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まず指導者が楽しむ 24-10-13 #392

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

まず指導者が楽しむ – バスケットボール指導の極意

こんにちは、三原です。

今日は「まず指導者が楽しむ」というテーマでお話しします。

最近、あるコメントをいただきました。小学3年生の娘さんがミニバスをやっているお父さんからの質問です。

Q. 娘に楽しく教えるにはどうしたらいいですか?

このお父さんは、娘さんと一緒に日々バスケの練習に励んでいるそうです。

しかし、娘さんは教えたことをすぐ忘れてしまったり、練習中に意識することを忘れがちだとのこと。

お父さんは怒らないように気をつけているものの、ついついきつい言い方をしてしまうそうです。

「今よりバスケが10倍楽しくなる」ことを心がけているものの、怒ってしまった後は反省しているとのことです。

お父さんの願いは、娘さんがよりバスケを好きになり、自発的になってほしいということです。

A. まず、指導者自身が楽しむことが大切です

この質問に対する私の回答は、「まず指導者自身が楽しむこと」です。

小学生、特に3年生は集中力が続かないのが普通です。教えたことをすぐ忘れたり、練習中に意識することを忘れがちなのは、むしろ自然なことなのです。

これは小学生に限らず、高校生でも大学生でも、プロ選手でさえ同じことが言えます。人間は一生懸命になると、つい色々なことを忘れてしまうものなのです。

言葉での指導よりも、楽しむ姿を見せることが大切

小学生の場合、言葉で聞いて理解して納得するという順番よりも、「お父さんが楽しそうだから私もやる」という方が効果的です。

技術的なことや、集合と言われたら走っていくといった規律的なことよりも、お父さん自身がそれを日常生活も含めてやってみせることが大切です。

具体的なアドバイス

  1. 上から言うのではなく、一緒にやる 上から「こうしなさい」と言うのではなく、一緒にバスケットを楽しむ姿勢が大切です。
  2. 大事なポイントを楽しく伝える 「ここが大事だから」と言うのではなく、「ああ、面白い」「これができるとこんなにうまくできるんだ」といった感じで伝えてみましょう。
  3. お父さん自身が楽しむ 部活動を見ていると、コーチや監督も人間なので、本当に楽しいと思うときもあれば、練習に行きたくない、コートに立ちたくないと思うこともあります。

しかし、そこで何とか楽しさを見出し、指導者自身が楽しむことが大切なのです。

まとめ:楽しむことから始めよう

「まず指導者が楽しむ」。

これがバスケットボール指導の極意の一つだと私は考えています。

指導者が楽しむことで、チーム全体がうまくいくのです。

お父さんが楽しむことで、きっと娘さんもバスケットを好きになり、自発的に取り組むようになるはずです。

明日の練習から、まずは自分自身が楽しむことを意識してみてください。

それでは、また次回。楽しいバスケットライフを!

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三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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