Voicy&インスタ

大事な試合はだいたい60点代 #110 23-12-19 

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。

 

男子インカレ決勝

12月17日、大学日本一を決めるインカレの決勝戦がありました

白鷗大71-68東海大 で白鷗大の優勝

どちらもディフェンスがすばらしく、いい意味でなかなか点が入らない好ゲーム

わたしは個人的に、ロースコアの試合は見ごたえがあって好きなので、ものすごく感動しました

両チームの健闘、そして白鷗大の関係者のみなさん、本当におめでとうございます

1分1ゴールが目安

わたしは今までの経験上、1分1ゴールが勝利への目安だと思っています

高校生で40分なら、80点

中学生で32分なら、64点

このくらいの点数が取れれば、かなり勝利の可能性は高いと思っています

大事な試合は60点代

しかし、80点を目指していながらも、ここ一番の大事な試合は80点入ることはありません

両チームの力が拮抗した場合、先日のインカレ決勝のようにディフェンスが重視になり、

得点がお互いに伸びないものです

わたしの経験上、大事な試合はだいたい60点代になると考えています

どの試合に勝ちたいか

選手たちに「何のために練習していますか?」と聞いたら、きっと「試合に勝つためです」という答えが返ってくるでしょう

それは決して間違っていませんが、もう少し具体的に考える必要があります

どの試合に勝つつもりで、練習しているのか?ということです

自分たちが強い場合

相手チームと比べて、自分たちの方が強い場合の試合

このときは何をやってもうまくいきます

ディフェンスで我慢しなくても、相手は勝手にシュートを外し、高さでリバウンドが取れます

多少ミスしても、何度も走ればまた速攻が出せます

「いけいけドンドン」のスタイルでも、相手より自分たちが強ければ、勝てるのです

自分たちが弱い場合

一方で、自分たちが弱い場合、いけいけドンドンでは必ず負けます

ディフェンスで我慢しなければ、一気に大量得点されます

少しのミスから、一気に点差が開きます

試合をする場合、自分たちと力が「同じ」ということはほとんどありません

ほとんどは「自分たちが弱いつもりで」戦った方が良い結果が出るものです

どの試合に勝ちたいか?

あらためて、どの試合に勝つことをイメージして練習するのか、を考えます

きっと「自分たちが弱い」想定の試合で勝ちたいはずです

だったら、日頃の練習の取り組みはどうすべきでしょうか?

我慢強くディフェンスする

1つのミスもしない丁寧さでオフェンスする

しつこい練習をやっているでしょうか?

日頃のイメージ

強いチームは、常に接戦で試合に勝つためのイメージを練習で持っています

そしてそれが伝統になっています

インカレの決勝で日本のトップの選手たちが我慢強くディフェンスする姿、丁寧にオフェンスする姿をぜひ見てください

我慢に我慢を重ねた60点代の試合をいつもイメージして、練習ができれば、そのチームは必ず強くなります

というお話です

ぜひインスタの方でも復習してくださいね

今日の参考文献

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ぜひ画像をタップして、手に取ってみてください

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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