ゼロ秒思考

【ゼロ秒思考】最速の企画書作成 何度も何度も見直して仕上げる

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

月に一度のペースで、東京の竹橋にある毎日文化センターにて行われる赤羽雄二さんのセミナー。

今月も参加してきました。

こちらです。

今年2023年の3月に始めて参加してから、よほどの事情がない限り行くようにしています。

ほとんど全出席じゃないかな。

そしてわたしみたいな方がけっこう多くいらっしゃいます。

わたしと赤羽さんのつながりは、わたしがブレークスルー講座(第3期)に参加してことがきっかけです。

「本気で成長したい人」という一言にびびっと来て、思い切ってその門をたたきました。

赤羽雄二さんの本業は

  • ベンチャーの創業支援
  • 大企業の経営改革

で、「日本発の世界的ベンチャーを出す!」という熱いビジョンをお持ちの方です。

ブレークスルーパートナーズのサイトはこちら

わたしはバスケットボールの指導者なので、かなり畑違いな気がしましたが、人を育てて組織をつくる点で、本当に学ぶことが多いです。

 

わたしがゼロ秒思考で学んだことは、以下のブログも参照してください。

赤羽雄二さん「ゼロ秒思考」でバスケの指導をした実体験こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。 わたしは現在、東京の安田学園で高校生の男子バスケ部を教えています。 指導...

ということで、今回も参加してきた赤羽さんのセミナー。

わたしの学びのアウトプット、ぜひお読みください。

最速の企画書作成

あらためて、今日のセミナーのテーマは

最速の企画書作成

何度も何度も見直して仕上げる

です。

どんな業種でも、チームでイメージを共有するために、企画書作成は大事です。

わたしで言うと

バスケの年間計画

ゲームプラン

ビジョンと達成方針

などですね。

選手との価値観の共有。

スタッフ同士の目線合わせ。

こういったものは「前にも言ったよね」ではダメで、やっぱり書類にしておくことが大事なんです。

赤羽さんといえば、この本が一番有名。

(↑画像はタップできます)

この本に書かれているメモ書きですが、わたしは約3年間、毎日やっています。

  • A4用紙を持ち歩く
  • 思いついたらその場で書く
  • タイトルを書き、右上に日付
  • ちょっと長めの箇条書きを、4から6つ
  • 1枚1分で書く
  • 1日10から20枚くらい書く

というものですね。

確実に効果はあるんです。

このメモ書きがすべての基本で、いつでも考えを言語化しておく。

そのトレーニングが企画書作成に活きます。

 

何に着目して見直すか

今回のワークショップ「企画書作成」は第3回目。

3回シリーズの最終回でした。

今までの学びの振り返りとして

  1. 思ったことはとりあえず書き出そう
  2. チャートはシンプルな方がいい

ということです。

※前回の内容はこちら

【ゼロ秒思考】赤羽雄二さんに教わった「メッセージがすべて」こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。 本日は、ゼロ秒思考で有名な赤羽雄二さんのセミナーに参加してきました。 こ...

そして今回は、ある程度できあがったものを「見直す」という前提。

赤羽さんが最初におっしゃったのは

何に着目して見直すか

それは

  • 主語や時間軸がぶれていないか
  • 文章はできるだけ簡潔にすること
  • 複文は避ける

ですね。

ということ。

書いた人って、自分の文章だからおかしなところに気づかないんですよね。

わたしもブログを書いて、あとで見返してみると、すごく変なところに気づくこと、よくあります。

そして、わたしが大事だなと思ったフレーズは

意味がこれでよいだろうと確認できたら、文章を一字でも短くする

です。

一文字にこだわる、がすごく大事です。

なぜなら

文章は簡潔にすると、課題が浮かび上がってきやすい

からです。

短い文章は、読みやすくて、わかりやすい。

相手に伝わることを考えて、一文字を削るんです。

これは大事なポイントです。

 

何度も見直す

一応完成したら、何度も何度も見直します。

見直すというか「書き直す」感じですね。

  1. 1カ所修正したら、その章のトップページを直す
  2. トップページのタイトルも直す
  3. 全体のバランスを直す

というように、1つを直したら違和感がないように、どんどん書き直していきます。

わたしは今まで、書いた文章を見直す、書き直すってことはほとんどしてきませんでした。

なぜならめんどくさいからです。

 

