こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
ディフェンス練習というと、1対1をたくさんやって「とにかく抜かれるな」「もっと頑張れ」となりがちです。
もちろん1対1は大事です。
でも、試合は5対5です。
どれだけ1対1を頑張っていても、1人が抜かれた瞬間に全部終わってしまう。スクリーンやカットをされると、誰がどう守ればいいかわからない。
そんな状態では、チームとして守っているとは言えません。
そこで取り入れたいのが、4対4で行う「シェルディフェンス」です。
図はこちら
この投稿をInstagramで見る
まず覚えたい「ポジション・ビジョン・トーク」
シェルディフェンスにはいろいろな練習方法がありますが、その前に、わたしが選手たちに必ず伝えたい3原則があります。
「ポジション・ビジョン・トーク」です。
まずポジション。
ボールマン、ボールの隣、隣の隣では、それぞれ立つ場所が変わります。
ボールマンにはしっかりマッチアップする。隣ではチームの方針によってディナイ、またはギャップヘルプ。そして隣の隣では、ボールとマークマンの両方が見えるピストルポジションを取る。
次がビジョンです。
大事なのは、首をキョロキョロ振るのではなく、ボールとマークマンを同時に視野へ入れることです。
そして最後がトーク。
「ボールいいよ」
「ヘルプいいよ」
「ロー、ロー」
「スクリーン行ったぞ」
声を出して、自分が何をしているのかを味方に伝えます。
ディフェンスの声は、単なる元気ではありません。チームの意思を統一するための「技術」だと、わたしは考えています。
シェルディフェンスは5段階で発展させる
この3原則を身につけるために、シェルディフェンスを5つに分けて練習します。
1.パスだけ
最初は、オフェンスを動かさず、パスだけを回します。
ここで覚えたいのが「ジャンプ・トゥ・ザ・ボール」です。
パスが出てから考えるのではなく、ボールが空中にある間に4人全員が次のポジションへ動く。
しかも、この移動はステップスライドではなく、必要なら足をクロスして走っていい。とにかく早く正しい位置を取ります。
2.バスケットカット
次は、パスした選手がゴールへカットします。
ここでは、オフボールの選手が動いたときに、ディフェンスがどうポジションを変えるかを練習します。
パスを出した瞬間にジャンプ・トゥ・ザ・ボールをして、カットする選手に前を取らせない。
そして、カットした選手を必要以上に追いかけるのではなく、ボールとの関係を見ながら正しいポジションへ戻ることも大事です。
3.ドライブとヘルプ
3つ目は、ドライブに対するヘルプです。
1人が抜かれたら、ローマンが助ける。
さらに、ローマンが助けに出たら、その後ろを別の選手がカバーする。
つまり、1人が助けて終わりではありません。
「寄ったら降りる」という形で、周りの選手もほぼ同時に動きます。
この連動ができると、1対1で抜かれても、すぐに失点するチームではなくなります。
4.オフボールスクリーン
4つ目は、オフボールスクリーンへの対応です。
スクリーンが来たら、まず大きな声で味方に伝える。
そして、ボールとマークマンの両方を見ながら守ります。
守り方はチームによって変わります。
スライドスルー、ファイトオーバー、スイッチなど、チームで約束ごとを決めておくことが必要です。
5.オンボールスクリーン
最後は、オンボールスクリーンです。
ここでも、ハードショー、スイッチ、アイス、ドロップなど、いろいろな守り方があります。
大事なのは「どれが絶対に正しいか」ではなく、チームとしてどう守るのかを決めて、それを4人で共有することです。
また、スクリーンに直接関わっていない逆サイドの選手も休憩ではありません。
ネイルやフープ付近まで寄って、ダイブやドライブへのヘルプを準備します。
「頑張れ」だけではチームディフェンスにならない
わたしがシェルディフェンスで大事にしたいのは、形そのものを覚えることではありません。
「今、どこに立つのか」
「何を見るのか」
「味方に何を伝えるのか」
これを4人が共有できるようにすることです。
1対1で抜かれることはあります。
相手の方が速いことも、うまいこともあります。
だからこそ、抜かれた瞬間に「終わり」ではなく、後ろにヘルプがいて、さらにその後ろもカバーしている。
そんな状態を練習で作っておく必要があります。
ディフェンス練習で、つい「もっと頑張れ」と言いたくなったら、少し言葉を変えてみてください。
「今のポジションはどうだった?」
「ボールとマークマン、両方見えていた?」
「味方に声で伝えられていた?」
そして、
- パスだけ
- バスケットカット
- ドライブとヘルプ
- オフボールスクリーン
- オンボールスクリーン
という順番で、少しずつ試合に近づけてみてください。
1対1の頑張りを、4人のつながりに変えていく。
そのために、シェルディフェンスはとても使いやすい練習だと、わたしは考えています。
ぜひ時間をかけて取り組んでみてください。
===
最後までお読みくださり感謝しています。無料メルマガはこちらです。2日に1回、コーチングについてのアドバイスをお届けします
https://my78p.com/p/r/UFu5h7sW
ここまで読んだら「声のメルマガ」Voicyをどうぞ。ブログとは別内容のラジオをほぼ毎日更新しています。
https://voicy.jp/channel/4018
ありがとうございました。それでは、また。
===
最後までお読みくださり感謝しています。無料メルマガはこちらです。2日に1回、コーチングについてのアドバイスをお届けします
https://my78p.com/p/r/UFu5h7sW
ここまで読んだら「声のメルマガ」Voicyをどうぞ。ブログとは別内容のラジオをほぼ毎日更新しています。
https://voicy.jp/channel/4018
ありがとうございました。それでは、また。
安田学園高校バスケ部に見学、体験に来ませんか?
安田学園高校バスケ部に見学、体験に来ませんか?
- 受験を考えている中学生
- その保護者の方
- 部活をがんばりたい指導者の方
ぜひ一度下のリンクから案内ページ見てみてください
https://coach-mm.com/yasuda
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。
同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。
最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。

