こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください。
即断・即決・即行動
わたしは、即断・即決・即行動をモットーにしています
成功者にはいろんなタイプの人がいますが、全員に共通して言えるのは行動力があることです
行動した後悔は次の改善につながります
でも、行動しなかった後悔は何にもなりません
なので、どうせ行動するなら早い方がいい。というのがわたしの考え方です
わたしが後悔していること
そんなわたしの人生なので、基本的に後悔していることはほとんどありません
ただひとつ、2019年に後悔していることがありました
天理大バスケットボール部監督の二杉茂先生に、声をかけなかったことです
二杉茂先生
天理大学バスケットボール部監督の二杉茂先生は、多くの本を出されています
「米国NCAAバスケットボールに学ぶコーチングイノベーション」には、ご自身の経験がたっぷりと書かれた本です
この本に感銘を受けました
戦略
戦略とは戦い方を略すること
強豪大学に比べて学生の人数、リクルート面で劣るチームをいかに勝たせるか
ハワイ大学のコーチ留学経験をきっかけに、強いチームとは走り合いをせず、ゆっくり攻めるディレイオフェンスしかない
24秒をじっくり使ってロースコアゲームに持ち込む戦略こそが二杉先生の信念でした
ディレイオフェンス
24秒使ってゆっくり攻める
パスとスクリーンを使って1対0をつくる
センターにボールを集めて確率の高いシュートを狙う
これらはわたしが高校生を指導してきて、絶対に大切なことだと確信している内容でした
それを突き詰めている大学の指導者がいたことに感動し、著作物を通じてですが、二杉先生を尊敬するようになりました
2019年
インカレ（大学全国大会）1回戦、早稲田大学と天理大学が対戦しました
わたしは早稲田のOBなので、天理の試合でもあるし、ぜひ見たいと思い駒沢体育館に応援に行きました
試合はブザービーターで早稲田の勝利
天理大学は負けましたが、その一貫した戦略はとても学びが多く、わたしは「見に来てよかった」と勇気をもらいました
声をかけられなかった
そのあと、他の試合をしばらく見てから「そろそろ帰るかな」と体育館を出たときです
天理大学の選手たち数人と、二杉先生がすぐそこにいて、わたしとすれ違いました
「あっ」と思ってわたしは先生に声をかけようと思ったのですが、どういうわけか声をかけることができませんでした
「先生の本とDVDで学ばせてもらっています。今日の試合も感動しました。ありがとうございました」と感謝を伝えればよかったのに・・・
2022年
それからわずか3年後、2022年二杉先生は他界されます
もう二度と会うチャンスがなくなり、感謝を伝えることも、直接学ぶこともできなくなりました
あのとき一言だけお声がけすべきだった
数少ないわたしの後悔です
今でも二杉先生の本、DVDを見て、戦略はもちろんですが、先生の人柄、指導哲学をふり返り、学び続けています
というお話です
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三原学でした。それでは、また。
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