ゼロ秒思考

【ゼロ秒思考】効果的な会議ファシリテーション 赤羽雄二さんワークショップの学び

こんにちは、三原です。

いつもありがとうございます。

わたしはバスケットボールの指導者ですが、試合に勝つため、自分自身が成長し続けるために日々勉強しています

いろんな方の影響を受けていますが、一番学ばせてもらっているのは赤羽雄二さん

あの「ゼロ秒思考」の著者です

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2019年だったでしょうか、この本を読んで「A4メモ書き」を始めました

  • バスケの指導法も
  • 悩み解決も
  • YouTubeのアイデアも

すべてA4メモ書きで生まれたと言っても過言ではありません

本当に毎日やっています

赤羽さんは毎月第一金曜日の夜に、東京・竹橋の毎日文化センターでワークショップを行っています

2022年以降、行ける月はできるだけ行くようにしています

そして、先日も行ってきました

テーマは「効果的な会議ファシリテーション」

わたし自身、高校生と大学生にバスケを指導していますが、

ミーティングはすごく重要です

  • シーズンの最初
  • 試合に負けた後
  • 毎回の練習の振り返り

これらがうまくできれば、チームは前に進みます

逆にダメなら、チームは路頭に迷うのです

そして、ミーティングが成功するかどうかは「ファシリテーター(つまりわたし)」次第

リーダーがどう会議を運営するかにすべてかかってきます

今までも自分なりにやってきましたが、もっと良くしたい

そう思って何とか時間のやりくりをして、妻にも協力してもらい、学んできました

そこでの学びをまとめます

ぜひ参考にしてください

会議は悪

セミナーの最初に、

会議は悪です

と赤羽さん

日本企業の会議の問題点、体質的な課題は次の通りとのこと

  • 話しがぶれやすい
  • 時間がかかっても何も決まらない
  • リーダーはいいミーティングだったと思っても、チームメンバーは今ひとつ何が何だかわからない。情報共有をしたようでしていない、方針を出したようで出していない

なんだか、思い当たることばかりで、耳の痛いお言葉です

会議とは決めることです。行動が変わらないと意味がないです

と続けます

決めない体質、議論を尽くさない文化

こういったものが良くない根源だそうです

3つのポイント

そのうえで会議を進めるファシリテーション、3つのポイントがこちら

  1. 参加者へのポジティブフィードバック
  2. 会議の目的、決めることを事前に明確にする
  3. ホワイトボードを使う

1つずつ見ていきましょう

1.参加者へのポジティブフィードバック

よい発言に対して

○○さんの今の意見、大変良いですね

とポジティブフィードバックすること

勘違いしているときは

ああ、こういうことですよね?

と修正すること

こういったリードで場を盛り上げて、参加者意識と発言の質を高める

会議はファシリテーター次第ですね

 

2.会議の目的、決めることを事前に明確にする

会議の目的は決めること

これを念頭に置きます

資料は事前に配布して、何を決めるかを決めておきます

方針決定後は「誰がいつまでに何をするのか?」について

  • 具体的なアクション
  • KPI(数字目標)
  • タイミング

こういったものを議論して、合意をするのです

3.ホワイトボードを使う

その合意内容はホワイトボードに書きます

そしてミーティングはホワイトボードに書くことでリードしていきます

空で議論をリードするのはできません

書くことでリードできます

と赤羽さん

このホワイトボードの使い方こそが、今回のワークショップのメインです

 

書くときに大事なのは

言われたことをそのまま文章で書く

です

ここがわたし個人としては一番の学びでした

 

だいたいホワイトボードに書くときは、略して単語で書きますよね

たとえば、Aさんの発言が

「今日も残って残業すればいいや、という意識があるからみんな仕事が遅くなる。残業を減らす仕組みがスピードアップに必要だと思います」

だったとします

これをホワイトボードに書くと

残業をへらす

とかにして書きますね

でもこれだと、Aさんからすると「ちょっと違うんだけどな」と感じますし、

数日たってホワイトボードを見ても、言葉が短すぎて何の話をしていたのか思い出せなくなります

だからAさんの言葉を削らずに書くことが大事です

今日も残って残業しよう、という意識がよくない

それが仕事のスピードを遅らせる

残業を減らす仕組みが必要

と書けばAさんも納得ですし、議事録としても役立ちます

慣れるまで大変ですが、

言われた言葉をそのまま書く

これが大事です

実際のワーク 5分間ミーティング

ということで

赤羽さんの講義を聞いた後、実際にわたしたちはホワイトボードに立ってやってみます

どうしたら会議の時間を半減できるか?

どうすれば自分の仕事を2倍速くできるか?

こういったお題を赤羽さんが出します

それらについて、4人組で会議します

1人がファシリテーターとして、ホワイトボード前に立ちます

あとの3人がフォロワー。意見を出します

ミーティング時間はたった5分

  • 問題点を2分
  • 解決策を3分
  • 意見を出してホワイトボードに書く

という最速ミーティングです

 

ということで実際にわたしが書いたホワイトボードがこちら

そこそこ書けたかな、と思いましたが

赤羽さんからのフィードバックは

字はきれいでいいです

でも、文字数が少ないですね

もっと言われた通りに書きましょう

とのこと

たしかに。すこし少ない気が

 

それから

ファシリテーターとして

「それってどういう意味ですか?」とか

「具体的にどんなものですか?」とか

そういう切り返しをされてましたね

それはとても良かったです

というポジティブフィードバックもいただきました

 

また意外な点としては

あと、ホワイトボードの端っこの「デッドスペース」がもったいないです

ギリギリまで書きましょう

議論が進むと、書ききれなくなっちゃうので

なるほど、たしかに

今まで気にしたこともなかったです

「神は細部に宿る」ってやつですね。気をつけます

 

では、2セット目

こちらです!

今度はデッドスペースも、文字数も意識しました

赤羽さんからは

だいぶ良くなりました

字は少し崩れていますが、読めるので全然問題ないです

とのこと

よかったです

あともうひとつ

インク切れのマーカーは使わないようにしましょう

と言われました

これって結構よくあることですね

せっかく良いこと書いても、インクが薄くて読みにくいともったいないですね

ありがとうございました。

 

恐れずにホワイトボード前に立とう

ということで、充実したワークショップでした

普通のミーティングは「書記」が書くと思いますが、赤羽さんは

書記はやめましょう

リーダー自らが恐れずにホワイトボード前に立つ

そして会議をリードしてください

と言います

たしかに、書きながらリードした方が、会議は盛り上がる感じがしました

またフォロワーの経験をして思ったことは

意見を書いてもらえると、気分よくしゃべれる

ということ

先生という立場で生徒の前に立つことが多いわたしとしては、フォロワーの体験は新しい発見でした

  1. リーダーが恐れずにホワイトボードの前に立って会議をリードする
  2. 言われたことをそのまま書く
  3. これがフォロワーの意識を高めてよい会議になる

という体験をしました

これをバスケでどんどん生かして、強いチーム作っていきたいです

現場からは以上です

赤羽さん、ありがとうございました

 

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三原学でした。それでは、また。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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