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ディフェンスは足よりも手 24-9-15 #365

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

日曜恒例!リスナーさんの質問にお答えします

こんにちは、三原です。

今日は9月15日日曜日になりますので、公開収録ということで放送をさせていただいております。

毎週ね、日曜日は聞いていただける数が少なくなるので、ここ最近実験的に土曜日にいただいた質問に答えるということでやっております。

今日もコメント欄を読みながらお話をしていきたいと思います。

昨日の放送は「道を決めたらやり方まで選んじゃいけない」ということで、そちらの方に頂いたメッセージを読んでいってですね、そういう質問に答えたいと思います。

読書の効果について

あるリスナーさんから、最近読書習慣がついて2日に1冊のペースで本を読めるようになったというコメントをいただきました。

素晴らしいですね。2日に1冊。私は1週間に1冊なんで。

読む時はざっ読むっていう感じなんですけれども。

本当読書すると人生が豊かになるし、他の人の体験の疑似体験ができるみたいな、そんな感じが読書にはあると思うんで。

私も読書していきたいと思います。

昨日の放送の感想

昨日の放送について、自分のために参考になる部分とコーチとして選手たちへの指導のために参考になる部分に分けて考えるとモヤモヤがなく勉強になったというコメントをいただきました。

自分のためにコーチ自身として勉強になるところと、選手たちへの助言ということで使っていただくっていう2つの面が昨日の放送にはあったということで。

確かにね、私もその観点でもう1回自分の放送聞き直してみますかね。

背の低いチームの戦い方

質問です。「高校男子を指導しています。180cm超える選手が1人、182cmの選手が1人、部員半分が160代。運動能力は人並みで特に技術に突出した選手もいません。でもやる気と賢さはあります。それでも勝たせてあげたいです。どんなオフェンスやりますか?」

4アウト1インじゃないですかね。182cmのセンターがいるんでしょう。その子をインサイドに使って残り4人を4アウトにするんじゃないですかね。

でも、質問の答えになってないかもしれませんが、オフェンスよりもディフェンスやった方がいいですね。

それで走った方がいいですね。絶対ね。

とにかく走って、この182cmのセンターが誰よりも走れるっていう風になったらすごく強いと思いますね。

ディフェンスをしっかりとマンツーマンディフェンスを頑張って、リバウンドルーズ取ったらこの180cmのセンターの子がまっすぐリムランニングでリングに向かってダッシュ。

これが誰よりも早いという風になれば、非常にそれは強くなるかなと思うので。

4アウト1インで、とにかくディフェンスとトランジション、これに徹底的に形になるとすごく強くなるかなと思います。

オフェンス自体はそんなに難しいことやんなくていいと思いますけどね。

インサイドにボール入れて勝負で、ディフェンスが収縮したら中外でクローズアウトっていうぐらいでいいんじゃないかなと思うんで。

ぜひディフェンスに力を入れ、トランジションに力を入れてですね、やられることをお勧めいたします。頑張ってください。

格上のチームとの試合について

質問です。「中学男子U14部活を指導しています。明日からリーグ戦が始まります。対戦相手は3年生も残っているクラブチームばかりです。毎週のように格上のチームと対戦ができるのでとてもワクワクしています。格上のチームにチャレンジする時の心構えや大差がついた時の声がけなど、普段から意識されてることがあれば教えていただきたいです。」

これは格という言葉を使わないっていうことが1番大事かなと思います。

多分ですね、客観的に見ると相手のが強そうだっていうそういう意味で格上使うんでしょうけど、試合が始まる時ってのは0対0なんですよね。

0対0の同点から始まるじゃないですか。別に負けてるわけじゃないんですよ。

だから対戦相手はクラブチームで強いですね。それから3年生がいます。だからあなたのチームはね、10点負けてスタートですていう風な開始じゃないわけじゃないですか。

10点負けてスタートですってなったらあこれは相手は格上なんだな10点分の格上なんだなっていうのなりますけど、そうじゃなくて00から始めるわけですよね。

っていうことがまず言いたいんですよね。だから同点から始まるんだから何も何もビビることはないということですね。

そしてこれね、ドリブルドライブモーションっていうオフェンスを作ったバンスウォールバーグさんの書いた本に書いてあったんですけど、残り10秒1点負けてたらどんなディフェンスをしますかってことですね。

