こんにちは、三原です。
今回は「『ハイフレックス』小さいチームにオススメのセットオフェンス」というお話です。
この記事を読むメリット
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「フレックスオフェンス」はもっとも守りづらいセットオフェンスの1つです。
フレックスについての基本的な解説はこちらをクリックしてください。
さらに、前回の記事では「大きいセンターがいる場合は、フレックスをこのように工夫する」というセットオフェンスを紹介しました。
大きいセンターがいる場合のフレックスはこちらをクリックしてください。
今回は「背の小さい選手しかいないチーム」が行うフレックスです。
フレックスのメリットをまとめると
- 守りづらい連続のスクリーン
- 時間をかけてパスをくり返す
- ゴール下 or ハイポストがシュートチャンス
というオフェンスです。
もともとが「大きなセンターがいなくても攻められるオフェンス」です。
しかし、あきらかに相手チームとの身長差が大きい場合、もうひと工夫すべきです。
結論としては「ハイオフェンス」です。
つまり「全員がフリースローラインより上に上がる」というセットにします。
普通のフレックスと見比べると
- ポジションは同じ
- 立ち位置がフリースローラインより上
という違いがわかると思います。
ふつうのフレックスはこれです。
立ち位置だけ上に上げたら、動きは同じです。
- #1が#2にパス
- #5が#3にバックスクリーン
- ゴール下にパスが通って、シュート
ハイフレックスにすると、このゴール下のスペースが広いのです。
広いから、小さい選手でも、楽にシュートできます。
- 立ち位置を上にする
- ゴール下が広くなる
- パスが通りやすい
- シュートが打ちやすい
というのがハイフレックスのメリットです。
#5のスクリーンをして#3がカットしたけど、パスが通らなかったら、
フレックスの動きを続けます。
- スクリーンした#5に
- #1がスクリーン
- #5はトップに上がる
この図のようになります。
ハイフレックスのデメリットがあるとすれば、
- #5がノーマークになる位置が高い。
- 高いからシュートしずらい。
ということです。
普通のフレックスだと、このスクリーンで
- ハイポストがノーマークになる
- 近いからシュートがしやすい
- しかし、ハイフレックスだと
- 3Pラインの外でノーマーク
遠いからシュートが難しくなる
この違いがあります。
動きそのものは同じです。
ただし、全員がフリースローラインより上にいるのでゴール下が広くなる。
それがハイフレックスです。
小さいチームだったら、フレックスに限らず「ハイセットにする」というアイデアは使えます。
- 全員をフリースローラインより上に上げる
- ゴール下を広くする
- ゴール下にカッティングしやすくする
この考え方のもと、いろいろなハイセットは作れると思います。
ぜひハイフレックスをヒントに、いろいろと試してみてください。
最後までお読みくださり感謝しています。
三原学でした。それでは、また。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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