ディフェンス

オフボールの重要性 【バスケ理論】

こんにちは、三原です。

お読みくださり、感謝しています。

今回は「オフボールの重要性」というお話をさせて頂きます。

この記事を読むメリット

  1. バスケットボールは「ボールを持たない時間」が大事だと理解できる
  2. オフボールの重要性を選手に考えさせる方法がわかる

バスケットボールにおけるディフェンスについて解説してきました。

特に今まではボールマンを守る方法についての内容でした。

→ 詳しくはこちらをお読みください。

今回からは「オフボールディフェンス」、つまりボールを持たないディフェンスの話になります。

 

ですが具体的な技術の話に入る前に、オフボールの重要性について今回は触れたいと思います。

もしあなたが、

「1試合、40分フル出場したとして、ボールを持っている時間は何分ですか?」

と聞かれたら、答えられますでしょうか?

あるときはボールを2秒持ち、パス。

ドリブルを3秒して、シュート。

4秒ドリブルをして、ピボットして、パス。

こんなふうに、その秒数を足し算していくと、1試合で何分になるでしょう?

昔私が、チームのポイントゲッターにこの質問をしました。

その選手は少し考えながら、

「・・・・・・10分くらいですかね?と答えました。

私はなぜこの質問を彼にしたのか。

この選手はとても良い選手でしたが、いつでもボールを欲しがり、無茶なシュートも多い選手でした。

またボールを持たない時間=休憩時間、のようなプレイしかできなかったのです。

つまり、オフボールの重要性を教えたくて、そのきっかけとしてこの質問をしたのでした。

 

さて、質問の答えですが、正解は「2分」です

仮に、両チームの選手が5人ずつ、計10人、全員がフル出場したとします。

ボールを持つのは10回に1回ということになります。

試合時間は40分なので、それを10で割ると「4分」。

この計算上は「1人がボールを持つ時間は4分」となります。

しかし、どちらのボールでもない時間、つまり「リバウンド」や「ルーズボール」の回数というのは試合中に相当数あります。

おそらく最大でも4分もボールを持つ機会はないでしょう。

私は経験上、持っても2分だと考えています。

実はバスケットボールは、最大でもたった2分くらいしか、ボールを持てない競技なのです。

 

もちろんこの2分が大事だからシュートやパス、ドリブルの練習をするのですが、

それ以上に「38分間もあるオフボールの時間」を大切にするべきなのです。

この説明をしてから、例の選手は腑に落ちたのか、オフボールを動きに注目し始めました。

オフェンスではスクリーンに動き、リバウンドに参加し、ディフェンスはボールを持たせないようにがんばりました。

オフボール=休憩、ではなくなったのです。

結果が良くなったことは言うまでもありません。

 

オフェンスでもディフェンスでも、「38分間はオフボール」ということを覚えておきましょう。

オフボールの過ごし方が、ボールを持った時の質を決めます。

ディフェンスでは、ボールを持たれたらがんばる、ではなく、

ボールを持たれる「前」こそがんばる!

これがわかっているチームは強いディフェンスができます。

結果的に、安定して試合に勝つことができるのです。

最後までお読みくださり、感謝しています。

ありがとうございます。

三原学でした。それでは、また。

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三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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