【バスケ】スクリーンの使い方【モーションオフェンス】
こんにちは、三原です。
モーションオフェンスで、スクリーンはぜったい必要なプレイです。
でもこれをお読みのあなたは
- スクリーンをうまく使う方法がわからない
- 試合でスクリーンをやってもうまくいかない
- スクリーンをどう教えていいかわからない
こうお考えではありませんか?
この記事ではスクリーンの仕組みを分解して、わかりやすく解説します。
動画講義はこちらです。
スクリーンは3つある
スクリーンは、自分の体をかべにして、味方をノーマークにするプレイです。
そして、かべに立つ方向によって3つの種類にわけられます。
- ダウンスクリーン
- バックスクリーン
- クロスコートスクリーン
この3つです。
スクリーンを上手に使うには、いま自分がどのスクリーンをしているかを意識することです。
そして3つのスクリーンは、それぞれ使い方のコツがちょっとちがいます。
なので、3種類あるんだってことを知るのは大事です。
ひとつずつ解説します。
ダウンスクリーン
リング方向に向かって、上から下にスクリーンすることです。
この図では45度にノーマークを作ろうとしています。

使う方法は4つありまして、
- レギュラー
- カール
- バックカット
- ポップバック
となります。
レギュラー
ディフェンスがふつうについてきた場合、まっすぐ上がります。
スクリーナーの背中にノーマークができるので、
そのまま上がってパスを受け、シュートです。
これがもっとも基本の動きになります。

カール
ディフェンスがもっとしつこい場合です。
スクリーンをぐるりと回るようにカールカットします。
パスが通ればレイアップです。

バックカット
ディフェンスがさらにしつこくて、コースに先回りしてるときです。
このときはレギュラーに動くぞ、と見せてゴール下に走りましょう。
目安はディフェンスと顔が並んだらバックカットですね。
ディフェンスのウラをつく、完ぺきノーマークになるプレイです。

ポップバック
ディフェンスとして一番かんたんに守る方法はスライドです。
スライドは、スクリーンとディフェンスの間をとおる方法です。

この間をとおった瞬間に、コーナーに広がりましょう。
これをポップバックといいます。
ディフェンスから遠ざかる動きでノーマークを作ります。

バックスクリーン
続いてバックスクリーンです。
下から上にスクリーンするプレイです。
ゴール下でノーマークを作ろうとしてます。

使い方は
- フロントカット
- バックカット
この2つです。
フロントカット
スクリーンに対して、ボールサイド側をとおるプレイです。
ディフェンスがスクリーンを警戒して、
リング方向に下がったときがフロントカットのチャンスです。
パスをもらえばレイアップですね。
まずはフロントカットを狙いましょう。

バックカット
フロントカットを守ってきたら、その逆をつきます。
ボールサイドの逆を走ります。
パスはフロントカットよりもむずかしくなりますが、
パスが通ったら完ぺきにノーマークです。
バックスクリーンはノーマークを作りやすいので、
どんどん使っていきましょう。

クロスコートスクリーン
これはセンター同士のスクリーンです。
コートを横切るので、クロスコートスクリーンですね。
ボールから遠ざかる動きなので、
わたしはマイナスのスクリーンと呼んでます。

使い方は2つ
- ローカット
- ハイカット
ローカット
上にいくと見せて、下を通ります。
下を通るのでローカットです。
この動きはパスが通るとゴール下でシュートできるので、
まずはローカットを狙います。

ハイカット
ローカットと見せて、ハイポストに上がります。
ディフェンスがローカットを警戒して下がったら、
ハイカットのチャンスです。

ディフェンスを正面におけ
すべてのスクリーンに言えることは、
ディフェンスをまっ正面に置くこと、これがコツです。
ディフェンスが目の前にいないと、スクリーンはかからないからです。
たとえば、バックスクリーンの場面で、
ディフェンスがスクリーンに気づいて2の横に位置をずらしたら、
もうスクリーンはかかりません。

なので一度フロントカットと見せかけて、
ディフェンスを自分の目の前に引きつけましょう。


そして正面に立ったら、急に逆をついてスクリーンを使います。
これでバチっと引っかかりますよ。
まとめ:ディフェンスを読みましょう
ここまで読んでいただいて、
- 細かいな
- 多いな
- 難しいな
そう思ったことでしょう。
でも、すべてのプレイは「ディフェンスを読んで逆をつく」これだけです。
ちょうどジャンケンの後出しのようなものです。
- 自分がこう動けば
- ディフェンスはこう動く
- だからこれができる
という3手先を読むことです。
これがわかればスクリーンはうまくなりますよ。
スクリーンでディフェンスを読むことができれば、
バスケにすべて共通する駆け引きがうまくなります。
最後までお読みくださり、感謝しています!
この記事に共感してもらえたら、「バスケの大学・図書館」ものぞいてみてください。
あなたのようなバスケ大好きな方には、きっとお役に立てる資料があるはずです。
わたしの作品集ページになっています。
ありがとうございました。それでは、また。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
バスケの指導は不思議なもので、やればやるほど何が正解か、わからなくなります。
そういうわたしがそうでした。
最初は自信満々で指導を始めたものの、悩みが生まれ、やればやるほど難しく感じます。
でも、だからこそ学び続けることが大事なんです。
わたしは指導歴18年ですが、これだけやっていると、昔は悩んでいたけれど、今はもう解決していることが、けっこうあります。
「このことを10年前に知りたかったな」が、いろいろあるんです。
なので、それをあなたにお伝えしたいと思います。
- メールは2日に1回配信
- バスケの指導者向けの講座です
- わたしのチームづくりのノウハウを
- できるだけ短く
- わかりやすくお届けします
- わたしから課題を配信したり
- あなたの質問、相談にものります
わたしといっしょに、チームづくりの勉強をしませんか?
もちろん完全に無料なので、ご安心を。
今なら、特典教材「練習メニューの作り方」もプレゼントしています。
ぜひメルマガ講座でお会いしましょう!
いつでも解約できますので、お気軽にどうぞ。
ありがとうございました。それでは、また。