こんにちは、三原です。
わたしは「人とボールが動くバスケ」が好きです。
それがやってて、見てて、教えてて、世界一楽しいからです。
わたしのチーム、すばらしいパスワークのプレイ🏀数的有利の攻め
・エースがドライブ狙う
・ダブルチーム来る
・フェイクで飛ばす
・パス&ラン
・リターンパス
・レイアップに行く
・カバーが来る
・センターにアシスト
・完ぺきなノーマーク毎回練習してた「ドリブルなし5対5」の成果です。 pic.twitter.com/hITKHHlGb4
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) April 24, 2020
もしあなたも、こんな動きのあるバスケが好きならば、ドリブルなしの5対5をおすすめします。
YouTubeYouTubeでも解説しています。
音声だけ聞き流しても学べるようになっていますので、ながら聞きでぜひどうぞ!
オフボールに活躍させる
ドリブルなしの5対5ですが、何のためにやるのかをまず確認しましょう。
それは、オフボールに活躍させるためです。
わたしのチームでは、基本的に5アウトからオフェンスを始めます。
- 1がガード
- 2と3がフォワード
- 4と5がセンター
です。
センターが最初からインサイドに立ち止まらないで、カッティングするようにしています。
こうした方が、ペイントエリアに広くスペーシングが作れるので、5アウトにしています。
ドリブルを禁止していますから、パスでつなぎます。
ふつうはガードからフォワード、そしてセンターへと、こんな感じです。
パスしたら止まらずにカッティングです。
「ボールをもらいたがる」というのがキーワードで、ただ動くのではなく「おれにボールをよこせ!!」くらいのつもりで走り込みます。
また、逆サイドからのカッティングも狙います。
逆サイドは、ディフェンスがボールばっかり見るので、カッティングでもらうチャンスなんですよ。
「あ、こいつおれのこと見てないな」と思ったら、ガンガン走り込みましょう!
特にコーナーにボールがあるとき、カッティングのチャンスです。
ということで、
- バスした後のカット
- ヘルプサイドからのカット
これを組み合わせると、こんなプレイになります。
必ずこのプレイをしなさいっていうセットプレイじゃないんですが、ドリブルなしの5対5にすると、自然とこういうプレイがたくさん出てきます。
参考までに、過去のツイートを少し。
ちょっとプレイは違いますが、イメージはこんな感じです。
オフボールが活躍するってのは、こういうことです。
絶対に2点取れるスクリーン「サイクロン」
・プレイヤーがエンドライン沿いに交差する
・パスがコーナーに通る
・逆サイドのバックスクリーンがかかるディフェンスの背後にスクリーンをかけるので、めちゃめちゃ引っかかりやすいです。こんなにきれいにノーマークになるのは、これしかないです。 pic.twitter.com/Gm1OslwYBB
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) September 29, 2020
ボールサイドのハンドオフから攻めると見せて、実は逆サイドのバックドア。ミニバスからNBAまで、バスケはけっきょくのところ「だましあい」ですね。うーん、おもしろい。
pic.twitter.com/KN5qvwSr7k— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) October 26, 2020
練習のバリエーション
ドリブルなしの5対5ですが、やり方に変化をつけるだけで、効果が違います。
いろいろと試して見てほしいので、いくつかパターンをお示ししますね。
まずは本数や時間で区切ることです。
- 1本先取
- 2本先取
- 2分で交代
こんな感じで、比較的短めに、その分ハードにプレイするといいです。
そして、3チーム以上いるならば、勝ち残りがおすすめです。
負け残りってよくやりがちですが、ネガティブじゃないですか?
勝ち残りの方がモチベーションが上がるんで、いいですよ!
他のやり方は、ショットクロックの制限をつけるやり方もあります。
- ショットクロック10秒
- ボール持ったら1秒
これでオーバータイムにしちゃうんです。
かなりスピーディーになります。
雑になってパスミスとかが出ちゃうんですが、それはOKとして、どんどんやらせましょう!
まずやってみる
特にドリブルなしの5対5で言えることですが、「まずやってみる」がおすすめです。
「納得してから、やる」という順番がふつうだとは思うんですが、スポーツはこれよりも「まずやってみる」「やったらわかる」という順で考えたほうがいいです。
- 教える
- 納得させる
- やらせる
という指導法から
- まずやってみる
- どうだったか考える
- だんだんわかってくる
というアプローチに変えてみましょう。
とにかく、ドリブルなしの5対5をあなたのチームでもやってみることをオススメします。
人とボールが動くバスケ、最高に楽しいですよ!
追記
わたしのメルマガでは、ドリブルなしの5対5について、もう少し詳しく取り上げています。
そして、質問も受け付けているので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
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