こんにちは。三原です。いつもありがとうございます。
今日のテーマはですね、U11、小学校5年生以降に本格的なオフェンスの「合わせ」を教えるにはどうするか、という話をしていきます。
本題に入る前にお知らせですが、7月29日にスクリーンの本が出ます。小学生から高校生、そして指導者の方にも学びになるオフボールの本ですので、ぜひよろしくお願いします。
さて、小学校5年生以降でそれなりにバスケットの形になってきた子たちに、少し本格的な合わせを教える方法を、4つの目次に分けてお伝えします。小学生の場合は、5アウトで広がってどんどん1対1を仕掛ける状況が良いと思います。
上下左右のドライブに対する基本原則
まずは上(トップ)からのドライブです。1番の選手がマークマンを抜いてドライブしたとき、隣の3番のマークマンがカバーに寄ってきたとします。
このとき、3番の選手は立ち止まったままだと、ディフェンス1人に2人とも守られてしまいます。バスケにおいて「ディフェンスは1人で2人を守れない」という状況を作ることがオフェンスの成功です。
そのため、3番の選手はドリブルが進んだ分だけ、同じ方向に1〜2mコーナーへ下がって合わせます。元々コーナーにいた選手は、押し出されるようにゴールへ飛び込む(ダイブする)形になります。このように同じ方向にぐるぐる回る動きを「サークルの合わせ」と言います。横(ウイングやコーナー)からのドライブでも、全員が渦巻きを巻くように同じ方向へずれて合わせるのが基本原則です。
インサイドでのサークルムーブの適用
次にインサイド、中の選手の話です。5アウトオフェンスにはいろいろな仕組みがありますが、高学年に教える一番簡単な合わせとしては、やはりドライブに対して「1つずつ横にずれて、コーナーが押し出されるようにダイブする」という形です。
もし、選手がエンドライン側(ベースライン側)をドライブしたとします。そのときに、中の選手がそのまま同じ場所へダイブしてしまうと、ドリブラーと頭がぶつかってしまいますよね。
ここでもサークルの考え方を適用します。ドリブルがこちら側に来たんだとしたら自分は上がる、逆にこちらへ行ったなら下がる、というように、ドライブの方向に対して回るように合わせてあげるのです。このぐるっと回る連動を内側でも徹底させてみてください。
パスミスを減らすための「レスキュー」
最後は4つ目の「レスキュー(助ける)」についてです。ドライブを仕掛け、周りの選手がサークルで合わせて1人ずつ横にドリフトしていったとします。しかし、相手ディフェンスが頑張って、どうしてもボールが止まってしまい、パスが出せないという困った状況が起こります。
そうなったときは、行きっぱなしにするのではなく、1番近くにいる外回りの選手が、ギュッと折り返して元の位置に戻ってきてあげるのです。そして、もう一度パスを受けてボールマンを助けてあげます。
ドライブに行っても、最低最悪「普通にボールを返すところがある」という保証を作っておくこと。これがチームのパスミスを劇的に減らすことにつながります。このレスキューの動きまでセットで抑えておきましょう。
「1人で2人を守れない」を合言葉に、上からのドライブ、横からのドライブ、インサイドのサークル、そして困ったときのレスキュー。このやり方であれば、高学年のミニバス選手でも十分に形にしていけます。ぜひ試してみてください。
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