こんにちは、三原です。
- バスケがもっとうまくなりたい
- 1人でもできる練習方法が知りたい
そんなことを考えていませんか?
個人練習としてはハンドリングやドリブルがありますが、
実は「ピボット」も大事なんです。
そしてそれを練習する方法が「シェービングドリル」です。
動画講義はこちらです。
ピボットがうまくなると良いこと
バスケットボールの技術は、ざっくり分けて
- シュート
- シュート以外
の2種類に分かれます。
シュート以外の技術としては、細かく見ていると
- パス
- ドリブル
- キャッチ
- フットワーク
などですね。
そのすべての土台が「ピボット」なのです。
ピボットが踏めると、自分の体を自由自在に動かせるようになります。
バスケにはトラベリングのルールがありますから、
ボールを持っている人は歩けません。
だから軸足をつけておいて、片方の足だけ動く「ピボット」をするのです。
ピボットができると
- パスの範囲が広くなる
- ドリブルでディフェンスを抜ける(突き出し)
- パスをキャッチするとき、ミートがうまくなる
こういうすべてのプレーがうまくなります。
わたしは初心者が初心者を卒業するひとつの目安として、ピボットを踏めるようになるかどうかだと考えています。
ドリルのやり方
エンドラインと制限区域が交わるところにプレイヤーが並びます。
ボールはひとつです。
ボールをもらいに#1がフリースローラインに上がります。
そして#2からのパスを受けて、ドリブルです。
ドリブルは、自分がもともと並んでいた方向に進みます。
ドリブルを終えたらピボットを踏んで、次の人にパスをします。
これを続けます。
ドリルとしては何てことないのですが、この動きに「シュート以外」のすべてが含まれています。
最初はディフェンスなしで、ゆっくりやり、慣れてきたらスピードを出します。
そして、最後はディフェンスをつけて試合と同じスピードにします。
ピボットは6種類
ストップには
- ジャンプストップ(両足同時ストップ)
- ストライドストップ(1・2で止まるストップ)
この2種類があります。
シェービングドリルではストライドストップを使いましょう。
ボールをキャッチする時に
- リングに体を正対させる「前向きストップ」
- リングに背中を向ける「後ろ向きストップ」
この2つがあります。
さらにターンの仕方も2つあっって
- 「前回り」のフロントターン
- 「後ろ回り」のフロントターン
です。
あとは1・2のストップではなく「片足ストップ」があります。
右から来たボールを、右足でストップする方法です。
これを「外足(アウトサイドの足)」と言います。
まとめると、ピボット方法は6種類で
- 前向き、前回り
- 前向き、後ろ回り
- 後ろ向き、前回り
- 後ろ向き、後ろ回り
- 前向き、外足
- 後ろ向き、外足
これを身につけておけば、すべての動きがまかなえるはずです。
まとめ:ボールキープ力が心の余裕を生みます
シェービングドリルでボールをキープする力がつけば、
ディフェンスにボールを取られませんから、心に余裕が生まれます。
ディフェンスをよく見てプレイすることができるのです。
- 余裕がある
- ディフェンスをよく見ることができる
- 状況判断が正しくできる
- プレイがうまくいく
という好循環が生まれます。
このドリルで正しいボールキープ力を習慣にすれば、
すべてのプレイがうまくなると信じて練習してください。
【参考文献】
わたしが一番くり返し読んだ本です。1964年東京オリンピック男子日本代表のヘッドコーチ、吉井四郎さん伝説の名著です。ただのノウハウではなく、吉井さんの体験談が詰め込まれています。
この記事に共感してもらえたら、下の著書も読んでもらえると嬉しいです。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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