ゼロ秒思考

【ゼロ秒思考】赤羽雄二さんに教わった「メッセージがすべて」

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

本日は、ゼロ秒思考で有名な赤羽雄二さんのセミナーに参加してきました。

こちらです。

毎月1回のペースで、東京の竹橋にある毎日文化センターで赤羽さんはセミナーをやっています。

時代はオンラインの学びが加速していますが、やっぱり対面の魅力はあります。

わたしはできる限り時間を作って参加するようにしています。

わたしと赤羽さんのつながりは、わたしがブレークスルー講座(第3期)に参加してことがきっかけです。

「本気で成長したい人」という一言にびびっと来て、思い切ってその門をたたきました。

わたしはバスケットボールの指導者ですが、良いチームをつくることに真剣になればなるほど、技術じゃないんですよね。

  • リーダーシップ
  • マネジメント
  • 問題把握・解決力
  • 資料作成力
  • プレゼンテーションスキル

こういったものが大事になるんです。

突き詰めていくと、良いコーチになるには、ビジネス界で「理想の上司」と呼ばれる人物になるしかない。

それを教えてもらうなら、日本一の赤羽さんからしかない。

そう思ってもうすぐ丸一年が経ちます。

わたしがゼロ秒思考で学んだことは、以下のブログも参照してください。

自チームの活動に大変生きています。

そして、わたしもチームも成長しています。

赤羽雄二さん「ゼロ秒思考」でバスケの指導をした実体験こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。 わたしは現在、東京の安田学園で高校生の男子バスケ部を教えています。 指導...

ということで、今回も参加してきた赤羽さんのセミナー。

即断即決即行動、その日のうちにブログにしています。

チャートにもう悩まない

あらためて、今日のセミナーのテーマは

企画書作成「チャートにもう悩まない」

です。

資料作成、あなたもしていますよね。

何かの情報を相手にプレゼンするために、資料を作成すると思います。

そのときに、けっこう時間を使うのが、チャートの作成です。

円グラフ

棒グラフ

折れ線グラフ

どれを使った方がいいのか?

色はどうしたらいいか?

エクセルなんかを加工して、パワポでチャートを作る。

これがけっこう時間を使います。

赤羽さんはこう言いました。

プレゼンはメッセージがすべてです。

そしてチャートはあくまで補足。

チャートにこりすぎてはいけません。

せっかく時間をかけて作ったチャートなのに、複雑すぎてわからない。

そもそも誰も読まない。

こんなことは何度も経験してきましたが、今日のセミナーでこれを克服です。

メッセージがすべて

セミナーは(特に今回)手を動かすワークショップ形式でした。

最初に赤羽さんが概要を説明してくれて、その後は約60分間くらい、次々と出されるお題を書いていくもの。

まず赤羽さんが教えてくれたことは

チャートはあくまで補足

メッセージがすべて

1スライドに1メッセージ

相手の気持ちになって、見やすくする

ということです。

特に「相手の気持ちになって」という点は、わたしは抜けていました。

なんとなく情報を盛り込むのがチャートだと思っていましたから。

そして、印象に残ったのはこの一言

メッセージは「俳句」みたいなもの

本質的なものだからこそ、相手に刺さるのです

「1文字でも」削る努力をしましょう

そして、チャートには「1本でも」余計な線があってはいけません。

この「1文字でも」や「1本でも」という徹底ぶりが、赤羽さんらしくて好きです。

徹底的に相手の立場に立って考えるのは、アクティブリスニングにも通じるところがありますね。

(↑画像はタップできます)

わたしが書いたチャート

では実際にワークショップでわたしが書いたものをお見せします。

まずお題はこちら

2023年にはインバウンドの5割がアジア系で、その3割が中国人、2024年にはインバウンドの7割がアジア系で、その6割が中国人になる見込み

これをチャートでいかに見やすく書くか、です。

とはいえ、さっぱりわからず、困りました。

まず書いたのはこちら

これだと、比較がわかりにくいです。

赤羽さんの解説を聞き、もう一度書いたのがこれです。

点線で比較がわかりやすくするのと、円グラフと棒グラフを併用しました。

少し見やすくなっているでしょうか。

続いてこちら

 売上の2割が原材料費、3割が広告宣伝費、1割がシステム開発・維持費用、3割が人件費で、1割が利益。この利益を伸ばす3つの方策は?

これは何となく浮かびました。

とはいえ、今見ると「具体的な方策」の右下。円グラフは余計でした。

箇条書きの方が読みやすいです。

「1本でも余計な線はいらない」とはこのことですね。

 

続いてこちら

なぜアクティブリスニングができないのか?

これはチャートというより、文章をまとめる感じです。

普段からメモ書きをしているので、迷わず書けました。

左が理由、右は対策、という作りになっています。

最後はこちら

 会議の生産性が低い理由と対策

これはバスケの練習でも、ミーティングの質を上げるのに直結する内容です。

左から原因、右に行くほど具体的な解決策をイメージして書きました。

このチャートを書いて赤羽さんが見てくれたときのフィードバックは、

 単語ではなく、文章で書きましょう

メッセージは明確に

でした。

いくら削るといっても、明確に伝わらなかったら意味がないですものね。

言語化にはこだわりたいです。

やっぱりメモ書きが基本

今回のワークショップは特に、現場に行って体験しないとわからないことが多かったと思います。

この記事をお読みのあなたにとっても、伝わりにくいところがあったらすいません。

臨場感が少しでも伝わったら嬉しいです。

わたしが今回学んだことは2つ。

  1. 相手の気持ちに寄り添って書く
  2. メモ書きがすべての基本

です。

 

相手の気持ちに寄り添って書く、ですが、今回のワークショップでは赤羽さんは頻繁に「ケースバイケース」という言葉をおっしゃっていました。

相手にとって

  • 何を伝えるべきか
  • どう伝えるべきか
  • 何分で伝えるか
  • どこを強調するか

すべて変わってくる、ということです。

 

わたしはバスケの指導者なので、毎日のように次のようなチャートを書きます。

プレイブックですね。

こういうのも、ただ情報を詰め込んでいただけだと反省しました。

  • 徹底的に相手(選手)の気持ちに寄り添う
  • 余計な線を1本でも減らす
  • メッセージを込める

という考えは、すぐにでも活かしていきたいです。

 

もうひとつ、メモ書きがすべての基本。

メッセージはすぐに思いつくものではないと思います。

日頃からいろんなことを考えて、A4用紙にメモ書きをする。

それこそ、赤羽さんから教わったゼロ秒思考のメモ書きです。

(↑画像はタップできます)

わたしは約3年間、毎日やっています。

いつでも仮説をもって、頭に浮かんだことをどんどん書く。

もやもやしたことは言語化する。

これを習慣にするからこそ、自分のメッセージはとがったものになります。

チャートを書くのはテクニックに過ぎず、補足です。

自分のメッセージを持つために、常にメモ書きを続けることが基本だという再確認ができました。

赤羽さん、会場の皆さん、今日も有意義な時間をありがとうございました。

ちなみに、ゼロ秒思考をまだ知らない方は、こちらの動画もぜひご覧ください。

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三原学でした。それでは、また。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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