残り10秒1点負けてたらどんなディフェンスをしますかっていうことですね。

多分必死にプレスディフェンスをしてボールを取りに行くとかねそういうことすると思うんですよ。

1点負けてて残り10秒で、マイボールだったとしたらどんなオフェンスしますかって考えると多分その1本のシュートに結構シンプルにですね1本のシュートにかけて思いきりアタックしてくと思うんですね。

バンスボールバグの言葉だといつも残り10秒1点負けてる状態のプレイをいつもね40分できたらどこにも負けないと。

バスケットってはそういうもんだということで、ドリブルドライバーアタックっていうそういうオフェンスを作ったし、あれは残り10秒1点差で負けてる時のオフェンスであると。

であれを40分やったら絶対勝てると。

ドリブルドライブモーションっていうものがすごく彼を有名にしましけど実はバンスウールバーグっていう方は221のゾーンプレスを教えるのがめちゃくちゃうまい人なんですね。

221ゾンプレスとドリブルドライブモーションでなるべくセットオフェンスにしないね。とにかくこうガチャガチャガチャガチャ行くっていうスタイルの最高峰がバンスボールバグで、その彼が書いた本にはこう書いてあったんですね。

残り10秒1点差で負けてるしプレイを40分やりなさいと。

まなんかその辺のところはあのヒントになっていただけたらと思います。

大差がついた時なんかもね目標持って、とにかくあのワンゴールずつ取ろうよというそういうネクストプレイで声かけてあげるとね、最後まで戦えるかなと思うので、まずは勝つつもりでやってくってことがすごく重要かなと思います。

頑張ってください。今日の試合ね、また報告お待ちしております。

ディフェンスリバウンドについて

質問です。「ディフェンスリバウンドの際、選手に指導されてる細かなこだわりはありますか?中学生女子でよく戦う格上のチーム、体がしっかりしており身長も自分たちより大きい選手が多いです。5人全員がオフェンスリバウンドに絡んできます。それでリバウンドルーズを奪われてしまうことがよくあり悩んでます。スクリーンアウトの徹底しかないと思いますが、押し出しきれておらず取られてしまうことが多いです。」

めちゃくちゃありますね。やっぱりリバウンドは一番重要ですからね。

まずはスクリーンアウトの徹底しかないと考えますが、その通りなんですけど、そこのこれね多分スクリーンアウトの話だけするとこれだけで1時間ぐらいできるので、ポイントだけ言うとですね、まずあの体のどの部分でするかっていうことですね。

スクリーンアウトのイメージをしてください。皆さんスクリーンアウトのイメージをしてくださいとしたら多分背中で相手を抑えるっていうことをスクリーンアウトってイメージされると思うんですけど、結構この背中で抑えるって捉えどころがなくて難しいんですよ。

背中って結構なんつの鈍感じゃない。でどこで抑えると押えやすいかっていうと、これ腕なんですね。

腕で体を半身にして横向きっていうのが半身にしてグッと抑えるっていうのが1番人間力が入るんですよ。

試しにこうなんか壁に向かって力入れてみてください。背中でこう押すって力あんま入んないけど、こう横向きで腕でグっと押すってやると力入りますよね。

これ言ってること分かるかなラジオでは。自分今自分地の壁で私壁押してんですけど。

だから腕で押せっていうことですね。

であとはうんと相手チームの全員がすごく取るっていうわけじゃなくて多分リバウンドのエースって1人か2人いると思うんですね。

サタルものはうんとあの外国人のね聴診の留学生センターがいるようなチームは彼に取らせないことじゃないですか。

それでも取られちゃうんだけど、その時はうんとまこれ言葉適切じゃないかもしれないですけど真重って言葉を使ってですね、リバウンドを1番取るやつは取らせないんですよ。

取らせない自分も取らなくていいと。自分も取らなくていいだ。その代わり取らせないと飛ばせないというか押え続けるっていうことをやるんですね。

そうすると相手が1番取るやつが取らせません。自分のセンターも取りませんってなって、とにかく抑えるだけ押えて。でそうするとボールが床にボンと弾むじゃないですか分かります?床にボンと弾むじゃないですか。

