こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
信頼される人の共通点 〜アクティブリスニングのすすめ〜
今日は「信頼される人の共通点」というテーマでお話しします。
先日、ある部活動指導員の方から質問をいただきました。
個性的でムードメーカーな女子生徒がいて、その生徒の気分でチームの雰囲気が左右されてしまう。
個人的に指導されるのを極端に嫌い、気分が乗らない練習では指導を受ける姿勢が非常に悪い。
どうしたらいいか、というご相談でした。
これは多くの指導者が直面する悩みだと思います。
では、こういった生徒とどう向き合えばいいのでしょうか?
信頼関係を築くことが鍵
結論から言えば、その生徒との信頼関係を築くことが一番の鍵になります。
でも「信頼関係を築く」って、具体的にどうすればいいんでしょうか。
実は、信頼関係を築く上で最も重要なのは、「何かを伝えること」ではありません。
大切なのは、「その生徒の話を聞くこと」なんです。
アクティブリスニングという方法
ここで私がおすすめしたいのが「アクティブリスニング」という方法です。
アクティブリスニングとは、相手に深い関心を持って、真剣に話を聞くことです。
人は誰でも、自分の話を聞いてもらいたいという本能があります。
でも実際には、みんなが自分の話をしたがるので、じっくり話を聞いてもらう経験はとても少ないんです。
だからこそ、あなたがじっくり話を聞いてあげることで、生徒にとってかけがえのない存在になれるんです。
アクティブリスニングについて詳しくはこちらもご覧ください
アクティブリスニングの4ステップ
アクティブリスニングには、4つのステップがあります。
- 徹底的に真剣に聞いて、信頼される
- 自分の意見を言わない
- 問題の本質が分かる
- 解決策が浮かぶ
特に大切なのは、第1ステップです。
余計なことは考えず、ただひたすら相手の話に耳を傾けます。
「この生徒は何を考えて、何に興味があるんだろう」という純粋な好奇心を持って聞くんです。
第2ステップでは、自分の意見を言わないように気をつけます。
意見を言ってしまうと、相手を萎縮させてしまう可能性があるからです。
そうやって聞いていくうちに、第3ステップとして問題の本質が見えてきます。
そして第4ステップで、解決策が浮かぶこともあるんです。
24時間365日の習慣に
ここで重要なのは、「今からアクティブリスニングするぞ!」と気合を入れてやるのではありません。
24時間365日、自然な習慣として行うことが大切です。
特定の生徒だけでなく、誰の話も最後まで遮らず聞く習慣をつけていくと、自然と生徒たちとの信頼関係が築けていきます。
信頼される人の共通点
ここで、タイトルの「信頼される人の共通点」に戻ります。
信頼される人の共通点、それは「絶対に話を聞いてくれる人」なんです。
もし生徒の態度が悪いと感じても、まずは徹底的に話を聞いてみてください。
その生徒の本当の思いが見えてくるはずです。
アクティブリスニングは、信頼関係を築くための強力なツールです。
ぜひ試してみてください。
今日のお話が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
それでは、また!
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三原学でした。それでは、また。
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