コラム

全中にクラブチームが参加OKになる? わたしは賛成ですね

こんにちは、三原です。

今日のラジオはこちら!

 

さて、今日の話題はスポーツ界においてけっこう大きな出来事です。

わたしが知るきっかけは、為末大さんのこちらのツイート

為末さんはすごく学びになる情報発信をされています。

諦める力』を読んでから、為末さんの情報はチェックしています。

ファンです。

こんなブログも過去に書きました。

#マナブの宿題 為末さんの「諦める力」を読んだ感想文こんにちは、三原です。 今日は読書感想文です。 というのも、先日YouTuberのマナブさんからこういった企画がありました。...

 

さて、話を戻しますが、

これに対して、わたしはこうツイートしました。

ここをちょっと深堀します。

指導者がほしい学校、体育館がほしいクラブ

ブラック部活、という言葉が出て久しいですが。

  • 専門でない人が部活をもたされる
  • やりたくない先生が部活をやらされる

ということがひとつの問題です。

その対極として、指導の専門家がちゃんといるのが、クラブチーム。

  • ライセンスを持った人が
  • 複数人で
  • 志の高い子たちが集まって

バスケができるというメリットが、クラブチームの良いところ。

この「学校」と「クラブ」というのは、相反するものを持っていると思っていて。

  • クラブは指導者がいる
  • 体育館がほしい

これに対して

  • 学校は指導者がほしい
  • 体育館がある

という関係になっています。

この2つが仲良くすることは、

  1. 学校の先生で部活をやりたい人は、クラブに登録できる仕組みにする
  2. やりたくない人は、無理に部活をやらなくていい
  3. 学校は、体育館を提供する
  4. クラブは活動場所に困らない
  5. 学校は、スポーツやりたい子にやらせてあげられる

というWinーWinの関係になります。

なのでわたしは

三原さん
三原さん
子どもたちがスポーツをする環境が良くなるので、クラブが入ることは賛成

というスタンスです。

 

少子化の競技存続にもなる

バスケは5人ですが、もっと人数の必要な種目はたくさんあります。

  • ハンドボール7人
  • 野球9人
  • サッカー11人
  • ラグビー15人

こうなると、少子化のご時世、単独校で人数をそろえることが難しくなります。

なので、複数の学校が合同で大会に出場することが、現時点で数多くあります。

であれば、クラブチームという選択肢があった方が、子どもたちのより良い活動につながるのも明らかです。

たとえば

  • 野球がやりたい
  • でも自分のチームには野球部がない
  • だからクラブチームに入る

という流れができるのは当然のことで、そのクラブチームが全中などの大会に出場できるとなれば、ますますクラブの価値が上がります。

 

さらに言えば、部活目当てで学校を選ぶことも、しなくてよくなります。

  • 偏差値の高いあの進学校に行きたい
  • でも、その学校はバスケ部が盛んじゃない
  • だから、別の学校にいく

という選択をしてる子はいるはず。

そして現状、クラブチームに入ったとしても、「クラブに入ると、魅力的な大会に出られないから。やっぱり部活がいい」と思う子や保護者の方は多いはず。

それが根底からくつがえり、

  • 学校は学校で、自分に合った学力を
  • 部活に入りたい人は部活で
  • クラブでバスケしたい人は、クラブに入る

という選択の自由、いわば「組み合わせの自由」が生まれるわけです。

そしてクラブも部活も、同じ選手権に出られるとなれば、文句なし。

バスケ界でいえば、Bリーグユースが生まれて、町クラブも盛んになっている。

この流れは、ますます加速することでしょう。

わたしは学校部活動の教員ですが、「クラブが盛り上がるのは賛成」というのは、以上のような理由です。

とはいえ、学校部活動の魅力も

とはいえ、学校部活動の魅力も、もちろんあります。

一言でいうと「学校だから」です。

  • 生活を共にして
  • 仲間と、先生と過ごす時間が長くて
  • 同じ人生を共有する

というところは、やっぱり学校の魅力かと。

クラブでも再現できるところはあると思いますが、

学校には学校にしかない魅力もあるのです。

校風にあったチーム作りをしている学校はステキですし、

それが地域に貢献しているって最高ですよね。

あとはお金。

やっぱり部活に比べて、クラブチームはお金がかかります。

経済的な理由によって、学校の部活だからこそ、子どもにスポーツをさせてあげられる。クラブだったらそれは厳しい。

というご家庭もきっとあるはずです。

とはいえ、クラブの方が日本バスケは強くなるよ

っていうご意見もあるかもしれません。

でもそこはわたしはちょっとクエスチョンです。

三原さん
三原さん
バスケ王国、アメリカは学校部活動ですからね

とわたしは切り替えしますね。

そこは直結しないかと。

でも、コーチはプロでしょ?

という意見にも

三原さん
三原さん
でも、UCLAのジョン・ウッデンとか、デマッサ高校のモーガン・ウッテンは学校の先生でしたよ

と言います。

単純に強くなるからクラブがいい、とは思わないです。

今後も注目しましょう!

ということで、わたしの意見を述べさせてもらいました。

クラブと部活の話題は、今後もますます話が進んでいくはずです。

引き続き注目していきたいです!

あなたのご意見があれば、ぜひYouTubeのコメント欄にてお聞かせくださいませ。

ありがとうございました。

三原学でした。

それでは、また!

 

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
バスケの大学メルマガ

記事を最後までお読みくださり、感謝しています!

このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。

そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。

同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。

最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。

無料でメルマガ講座を購読する!

 

POSTED COMMENT

  1. M より:

    バスケの大学をいつも楽しく拝見させて頂いています。
    色々と検索していたら1年以上前の記事になりますがこちらのページを拝見しました。

    個人的に自分も中学の大会にクラブが参加するのは良いと思います。
    ただクラブチームが中学に出来れば全てOKとも思いません。
    そもそもクラブチームには年及び月会費が発生します。
    もちろん部活の場合は教員の厚意で活動を賄ってきた側面も否定はしません。
    ブラック部活と言われる要因でもあります。
    クラブチームには会費だけでなく遠征が伴います。
    そうなると費用面や家庭の都合でやりたいスポーツに取り組めないと子も出てくるかと思います。
    また公共の中学や高校の体育館をほぼ無償(私の自治体では無償です)で借りて、会費は月に2万円程度を徴収する。
    何らかの形で地域の中学に活動の中で還元されれば問題ないと思いますが、そういった事はほぼありません。
    自前のアリーナを持って活動しろとまでは思いませんが、税金で運営されている施設を借りておいてSNSで自チームのアピールをして地域には何も無しというのはどうなんですかね。
    指導者が生計を立てる為にはその程度の会費は必要かと思いますが、三原先生はその辺りはいかがお考えでしょうか?

チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ
チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