Voicy&インスタ

良い選手はフリースローが多い #112 23-12-21

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。

 

DUNKSHOOTの記事

得点王ランキング上位は、いつの時代もフリースローが多い

フィジカルにプレーして、ファウルをもらうことは現代バスケでも大事だ、

という記事を見つけました

記事はこちら

現代バスケ

昔に比べて現代のバスケは、スキルが向上しています

インターネット、スマートフォンの普及により、動画などの情報量が、以前に比べて圧倒的に多いことが主な理由です

特にロングシュートとドリブルに関しては、多くの動画がアップされており、子どもたちは直接、手のひらで世界最先端の技術を見て学べます

戦術の変化

この情報社会は、戦術の変化にも明らかに影響をもたらしています

  • ロングシュートとドリブルがうまくなった
  • より広いスペースでプレーする戦術が増えた
  • インサイドのプレーよりも、アウトサイドのプレーが増えた

という傾向は、どの年代にも明らかに増えていて、バスケのレベルが向上していると感じます

昔のバスケ

昔のバスケ戦術では

  1. 背の高い選手がインサイドにポジションを取り
  2. そこにパスを入れて攻める
  3. リバウンド争いも積極的に行く

というスタイルが主流でした

しかし現代は

  1. スペースのためにポストアップを避ける
  2. シュートが入る前提でオフェンスリバウンドにはあまり行かない

に変わっています

変わらないこと

しかし、勝つために変わらないことは、ゴール下にボールを集めることです

スキルが高まってドリブルが多くなったとしても、ゴール下にボールを集めなければ勝てません

ドリブルであれ、ポストプレーであれ、ゴール下にボールを集めれば

  1. シュートの確率は上がり
  2. ファウルももらいやすくなり
  3. ディフェンスは収縮する

という良いことしかないからです

最近の子の好み

最近の選手はロングシュートとドリブルを好みますし、それがカッコいいと思いがちです

もちろん、それは否定されることではありませんが、勝つために直結する「ゴール下の争い」を嫌がるようになると、それは問題です

ゴール下の争いは、ファウルも起きて痛いし、体力的にも厳しいので、たしかにきついです

でも、それが勝つために必要なんだ、という理解が大事だと思います

勝つにはゴール下

この意味で、冒頭の「ベストプレーヤーはいつも多くのフリースローを打ってきた」は、とても価値のある言葉です

フリースローは「邪魔された」「痛かった」という感情がともない、スパッとシュートを決めることに比べて、あんまり嬉しくないものです

でも、勝つためにとても重要なものだ、という考えを選手たちに理解させたいですね

ゴール下の活躍を褒めよう

良い選手ほどゴール下の競り合いに強く、フリースローを多くもらいます

そして、ファウルされることに不平不満を口にしません。むしろ喜びます

そのようなたくましい選手を育てるには、まずコーチ自身がゴール下の重要性を知ることです

そして、体を張ったゴール下の活躍を大いに褒めて、選手たちを勇気づけましょう

というお話です

ぜひインスタの方でも復習してくださいね

今日の参考文献

今日の参考文献はこちらです

ぜひ画像をタップして、手に取ってみてください

ちなみにこの本、わたしはNBA戦術のところを書きました

最後にお知らせ

ありがとうございました。

バスケの大学では、指導者の悩み解決になるお話を無料メルマガで発信しています。

最初の1通目でプレゼント動画もありますので、ぜひこれを機にメルマガの登録をよろしくお願いします。

無料メルマガ講座はこちら

 

YouTube「バスケの大学」では、ラジオだけでは伝わらない図などを使った戦術解説をしています。

週に1~2本の放送をアップしているので、ぜひこちらもチェックしてください。

最後に、バスケの大学「研究室」では現在進行形で手掛けている最新のチーム作りについて、ほぼ毎日三原が記事を投稿しています。

  • ここでしか書けない話を共有したり
  • メンバーさん全員の質問に真剣に答えたり
  • 月に1回のオンライン勉強をやったり

しています。もし興味のある方は案内ページを一度のぞいてみてください。

バスケの大学「研究室」 ご案内 こんにちは、三原です。 いつも「バスケの大学」をありがとうございます。 バスケの大学には「研究室」というコミュニティ...

最後までブログをお読みくださり、感謝しています。

ありがとうございます。

三原学でした。それでは、また。

追記

アマゾンの電子書籍(kindle)で本をたくさん出しています。

わたしの作品一覧はこちらです

ちなみに、アマゾンアンリミテッドの方はすべて無料で読めます。

あと、アマゾンといえば、耳で聞くオーディブルもおすすめです。

無料キャンペーン中にダウンロードした本は、ずっと聞き続けられるので、お試しすることをおすすめします

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
バスケの大学メルマガ

記事を最後までお読みくださり、感謝しています!

このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。

そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。

同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。

最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。

無料でメルマガ講座を購読する!

 

チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ
チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