その他

スクリーンで2点のフリーを作る練習法

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

今のバスケットボールでは、3ポイントシュートの価値が高くなっています。

その一方で、「2点のジャンプシュートは打たない方がいい」「インサイドは大きい選手に任せればいい」と考えることもあるでしょう。

しかし、わたしは2点のシュートも非常に重要だと考えています。

特に、スクリーンを使ってゴール下やハイポストにフリーを作る技術は、身長やポジションに関係なく身につけておきたいものです。

今回は、3アウト2インの配置からクロススクリーンを使い、ゴール下とハイポストにシュートチャンスを作る練習を紹介します。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

三原学(@coach_manabu)がシェアした投稿

まっすぐスクリーンに行かない

最初は外側に3人、インサイドに2人を配置します。

外側の3人はパッサー役なので、最初はディフェンスをつけなくてもかまいません。インサイドの2人にだけディフェンスをつけます。

トップからウイングへパスが出たとき、ボールサイドのポストはディナイされ、簡単にはパスを受けられません。

そこで、その選手が反対側のポストへクロススクリーンをかけます。コートを横切りながら、ボールから離れる方向へ向かうスクリーンです。わたしは選手たちに「マイナスのスクリーン」と伝えることもあります。

ここで大事なのは、スクリーナーがまっすぐ相手へ向かわないことです。

ディフェンスが上側からディナイしているなら、その逆側である下側から大きく回り込みます。少し引っかけるように角度をつけて、ディフェンスの進路に入るのです。

一方、スクリーンを使う選手も、ただゴール下へ走るだけではいけません。

1度ハイポスト方向へ上がる動きを見せてから、Vカットでゴール下へ向かいます。スクリーナーとユーザーが互いに角度を合わせることで、スクリーンの背中側にフリーが生まれます。

この形でゴール下にパスが入れば、そのままレイアップです。最も確率の高いシュートを作れるので、まず狙いたい形です。

ディフェンスの位置によって狙いを変える

毎回、ディフェンスが上側から守るとは限りません。

下側からディナイされた場合は、スクリーナーが上側から回り込み、ハイポスト方向にフリーを作ります。

このときユーザーは、1度エンドライン方向へ動いてからハイポストへ上がります。ゴール下へ向かう動きと反対なので、選手は最初に混乱しやすいところです。

わたしが伝えたいのは、「スクリーンをかける場所によって、フリーになる場所が変わる」ということです。

スクリーナーの背中をゴール下に向ければ、ゴール下にフリーができます。背中をハイポスト側に向ければ、ハイポストにフリーができます。

だから、スクリーンは単に相手にぶつかればいいのではありません。

どこにノーマークを作りたいのかを考えて、角度を決める必要があります。

練習の最初は、ディフェンスにスイッチをさせず、ファイトオーバーやスライドスルーでついていくようにします。

オフェンスは動いているディフェンスに対して、正しい角度でスクリーンをセットする。ディフェンスは簡単にスクリーンをかけさせず、体を使って位置をずらす。

両者が本気で競り合うことで、試合につながる練習になります。

スイッチされた後に本当のチャンスが生まれる

動きに慣れてきたら、ディフェンスにスイッチを許可します。

スイッチされると、スクリーンを使った選手にはパスが入りにくくなります。しかし、そこでプレイが終わるわけではありません。

スクリーンをかけた選手が、相手より前にいることがあります。

そこで、まずはゴール下で相手をシールし、直接パスを受けることを狙います。特に、スクリーナーにサイズの優位があれば、非常に有効です。

直接入らなければ、相手を背中やお尻で押さえながらハイポストへフラッシュします。

ハイポストでボールを受けたら、まずリングを見ます。ディフェンスが離れていればシュート、強く出てくればドライブです。

同時に、ゴール下の選手もパスを受ける準備をします。

ハイポストにボールが入ると、パスの角度が変わります。さっきまでディナイされていたローポストへ、今度はパスが通るようになるからです。

これがハイローのポストプレイです。

スクリーンを使った選手がフリーにならなかったとしても、スクリーナーがシールして、ハイポストへ上がり、さらにローポストへパスを入れる。

スクリーンは、最初の動きだけで終わるプレイではありません。

ディフェンスの対応を見て、次のチャンスへつなげていくものです。

この練習は、インサイドプレイヤーだけのものではありません。

普段は外でプレイする選手も、体を当てる感覚、相手をシールする感覚、狭い場所へパスを通す感覚を身につけられます。

まずはディフェンスの位置を見て、まっすぐスクリーンに行かないこと。そして、どこにフリーを作るのかを考えて角度を決めること。

ぜひ、あなたのチームでも試してみてください。

 

この投稿をInstagramで見る

 

三原学(@coach_manabu)がシェアした投稿

 

===

最後までお読みくださり感謝しています。無料メルマガはこちらです。2日に1回、コーチングについてのアドバイスをお届けします
https://my78p.com/p/r/UFu5h7sW

ここまで読んだら「声のメルマガ」Voicyをどうぞ。ブログとは別内容のラジオをほぼ毎日更新しています。
https://voicy.jp/channel/4018

ありがとうございました。それでは、また。

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
バスケの大学メルマガ

記事を最後までお読みくださり、感謝しています!

このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。

そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。

同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。

最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。

無料でメルマガ講座を購読する!

 

チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ
チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