オフェンス

【バスケ】エイトオフェンス 小さいセンターを生かすマンツーマンオフェンス

こんにちは、三原です。

これをお読みのあなたは

  • 小さいセンターでも攻めやすいオフェンスはないかな?
  • 他のチームとちょっと違ったセットプレイを教えたいな。
  • 無駄なドリブルを減らしてオフェンスしたいな。

そんなことをお考えですね。

この記事ではその悩みを解決します。

エイトオフェンスという方法の紹介です。

3アウト2インなのですが、センター2人をインサイドに固定せず、常に走ってボールを受けるような戦術です。

これをやれば小さいセンターでもインサイドでボールを持つことができます

動画講義はこちらです。

基本の動き

まずは5mの5角形を作ります。

センターは#4と#5です。

最初からポストに立たず、コーナーに広がっておきます。

この形から8の字を描くようにカットするので「エイト」なのです。

ボールを#1から#2、#4とパスしてコーナーに落とします。

#2はバスケットカット。

パスが通ればリターンパスでレイアップです。

ふつうはこのパスは入りません。

なので#1に返します。

そして#2は#5にスクリーンします。

#5はスクリーンを使ってポストに上がります。

ポストでパスを受けてシュートです。

ここにもパスが入らなければ、パスを逆サイドに展開です。

スクリーン後、#2は外に広がりましょう。

ボールが逆サイドに行ったら、今度は#5が#4にスクリーン。

#4がポストでボールを受け、シュートです。

こうするとまた5角形に戻るので、何度もくり返します。

8の字を描くオフェンスです。

コーナーにボールを持つ意味

このオフェンスの特徴は、ボールをコーナーに落とすことです。

ボールがコーナーにあると、ディフェンスはボールとマークマンの両方を見ることができなくなります。

ボールとマークマンの両方を見るのはディフェンスの基本ですよね。

その視野を失わせるわけです。

結果として、リングにカットするプレイがしやすくなります。

ハンドオフを使おう

エイトの動きをしてポストで#4、#5がシュートに行けることが理想です。

でも、背の低いセンターは、1対1でシュートすることが難しいこともあります。

そんな時はハンドオフを使いましょう。

パスを入れた人が手渡しパスをもらうために走り込んで、2対1を作るのです。

これはとても有効なプレイです。

最近だとこの考え方で行うスパイラルオフェンスというのが注目されています。

とても面白いオフェンスなので、ぜひこちらもご覧ください。

わたしが書いた過去記事はこちらです。これだけでも十分理解できますよ。

【バスケ】スパイラルオフェンス 小さいセンターが生きるセットオフェンスセンターが制限区域を交差して動く スパイラルオフェンス。背が低いセンターが 生きるためのチームプレイです。...

まとめ:行きたいところは空けておけ

シュートするならゴール下でシュートしたいです。

ゴール下なら確率が高いシュートが打てる上に、ファウルももらえるからです。

さらにゴール下にディフェンスが収縮すれば、アウトサイドがノーマークになります。

インアウトのバスケットに繋がるわけです。

ここがポイントですが、そんなゴール下に最初から立ってはいけません。

あえて広がっておいて、行きたいところは空けておくのです。

この合言葉、背の小さいチームはぜひ覚えておきましょう!

ABOUT ME
三原学
三原学(みはらまなぶ)。1981年東京都生まれ。安田学園中学校高等学校教諭。同校高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ。「ボトムアップ思考」による選手主体のチームづくりを目指す。また、YouTubeやブログでわかりやすく戦術を解説する「バスケの大学」を運営。日本バスケットボール協会公認B級コーチ、B級審判員。早稲田大学大学院修士課程(人間科学)修了。
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