習方法であり、実際の試合でこのような状況は起こらないというデメリットがあります。

一方でゲームセンスは

4人組が2チーム

それぞれのチームでパスの回数を競う

さきに20回パスを出せた方の勝ち

床にボールが落ちたらマイナス1点

というゲームにすると、競争性があり、より試合に近い形でパス練習ができるというものです。

途中でコーチが止めて

よりよりパスをするには、どうすればいいですか?

ボールを床に落としてしまう原因は、なんでしょうか?

とかを質問すると、選手の学びが深まります。

また、次の段階として

立ち止まっている人にパスをしてはいけません

というルールを追加すると、さらに難しくなります。

こういった練習方法をゲームセンスと言います。

これはFIBAのサイトに出ていた例を引用しました。

JBAこちらのサイトにもゲームセンスは記載があります。

ぜひ参考にしてください。

ゲームセンスをやると、選手の会話量が増えることが大きなメリットです。

ちなみに、わたしのチームでは日頃からゲームセンスを意識しています!

 

最後までお読みくださり、感謝しています。ありがとうございました。三原学でした。それでは、また。

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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