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バスケ技術としての声 5つの使い方 24-1-26 #146

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。

 

声の悩み

昨日に引き続き、声の悩みを答えます

メルマガ読者さんなどからもらう悩みの中で、とても多いのが「声」なのです

うちのチームは声が出ません

どうしたらいいのでしょうか?

そもそも声を出す意味って何でしょう?

今日は技術としての声、について答えます

声は技術の3割

わたしは、声は技術の3割だと教えています

同じ能力のチーム同士なら、声が出たほうが試合には勝ちます

能力が劣っていても、声で30点分あるので、一流選手に追いつくことは可能です

声をたんなる「盛り上げ」として漠然ととらえるだけでなく、

具体的な技術としての声を考えてみましょう

5つの使い道

技術としての声とは、具体的に何か?

わたしは以下の5つを紹介します

  1. 連絡する
  2. 心拍数をあげて力を出す
  3. 相手への威圧
  4. 自覚を持つ
  5. オノマトペによる表現

 

①連絡する

声による効果の一番に連絡が思いつく人も多いですね

ディフェンスをしていて

ヘルプいいよ!

右に行った!

左お願い!

このような声は、技術として圧倒的に重要です

 

②心拍数をあげて力を出す

いわゆる「盛り上げ」はとても効果があります

それは心拍数をあげることです

バスケは160前後の心拍数で試合が行われるので、練習でもその状況を作ることが大事です

アップで「声を出せ」はとても理にかなってます

また投てき選手が「あー!!」と叫んでいることを見ても、声を出すことが力の発揮に役立つことは科学的に根拠があります

 

③相手への威圧

これも盛り上げによる効果のひとつです

声を出すことで相手がバスケ的に嫌な、怖い気持ちになる、ということです

怒鳴られると委縮するように、

「○○番マークいいよ!」

「ボール任せて!」

と言われると、相手は委縮します

もちろん、やじや汚い言葉ではありません

懸命に声を出すことは、相手へのプレッシャーになるのです

 

④自覚を持つ

やっていることを声に出す、です

ボールマンOK!

走るよ!

リバウンド行くよ!

声に出すと、行動に自覚を持ち、責任が生まれます

また自分の動きを実況中継するのは、「何を声にしていいかわからない」という子に対する具体的アドバイスとして効果的です

 

⑤オノマトペで表現する

コート上で選手同士の会話も、コーチと選手の会話も「わかりやすさ」が大切です

オノマトペとは擬音語や擬態語のことです

ドキッとした

グッと踏み込む

パッと走り込む

という表現は、わかりやすさにつながります

また声ではありませんが、身振り手振りも使うと伝わりやすくなります

 

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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