こんにちは、三原です。
今日のラジオはこちらです!
最近ですね、質問にお答えするコーナーと言うのをやってまして。
わたしはメルマガの受講者さんからいただいた質問にお答えすると言うことをやっています。
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メンバー分けの質問
では、今日の質問を読み上げますね
我がチームは、力の差があり、分けると練習にならなくなります。
なので、ポジション毎ジャンケンとかで均等にしてやってますが、逆にスタメンで練習する時間が少なすぎます。
今年卒業した生徒からチームを分けられると嫌だと保護者を通じてクレームがあり、まあ、私が来たばかりで、トップダウン式にやったこともあり、意思疎通もできてないことも色々ありまして。
そんなことから、分けることがトラウマになってます。
今のチームとは色々話してるので、こういうことはないですが。
時に、チーム分けをしっかりしておかないと、ゾーンの練習にならなかったり、オフェンスでも本題に行く前にミスしたりして、どうかなと思います。
生徒に任せてしまえばいいのかもしれませんが、指導者が責任を逃れているという感じになりませんか?
すみません、長々となってしまいました。 多分、どれが正解とかでなく、自分なりに作り上げていくのがいいのでしょうが、あまりにも見本がなさすぎて、困っています。どうぞ、アドバイスお願いします。
ということですね。
あなたが決めてください
わたしの結論はですね、ちょっと厳しく行く感じになりますけど。
あなたが決めてください
これに尽きます。
心配になったのは1番最後で
見本がなさすぎて困ってます
バスケットボールって正解ないんですよね。
見本もないので、真似していいってもんじゃないっていうところがありますし。
もっと言うと、そこが面白いところじゃないかなぁと。
もし先生が決めて「このメンバーで行く!これで行くのが1番いいんだ!って言うふうに決めるんだったら、じゃんけんでメンバーを決めさせてはいけないです。
逆に、じゃんけんでメンバーを決めさせるのであれば、先生の中のベストメンバーで練習すべきって言う前提は捨てなきゃいけないって言う話ですね。
まぁ要するに、例えで言うとですね
ダイエットをしたいです。
痩せたいです。
でも食べたいです。
どうしたらいいですか。
みたいなことですね。
どっちがいいとかは、あくまで主観なんで、どっちでもいいんですよ。
痩せて、見た目を追求することが、自分にとっては幸せだ
これでもいいし、
食べることが幸せなんだ
これでもいい。
正解も何もないです。自分で決める事なんですね。
メンバーを固めてやりたいって言うんであれば、それをしっかり方針として打ち出して、そのことに関して意思疎通をして、納得をしてもらって。
メンバーを分けるけることが良いとか悪いこととかじゃなくて、説明不足が不信感の原因なんです。
だから、これでいくんだ!って決めたら、ぜひ説明をしっかりして、コミュニケーションを取っていくことです。ね
これは過去放送でお話をしました。
間違いがあるとすれば、多数決にすること
先生とかキャプテンとかのリーダーの仕事って、たったひとつ。
それって「決断すること」なんですよね。
だから
- メンバーに寄り添う
- メンバーの話を聞く
- 材料を出来るだけ集める
- 独断で決断する
- それを丁寧に説明する
という順番がすごい大事なんです。
ちなみにわたしのチームでは、試合に出るメンバー基準をこう決めています。
選手選考の基準をわたしはこう考えています。
1️⃣ 社会性
2️⃣ 賢さ
3️⃣ うまさ約束を守り、他人に合わせる。これが「社会性」ある子です。さらに自分で考え、改善し、意見したり、感謝を述べたりする「賢さ」ある子。そんな人間力さえあれば、自然とうまくなるので、この順であるべきです。
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) February 17, 2021
ここはわたしの決断したところなんです。絶対に曲げません。
そのなかでボトムアップ的に、メンバーを生徒たちに選ばせる。
そういったメリハリが必要です。
質問者さんはとてもまじめな方なので、いろんな人の意見とかを最後の決断に持ち込もうとして、悩んでいると思います。
そうではなくて、
- メンバーに寄り添う
- メンバーの話を聞く
- 材料を出来るだけ集める
- 独断で決断する
- それを丁寧に説明する
という(4)の「独断」、そして(5)の「説明」を大切にすると、より良いはずです。
というお話です。
バスケの大学研究室では
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ありがとうございました。三原学でした。それでは、また。
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