こんにちは、三原です。
このブログでは、バスケットボールの知識を連載でお伝えします。
バスケットボールをこれから始める選手
これからバスケ指導者になる先生
が順番に読んでもらえれば、バスケットボールという競技が理解でき、練習方法もわかる。そんなブログを書いていきます。
内容は
- ファンダメンタル(基礎)
- 戦術
- チームづくり
の順に、わかりやすくお伝えしていきます。
YouTubeでもこのお話はしています。
音声だけでも学べる動画なので、ぜひ聞き流しにどうぞ。
バスケの特徴は2つある
先日、こういったツイートをしました。
バスケットボールの2大特徴
(1)切り替えのスポーツ
攻守の切り替えが早ければ、強くなります。(2)混ざるスポーツ
人がいつもごちゃごちゃします。スペーシングを広くと取れるチームが強くなります。トランジションとスペーシング。チーム戦術ではこの2つを高めましょう。
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) August 24, 2020
わたしは、バスケットボールの特徴は、2つあると思っています。それは
- 混ざる
- 切り替わる
です。
この2つは、バスケットボールにしかない特徴であり、これを身につけることが、個人としてもチームとしても、バスケが上達する近道なのです。
では、1つずつ説明します。
【1】混ざる
人がグチャグチャと混ざり合う。
これがバスケの特徴です。
- バレーボールは、ネットで区切られています
- 野球は、攻守がはっきりと決められています
それに対して、バスケは、味方と敵が混ざり合います。
だからバスケは、お互いに全然ちがうユニフォームの色を着るんです。
バレーや野球は、極論、同じ色のユニフォームでも試合はできるでしょう。
なので、バスケの試合では
- スペーシング
- 駆け引き
という2つが大事になります。
バトラー大
スタックスクリーンからバックドア・ボールマンに2人がピック
・あえてかたまる
・事実上、コートは4対4に
・ゴール下にスペースができる
・バックドア成功スペーシングはせまいところを作らないと広いとこは作れない。ここはけっこう見落とされがち。
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) June 12, 2020
コートのどこかがせまければ、どこかが広くなる。
同じプレイをするにしても、相手と味方がどうなっているかによって、うまくできるかどうかが変わる。
それが「混ざるスポーツ」バスケの特徴です。
【2】切り替わる
バスケは攻守の切り替えが多いです。
そして、攻守の分かれ目がはっきりしません。
- バレーは得点が決まった後、サーブで始まります
- 野球は3アウトでチェンジです
このように、攻守の切り替えが、ルールで切り替えが決められている競技があるんです。
それに対して、バスケは攻守の切り替えがたくさんおきます。
- 攻めていたら、すぐに守り
- 守りから、即攻め
ということが多く起こるんです。
今日のレイカーズの勝因は、トランジションオフェンスの多さだったようですね。プロでも高校生でも、バスケは「切り替えのスポーツ」なので、速攻は試合を大きく左右しますね。ディフェンスが戻る前に得点するほうが楽だし、勝率もあがります。
— 三原まなぶ🏀バスケの大学 (@coach_manabu) September 19, 2020
だから、バスケは走ること、そして予測することが大事なんです。
陸上でいうフライングが、バスケではとても大事な技術になるってことです。
まとめ 2つが強くなる練習をしよう
フォームを正しくするために、ゆっくり練習することも必要でしょう。
型を覚えるためのドリルも必要でしょう。
でも、それだけでバスケはうまくならないということです。
バスケは絶えず状況が変わり、それを予測しながらプレイするスポーツだからです。
例えば、ウォーミングアップでは、ただ走るだけじゃなくて「鬼ごっこ」をやったりすればいいんです。
ただ走るだけでは、「混ざる」も「切り替わる」もありません。
でも、鬼ごっこにすれば
- 人が混ざり
- 状況が切り替わり
- ウォーミングアップとして体も温まる
ということになります。
これは一例ですが、ぜひこのような練習をどんどんやりましょう。
キーワードは「混ざる」と「切り替わる」です。
ぜひ、これを覚えておきましょう!
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
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