こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
タイミング
各地で新人戦など、大会が始まりました
勝ったチームも、負けたチームもあります
「負けた後の指導が大事」とよく言われます
そのときに、指導の内容も大事ですが、伝えるタイミングがもっと大事だと思っています
試合直後
試合が終わると、だいたいTOとかの当番があって、それが終わった後に解散になります
解散のときに、全部員が集まって、先生が一言いうのが普通の流れですね
わたしは、ここでの話はできるだけ短くして、なるべく早くその日は解散させたいと考えています
選手は疲れている
負けた試合の後は、だいたいの選手が疲れ果てています
体力的に疲れ果てているのもそうですが、精神的にも「悔しい」「こんなはずじゃなかった」という状態なはずです
ある種の異常心理のときは、時間をおかないことには冷静に話を聞くことができません
コーチも興奮している
ベンチで指揮を執ったコーチも同じように異常心理なはずです
感情の上下が大きな試合後は、その時に思ったことが冷静な判断ができません
試合直後に長々と話をすることは、コーチ自身も冷静な話ができないうえに、選手たちは頭に入らないという最悪な状況です
生徒同士で振り返る
私のチームで行っているのは、まずはかんたんに生徒同士で振り返りをすることです
日頃の練習で、練習前にゴール設定のミーティング、練習後にふり返りのミーティングをしていますので、これは日常の習慣でもあります
解散までの1時間ちょっとの時間に、生徒同士で短時間でもいいのでふり返りをすることは、コーチが一方的に伝えるだけよりもよっぽど効果的だと思います
数字、映像を見る
わたし自身、試合中に「全然だめだな」と思っても、後で動画を見返すと、それなりに良いプレーができていると感じることがよくあります
またはその逆もよくあります
家に帰ってから、冷静になって動画を見ることは、正確なふり返りをするために欠かせません
できれば数字も見て、客観的に試合を振り返るべきです
それぞれの意見を持ち寄る
試合後の初回の練習前に、コーチと選手たち、それぞれの意見を持ち寄ります
今の時代は動画もシェアしやすいので、選手たちもそれぞれの時間に動画を見ておき、自分なりの「ここはこうすべきだった」という意見を持っておきます
コーチ、またはキャプテンがファシリテーターになり、課題解決のための新たな目標を立てます
試合直後に長々と説教して、次からいきなり練習、というより、このようなミーティングをした方がよっぽど効果的です
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