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遅刻には2種類ある 24-9-3 #353

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

遅刻には2種類ある!時間を守る大切さを考える

今日は「遅刻には2種類ある」というテーマでお話しします。

意外と見落としがちな「遅刻」の考え方について、一緒に考えていきましょう。

■ 2種類の遅刻とは?

遅刻と聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか?

一般的には「開始時間に遅れること」を指しますよね。

でも、実は遅刻には2種類あるんです。

  1. 開始時間に遅れること
  2. 終了時間を守らないこと

そうなんです。終了時間を守らないことも、立派な「遅刻」なんです。

この2つ目の遅刻、意外と見落としがちじゃないでしょうか?

■ なぜ終了時間を守ることが大切なのか?

終了時間を守ることの大切さ、3つのポイントがあります。

  1. 生徒たちの集中力が増す
  2. 本当に必要な内容を考えるきっかけになる
  3. バスケットボールという競技の特性に合っている

1つずつ見ていきましょう。

1. 生徒たちの集中力が増す

人間誰しも、終わりが見えるとやる気になるものです。

「ラスト1本!」と言われたら、急に力が湧いてきませんか?

終わりの時間が決まっていることで、「よし、最後まで頑張ろう!」という気持ちになれるんです。

だらだらと3時間やるより、集中した90分の方が効果的なことも多いんです。

2. 本当に必要な内容を考えるきっかけになる

時間が限られていると、「今日はこのポイントだけやろう」と、テーマを絞りやすくなります。

あれもこれもと欲張るより、時間内にできることを厳選する。

そうすることで、より質の高い練習になるんです。

3. バスケットボールという競技の特性に合っている

バスケットボールって、時間で区切られた競技ですよね。

40分間で、どれだけ多くの点数を取るか。それが勝負です。

練習でも時間を区切ることで、試合と同じような緊張感を持てるんです。

■ 有名コーチも言っています

UCLAの名将、ジョン・ウッデン。

彼の本にも、こんなことが書かれています。

「練習の終わりの時間を守ることは、とても重要だ」

コーチにとっては、うまくいかない練習ほど延長したくなるもの。

でも、それは良くないんです。

選手の集中力は切れるし、イライラしてしまう。

結果的に、良い練習にはならないんです。

■ 私の体験から

私自身、この「終わりの時間を守る」ことの大切さに気づいてから、意識的に取り入れています。

すると、不思議と良いことがたくさんあるんです。

生徒たちの集中力が上がり、限られた時間でより中身の濃い練習ができるようになりました。

■ あなたの練習は大丈夫?

さて、ここであなたに質問です。

あなたの練習、終わりの時間はきちんと守れていますか?

「もう1本」「あと5分」そんな風に、つい延長していませんか?

もしそうなら、今日からちょっと意識を変えてみてください。

決めた時間で、きっちり終わる。

そうすることで、練習の質が変わるかもしれません。

今日お話しした「2種類の遅刻」。

開始時間を守るのと同じくらい、終了時間を守ることも大切だということ。

ぜひ、明日からの練習に活かしてみてくださいね。

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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