こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
オリンピック
2024年はオリンピックイヤーです
男子はワールドカップの成績で48年ぶりの自力出場を決めました
女子も前回が銀メダルであり、好成績が期待できます
オリンピックの歴史をたどると、バスケの進化の過程が見えてきます
個の時代
1891年にバスケが生誕
1936年ベルリンオリンピックで競技に
アメリカがずっと無敗、ずっと金メダル
1972年、アメリカ初の銀メダル
1988年、アメリカ初の銅メダル
1992年、NBAドリームチームで真の実力を見せつける
アメリカ、スーパースターによる個の時代
組織の時代へ
アメリカにしかいなかったNBA選手が世界から輩出されるようになる
2004年、アルゼンチンが金メダル
それ以来、再びアメリカは負けていないが、個の時代ではなくなりました
育成システム、選手のオールラウンド化、戦術の高度化など、
主にヨーロッパのバスケに学ぶ「組織の時代」になりました
スポーツは少人数、短時間へ
バスケ以外の競技でも
スポーツは少人数、短時間に進化する傾向があります
ラグビーも15人制→7人制へ
バスケも5人制→3人制へ
メディア、ファンから「わかりやすい、おもしろい」
選手が主役で「たくさんプレーできる」
これらが進化の理由です
3x3が進化する
3x3は短時間、少人数の競技です
コーチがいない、選手の自己決定
スクリーンプレーの多用
ドリブルアタックの多用
3点シュート(2ポイント)の多用
現代バスケの技術がますます進化します
2024年以降のバスケ
個の時代ではなく、組織の時代
チームのカラー、文化、哲学を持っているチームが伸びていく
技術的には短時間、少人数の傾向が強い
- ドリブルアタック
- スクリーンプレー
- 3点シュート
これらの多用は、ますます進化すると思います
年代別の指導目安
小学生には、ドリブルを
- はじめはとにかくボールをつかせる
- 1対1の技能を高める
- ドリブルの技術に長けた選手を育てる
中学生には、スクリーンを
- U14以降はスクリーンを使う
- チームでプレーする楽しさを知る
高校生には、ディフェンスを
- U16以降はオンボールスクリーンが増える
- その守り方を知る
- 攻防の理解によってバスケIQを高める
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