こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
メルマガの質問
わたしはメルマガを発行していて、バスケコーチ仲間に無料で情報提供をしています
質問コーナーがあるのですが、そこで似たような質問を同じタイミングでもらいました
「バスケは好きだけど、体力的についていけない、仲間に技術で追いつけないと、ダメかもしれないという思いが子どもの気持ちの中によぎってしまうと思います。そんな選手がいたときにはどのように指導されていますか?」
もうひとつの質問はこちらです
「選手本人の希望と私が思うスタイルに相違がある場合はどちらに合わせればいいのでしょうか。ポストプレーをやらせたい子がいますが、本人は外でプレーがしたい様子です。瞬発力があってリバウンドが強いのでポストをやらせたいのですが、困惑しています」
指導者の目線だけ
わたしにとって、2つの質問はある共通点があります
指導者が見て思ったことだけしか書かれていないことです
どちらもわたしは「その子自身の話をじっくり聞きましたか?もし聞いてないのならば、ぜひとも聞いてみてください」と返答しました
- 練習について行けないように見える子
- 指導者の思いと違うプレーをする子
そんな子の心の内をまずは聞くことが、コーチングの第一歩だと思うからです
コーチング
コーチングとは
- 現状を把握する
- ゴールを描く
- 現状とゴールの差を埋める方法を相手の内側から引き出す
この3ステップです
答えは生徒の中にあります
話を聞かないコーチングなどありえません
アクティブリスニング
100%相手の話を聞き、信頼関係を作る
相手が話をすることにより、自分自身で解決に向かう
アクティブリスニングできれば、ほとんど多くの問題は未然に防げる魔法の杖
それがアクティブリスニングだと赤羽雄二さんに教わりました
わたしが目指すボトムアップ理論のチーム作りに欠かせないものです
できる人は少ない
しかし、話を聞くことはもっとも難しいスキルです
みんな自分のことを考え、認めてもらいたいという強い欲求があります
だからこそ、自分の話はするけれど、心から受け止めてくれる人は驚くほど少ない
わたしも気をつけないとついつい自分の意見を述べてしまいそうになります
アクティブリスニングできる人は、とても希少価値の高い存在なのです
やる気を引き出す
そんな希少価値の高い人間が、自分の指導者だったらどうでしょうか?
その選手は幸せです。全幅の信頼をよせるはずです
そして、日々バスケットボールに思い切りチャレンジでき、生き生きとやる気に満ち溢れた活動をすることができます
選手のやる気を引き出すことに長けたコーチがしていることは、「話を100%聞く」というシンプルな原理原則なのです
いざという時は聞いてくれる
日頃から100%のアクティブリスニングをしている指導者が、いざという時に「これだけは君に伝えておきたい」と言ったとします
きっとその生徒は、素直に聞き入れてくれることでしょう
もし疑問があれば、お互いに話し合うことができます。必ずうまくいくのです
信頼と絆が不可欠のコーチング。すべてはアクティブリスニングから始まります
今日の参考文献
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三原学でした。それでは、また。
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