こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
声の悩み
昨日に引き続き、声の悩みを答えます
メルマガ読者さんなどからもらう悩みの中で、とても多いのが「声」なのです
うちのチームは声が出ません
どうしたらいいのでしょうか?
そもそも声を出す意味って何でしょう?
今日は技術としての声、について答えます
声は技術の3割
わたしは、声は技術の3割だと教えています
同じ能力のチーム同士なら、声が出たほうが試合には勝ちます
能力が劣っていても、声で30点分あるので、一流選手に追いつくことは可能です
声をたんなる「盛り上げ」として漠然ととらえるだけでなく、
具体的な技術としての声を考えてみましょう
5つの使い道
技術としての声とは、具体的に何か?
わたしは以下の5つを紹介します
- 連絡する
- 心拍数をあげて力を出す
- 相手への威圧
- 自覚を持つ
- オノマトペによる表現
①連絡する
声による効果の一番に連絡が思いつく人も多いですね
ディフェンスをしていて
ヘルプいいよ!
右に行った!
左お願い!
このような声は、技術として圧倒的に重要です
②心拍数をあげて力を出す
いわゆる「盛り上げ」はとても効果があります
それは心拍数をあげることです
バスケは160前後の心拍数で試合が行われるので、練習でもその状況を作ることが大事です
アップで「声を出せ」はとても理にかなってます
また投てき選手が「あー!!」と叫んでいることを見ても、声を出すことが力の発揮に役立つことは科学的に根拠があります
③相手への威圧
これも盛り上げによる効果のひとつです
声を出すことで相手がバスケ的に嫌な、怖い気持ちになる、ということです
怒鳴られると委縮するように、
「○○番マークいいよ!」
「ボール任せて!」
と言われると、相手は委縮します
もちろん、やじや汚い言葉ではありません
懸命に声を出すことは、相手へのプレッシャーになるのです
④自覚を持つ
やっていることを声に出す、です
ボールマンOK!
走るよ!
リバウンド行くよ!
声に出すと、行動に自覚を持ち、責任が生まれます
また自分の動きを実況中継するのは、「何を声にしていいかわからない」という子に対する具体的アドバイスとして効果的です
⑤オノマトペで表現する
コート上で選手同士の会話も、コーチと選手の会話も「わかりやすさ」が大切です
オノマトペとは擬音語や擬態語のことです
ドキッとした
グッと踏み込む
パッと走り込む
という表現は、わかりやすさにつながります
また声ではありませんが、身振り手振りも使うと伝わりやすくなります
この投稿をInstagramで見る
今日の参考文献
今日の参考文献はこちらです。
ぜひ手に取ってお読みください。
最後にお知らせ
ありがとうございました。
バスケの大学では、指導者の悩み解決になるお話を無料メルマガで発信しています。
最初の1通目でプレゼント動画もありますので、ぜひこれを機にメルマガの登録をよろしくお願いします。
YouTube「バスケの大学」では、ラジオだけでは伝わらない図などを使った戦術解説をしています。
週に1~2本の放送をアップしているので、ぜひこちらもチェックしてください。
最後に、バスケの大学「研究室」では現在進行形で手掛けている最新のチーム作りについて、ほぼ毎日三原が記事を投稿しています。
- ここでしか書けない話を共有したり
- メンバーさん全員の質問に真剣に答えたり
- 月に1回のオンライン勉強をやったり
しています。もし興味のある方は案内ページを一度のぞいてみてください。
最後までブログをお読みくださり、感謝しています。
ありがとうございます。
三原学でした。それでは、また。
追記
アマゾンの電子書籍(kindle)で本をたくさん出しています。
ちなみに、アマゾンアンリミテッドの方はすべて無料で読めます。
あと、アマゾンといえば、耳で聞くオーディブルもおすすめです。
無料キャンペーン中にダウンロードした本は、ずっと聞き続けられるので、お試しすることをおすすめします
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。
同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。
最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。