で床にボンと弾んだやつをガードがルーズボール取るっていうのがすごくいいやり方だなと私は思ってて、そういうやり方を指導するようにしてます。

あの最近私は高校生と大学生両方をねへっとこしてるんで、今早稲田大学が関東大学のリーグ戦戦ってますけど、関東大学リーグのですね公式サイトに毎回毎試合スタッツがこう出るんですね。

スタッツが毎回出るんですね。でワラのスタッツ見ていただくと結構センタープレイヤーのリバウンドよりもガードの選手のリバウンドが多いと思います。それはそういうことですね。

相手のセンターにはうちのセンターを当てると。でうちのセンターはリバウンド取らないです。取らせないことをね真重して取らせないことをしてね自分が取らない代わりに相手にも取らせない飛ばせないってことをして腕でぐーっとしてボールが床転んでをガードが取るみたいなね、そういう風にするとまいいのかなと思っております。

1つねこれこれ以上にもいっぱいいっぱいディフェンスリバンドのこだわりはありますけど、まあの何か参考にしていただければと思います。よろしくお願いします。

ディフェンスの手の使い方について

質問です。「ディフェンスは足でするものだと思っていましたが、最近特にクラブ所属の選手が手を多く出してくると感じます。審判がうまくさばいてくれない時はやられ放題になってしまうこともあります。プレッシャーをかけることは大切だと感じますが、ディフェンスの正しい手の出し方、そもそもそんなものがあるかを含めて三原さんの考えをお聞きしたいです。」

これま面白い質問だなと思って。ディフェンスを足でやる。足も大事ですけど手の方が大事ですよね。

だってボールを取るのは手ですから。手を必ず出すっていうことはすごく大事だと思います。

ディフェンスは足でするものっていうことはあんまり考えない方がいいかなと。当然膝を曲げ低い姿勢でステップスライドをするってことは大事ですけど、体を運んだだけで満足するんじゃなくて体を運んだら手出さないとボール取れないですよね。

だから手を出すってことはすごく重要だと思います。

手の出し方っていうのはま色々ありますけど、例えば相手が右手でドリブルをしてましたですね。相手が右手でドリブルをしてましたイメージしてください。であなたがディフェンスしてて、そうすると自分の左手の前にボールがありますよね分かります?

相手が右手でドリブルをしてるんで右方向に行きますていうなると自分の左手がボール側にあるでしょ。だから隙があったら動きながらポンと左手でこうボールを直回出すっていうことは結構大事で、そういう出し方ですよね。

それから相手のディフェンス自分がディフェンスしてて相手のドリブルが後ろ下がったと分かりますかね?ドリブルリトリートステップ後ろ下がってドリブルしたら思いっきり前に突っ込んで走り込むとスティールできたりします。

この時は右手を出すわけですね。相手が右手でドリブルしてます。コースを止めました。ボールを持ったドリブラーが後ろに下がりましたね。2、3歩後ろ下がりました。そしたら相手は後ろ下がってるこっちは前に行けるってことでスピードに差が出てくるんで、こっちは思いっきりスティール狙いに行くと結構取ります。

そん時は右手で、右手でを思いきり伸ばしてグっといくっていうそういうま手の出し方。ちょっとラジオだと伝わりづらいかもしれませんが、そういう手の出し方は練習した方がいいですね。

なんかファールにならない手の出し方ってか、ファールをしないためにも手は出さなきゃいけないので、ハンズアップしてねシリンダの中で手出すってことは必要なんで、そのうんずるいことしろとは言いませんけど、手出すってことはすごく重要だから、まずは発想としてディフェンスは足だぞっていうことだけじゃないていうことを考えた方がいいですね。

手を出すために足を運んでるっていうそういう感覚で練習されるとまた違ってくるのかなと思います。多分クラブ出身のえ選手たちはその辺がま教わってんのか元々のセンスなのかわかんないですけど、うまいんでしょうね。

ぜひぜひやってみてください。

ということで結構長く喋っちゃったな。いつもありがとうございます。

こんな感じで今日は終わりにしたいと思います。生放送聞いていただいてる方ありがとうございます。

最後にお知らせ

ありがとうございました。

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三原学でした。それでは、また。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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