こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
今日のラジオはこちら!
メルガマの読者さんから、次のようなお便りをいただきました。
U12女子を教えています。
練習では目的や理論を説明していますが、試合でできません。
「練習のための練習はやめなさい」と口すっぱく言ってるのですが。
どうしたらいいでしょうか?
なるほど。ご質問ありがとうございます。
まずそもそも、試合では練習でやったことの半分ぐらいしか出ないものです。
良いところがすべて出るなんて、まずあり得ません。
そこは指導者が割り切る気持ちも大事だと思います。
さて、質問内容に関して言えば、気になるのが
説明しています
口すっぱく言っている
というあたり。
たぶんこの方は説明が丁寧で、細かいのでしょう。
それが悪いとはもちろん思いませんが、選手には説明よりも「まず練習をさせる」ということが大事です。
さらに言えば
ついつい、それがしたくなっちゃう設計にする
これが何より大事だと思っています。
たとえば、もっとペイントアタックしてほしいとあなたが思ったとします。
どうしますか?
- ペイントアタックは重要だよ
- ペイントアタックはこうやるんだよ
- その練習方法はこれだよ
という説明とドリル練習をくり返しますか?
わたしだったら
今からゲームをします
ペイント内の点数は3点です
それ以外のシュートはすべて1点
勝ち残りです。じゃあ、はじめ!
これだけです。
まちがいなく、子どもたちはよろこんでペイントアタックします
まずやらせてみる。
「ついついやりたくなるような」設計にする。
理論はそのあとつけ加えればいいんです。
こういうゲーム性の高い練習は、おもしろいし、競争心が高まります。
なので声が出ちゃうんです。
ゴール下にいる子は「こっち!」と思わずキャッチボイスが出ちゃう
ゴール下のシュートが決まれば盛り上がっちゃう
惜しいプレーには「うわー」っと盛り上がっちゃう
こうなるんです。
「ついついやりたくなるような」設計にする。
これがすごく大事だと思っています。
(↓のインスタはイメージです)
この投稿をInstagramで見る
最後までお読みくださり、感謝しています。
ありがとうございました。三原学でした。それでは、また。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。
同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。
最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。