3アウト2インは時代遅れか？今こそ“信じて”教えたい理由
こんにちは、三原です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日は「3アウト2インのオフェンスって、今の時代に合ってるの？」というテーマでお話しします。
この問いは、ある指導者の方からいただいたものです。
「最近は5アウトが主流で、ハイローのようなポストプレーを重視したバスケは減っている。もう3アウト2インは教えない方がいいのでは？」というご質問でした。
結論からお伝えすると、わたしは「全然、時代遅れじゃない」と思います。むしろ“教える価値がある”と信じています。
ポストプレーには、時代を超えた価値がある
「ハイロー」や「ポストアップ」って、バスケの本質が詰まっているプレーです。
とくにハイポストでの攻撃は、
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シュート
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ドリブル
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パス
この“トリプルスレット”を最大限に発揮できる場所です。
「下がったら打て、出てきたら抜ける」
このシンプルな1対1の原則を、最も効果的に使えるのがハイポストです。
さらに、ハイとローに2人のポストがいることで、
パスの距離が短くなり、連携も取りやすい。
自然と合わせの動きや、リバウンドの三角形（トライアングル）も作れます。
なぜ「時代遅れ」と言われるのか？
たしかに最近のバスケは、
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スペースを広くとって
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外からガンガンシュートを打つ
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速い展開でテンポよく進める
こういった「ファイブアウト」や「4アウト1イン」が主流になってきています。
でも、これって選手の能力に依存するスタイルでもあるんですよね。
背が高くて外からも打てる器用な選手がいれば、5アウトは機能します。
だけど、「うちのチームはそうじゃない」と思ったあなた。
そう、だからこそ3アウト2インに価値があるんです。
背が低くても、工夫で勝負できる
「でも、ポストに入れるには高さが必要じゃない？」
そう思われたかもしれません。
たしかにその通りです。でも、わたしの実感として、
ハイポスト付近なら身長170cm台の選手でも充分戦えます。
例えば、ローからハイへのフラッシュをスクリーンで作る。
相手を動かして、空いたスペースに飛び込む。
こういった工夫とタイミングで、チャンスはつくれるんです。
固定的に「ハイ・ローに立つ」のではなく、
動きの中でハイポストを使う。
この意識だけでも、ハイローの可能性はぐっと広がります。
今こそ「信じたオフェンス」を
わたしは、過去に多くのチームを指導してきましたが、
最終的には「自分が信じられるもの」しか、チームには落とし込めませんでした。
情報はあふれていて、流行の戦術もどんどん変わる。
だけど、最終的に力になるのは「自分が信じたもの」だけです。
3アウト2インの良さを知っているなら、
それを信じて教えるべきだと、わたしは思います。
まとめ：時代遅れかどうかより、“自分のチームに合っているか”で考えよう
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ポストを使うオフェンスは、今でも有効
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ハイポストは、攻撃の選択肢が広く“最強の場所”
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工夫次第で、身長やスキルの差は埋められる
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何より「自分が信じる戦術」を選ぶことが大切
バスケットボールに“これが正解”はありません。
でも「信じたものしか力にならない」
これは20年以上バスケを教えてきたわたしの、実感としての答えです。
ぜひ、あなたのチームにも3アウト2インの良さを取り入れてみてください。
きっと、新しい世界が見えてくるはずです。
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