Voicy&インスタ

ウインターカップはあなたの参考になるのか? #114 23-12-23

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。

 

ウインターカップ

いよいよ今日から、高校日本一を決めるウインターカップが始まります

毎年、東京に全国のチームが集まることで、わたし個人としてもいろんな方にお会いできるので、とても楽しみにしています

また、今までもわたしはウインターカップをきっかけに人脈が広がり、バスケを学んできました

参考になるチーム

ウインターカップを見るときに、あなたのチームに参考になるか、ならないかを見極めましょう

日本一を決める大会なだけに、その競技レベルはトップであり、観客として楽しむにはすべての試合が最高だと思います

しかし、一般的なチーム(の指導者)がそこから学び、何かを自分の指導に採り入れたいと思ったとき、いくつかの注意点があります

参考になるチームについて私の考えを述べます

学びの対象としての試合

  1. 平均身長の低いチームを見る
  2. 初出場、できれば地区2位を見る
  3. ロースコアの試合を見る
  4. 大差で負けたチームのこだわりを見る

これらを中心に学ぶことをおすすめします

①平均身長の低いチームを見る

バスケにとってサイズは重要です

どこのチームも、留学生などの長身選手を喉から手が出るほど欲しがります

しかし身長がないチームほど、創意工夫でそのハンディをはねのけ、勝ってきているはずです

特にディフェンスや、パスワークで独特の戦いをしているチームが多く、大変参考になります

また体力、走ることの重要性も教えてくれます

②初出場、できれば地区2位を見る

優勝チームや伝統校に憧れ、その戦術を真似する傾向は世界中の誰もが持っています

しかし、多くの場合は能力に優れて、一般のチームに参考にならない場合が多いです

一方で、初出場、または地区2位(3位)でようやくウインターカップをものにしたチームは、並々ならぬ努力や、戦い方のこだわりがあるはずです

それは確実にあなたの参考になります

ここで大事なのは、そのチームのカラー、独自のこだわりがあるか、ということです

伝統校でも独自のチームカラーが徹底されているならば、大いに参考になります

対して、初出場でもチームカラーというより、優れた選手の能力で勝ったチームは、あまり参考にならないと思います

「選手を集めて勝つ」は強化の王道であり、まったく否定するつもりはありません。しかし、参考になるかならないか、の点でお話をしています

③ロースコアの試合を見る

ロースコアの試合は一般的につまらないと言われます。でもわたしは好きです

なぜなら、ロースコアほどチームのこだわり、我慢の大切さが学べる試合だからです

特にディフェンス面で、大いに参考になるプレーが多いと思います

速攻主体のハイスコアではなく、ロースコアの試合の中に参考になる戦術が見られるはずです

④大差で負けたチームのこだわりを見る

トーナメントなので、必ず大差の試合があります

初戦は大接戦で勝ったのに、次の試合は大差で負ける。よくあることです

大差の試合は観ない人が多いようですが、負けたチームがどこにこだわって強豪に戦いを挑んでいるか、そこを見抜くと参考になります

たとえ1Qで2点しか取れなかったとしても、2点取ったバスケットはそのチームこだわりの2点なはずです。そこから勇気と戦略が学べます

というお話です

ぜひインスタの方でも復習してくださいね

今日の参考文献

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ぜひ画像をタップして、手に取ってみてください

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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