でも、赤羽さんはこうおっしゃいます。

修正は楽しい作業です。

完成間近の作品を磨くようなものです

なるほど、たしかに。

ちょっと気分が前向きになりました。

 

そして強調されていたのは

必ず紙に印刷して見直してください

画面上はわからないミスが、紙だと見つかります

とのこと。

こちらのインスタに、同様のメッセージが書かれています。

ぜひ参考になさってください。

 

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いざ書き上げる

一通りレクチャーを受けたら、実際に企画書作成の練習に入ります。

赤羽さんのワークショップは毎回そうですが、ただ話を聞いて終わりではありません。

実際に書いたり、話したり、実践する時間が必ずあります。

これが楽しいんです。

 

昨日のお題は

インバウンド客を今の5倍にして観光立国するには

でした。

 

このお題で企画書を書き、それを上司にプレゼンして、社内で「それいいね!やってみよう!」と思わせる。

そんな想定のワークです。

正直、わたしはまったく専門外なので、困りました。

何を書けばいいんだ・・・?

というのが最初に感じたこと。

 

どのように書くかというと、各章が決まっていて

  1. インバウンド客にとって日本はどのくらい魅力的か?
  2. 日本の魅力をさらに上げるには何をどう変えるべきか?
  3. リピーターを大幅に増やすためには?
  4. 新規訪日客を大幅に増やすためには?

という4つに対して、それぞれメモ書きします。

実際にわたしが書いたものがこちらです。

 

この感じのものを4枚、たった5分で最速で書きます。

 

これが全然思いつかないです。

普段からこんなこと、考えたことないですから。

 

とりあえず、わたしが書いた1回目の内容は

日本は自然もモノも豊かな国

安心安全な国

日本の企業が世界でトップになれば魅力が伝わる

日本人が海外に行けば、海外から来てくれる人も増える

みたいなことを書きました。

「書いたら見せに来てください」との指示なので、赤羽さんにお見せすると

論点がずれていますね

アクションとして、これで観光客が増えますか?

とばっさり。

 

それをもとに2回目を書き直します

日本は自然もモノも豊かな国

安心安全な国

アニメやゲーム、食などは世界に誇れる

それをどんどん打ち出せばお客は増える

として、日本の強みを少し具体的にしました。

今回は「隣の人に2分でプレゼンしてください」とのこと。

お隣の方に話してみると、だんだんと自分の考えがまとまっていく気がしました。

 

最後、3回目の書き直し

日本は安全で、家族旅行にも最適

特に子どもが好きなゲーム、アニメが誇れる国

子どもをターゲットにすれば、新規訪日客も、リピーターも増える

このように変化しました。

子どもをターゲットにする、というのは1回目にはまったく考えつかなかったので、書いているうちにだんだんとアイデアが浮かんでくる体験をしました。

 

最後に赤羽さんに見てもらうと

具体性がないです

どうやって?これをするのかに企画書の価値がありますよ

と一言。

はっきりと問題点を言ってくれる赤羽さんが、ありがたいです。

 

なお、今回の企画書作成の手順は、このインスタも参考になさってください。

 

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日頃の情報収集がすべて

ワークショップが終わってみて一番感じたのは

日頃からいろんなことに興味を持たないとダメ

ということ。

今回の「観光立国にする」なんて、まったく考えたこともないし、情報収集もしたことがありません。

だから企画書を書こうにも、うすっぺらい内容になるんです。

最近はパワーポイントもAIが自動で作ってくれる、みたいなことが言われています。

でも、スライドが自動でできても、そんなものは役に立ちません。

資料は形ではなく

どんなメッセージを伝えたいのか?

という自分の考えが一番大事です。

そのためには

自分が普段から何を考えているか

何に興味を持っているか

どれだけ読書、情報収集をしているか

がカギになります。

そのことをとても強く感じた一日でした。

 

どうしても専門のバスケとか、教育に関することばかり考えるので、これはちょっと偏りすぎだと思いました。

もっと幅広く、いろんなことに関心を持ち、知見を深めていきたいです。

赤羽さん、みなさん、ありがとうございました。

 

次回は12月1日とのことなので、また参加したいと思います。

次回の毎日文化センターの内容を見る

お読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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三原学でした。それでは、また。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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