こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
DUNKSHOOTの記事
得点王ランキング上位は、いつの時代もフリースローが多い
フィジカルにプレーして、ファウルをもらうことは現代バスケでも大事だ、
という記事を見つけました
現代バスケ
昔に比べて現代のバスケは、スキルが向上しています
インターネット、スマートフォンの普及により、動画などの情報量が、以前に比べて圧倒的に多いことが主な理由です
特にロングシュートとドリブルに関しては、多くの動画がアップされており、子どもたちは直接、手のひらで世界最先端の技術を見て学べます
戦術の変化
この情報社会は、戦術の変化にも明らかに影響をもたらしています
- ロングシュートとドリブルがうまくなった
- より広いスペースでプレーする戦術が増えた
- インサイドのプレーよりも、アウトサイドのプレーが増えた
という傾向は、どの年代にも明らかに増えていて、バスケのレベルが向上していると感じます
昔のバスケ
昔のバスケ戦術では
- 背の高い選手がインサイドにポジションを取り
- そこにパスを入れて攻める
- リバウンド争いも積極的に行く
というスタイルが主流でした
しかし現代は
- スペースのためにポストアップを避ける
- シュートが入る前提でオフェンスリバウンドにはあまり行かない
に変わっています
変わらないこと
しかし、勝つために変わらないことは、ゴール下にボールを集めることです
スキルが高まってドリブルが多くなったとしても、ゴール下にボールを集めなければ勝てません
ドリブルであれ、ポストプレーであれ、ゴール下にボールを集めれば
- シュートの確率は上がり
- ファウルももらいやすくなり
- ディフェンスは収縮する
という良いことしかないからです
最近の子の好み
最近の選手はロングシュートとドリブルを好みますし、それがカッコいいと思いがちです
もちろん、それは否定されることではありませんが、勝つために直結する「ゴール下の争い」を嫌がるようになると、それは問題です
ゴール下の争いは、ファウルも起きて痛いし、体力的にも厳しいので、たしかにきついです
でも、それが勝つために必要なんだ、という理解が大事だと思います
勝つにはゴール下
この意味で、冒頭の「ベストプレーヤーはいつも多くのフリースローを打ってきた」は、とても価値のある言葉です
フリースローは「邪魔された」「痛かった」という感情がともない、スパッとシュートを決めることに比べて、あんまり嬉しくないものです
でも、勝つためにとても重要なものだ、という考えを選手たちに理解させたいですね
ゴール下の活躍を褒めよう
良い選手ほどゴール下の競り合いに強く、フリースローを多くもらいます
そして、ファウルされることに不平不満を口にしません。むしろ喜びます
そのようなたくましい選手を育てるには、まずコーチ自身がゴール下の重要性を知ることです
そして、体を張ったゴール下の活躍を大いに褒めて、選手たちを勇気づけましょう
というお話です
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今日の参考文献
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ちなみにこの本、わたしはNBA戦術のところを書きました
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三原学でした。それでは、また。
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