コーチング

バスケットボールのコーディネーショントレーニング その練習方法をお伝えします

こんにちは、三原です。

もしあなたの選手が

  • 技術がなかなか上達しない
  • 試合になると活躍できない
  • 怪我が多い

そう思っているとすれば、コーディネーショントレーニングをやったほうがいいです。

コーディネーショントレーニングは、ここ10年くらいでバスケ界では注目されている練習方法のことです。

この記事では、その概要と、具体的な練習方法をわかりやすくお伝えします。

YouTubeでも解説しています。

音声だけでも学べるように作っていますので、忙しいあなたもぜひ「ながら聞き」で学んでください。

コーディネーションをやるメリット

コーディネーショントレーニングは、運動神経をよくするための練習です。

つまり、自分の体を思い通りに動かす能力ってことですね。

バスケットボールには2つの特徴があります。それは

  1. 人が混ざる
  2. 攻守が切り替わる

この2つは絶対に押さえておきましょう。

ドリブルやパス、シュートなどのフォームを身につけることも大事ですが、それとは別に、試合で技術を発揮するための練習が別に必要ってことです。

それがコーディネーショントレーニングです。

メリットをまとめると

体を思う通りに動かせるようになるので

  1. 試合で活躍できる
  2. 上達が早くなる
  3. 怪我が減る

というすばらしいメリットがあります。

「やる時間がない」と思う人は

とはいえ、やることが多くて、これ以上練習を増やせないという人も多いでしょう。

むしろ、ほとんどの人はそう考えているはずです。

そこでおすすめの考えはこちらです。

アップに入れる

ウォーミングアップをコーディネーション化してみましょう。

今までランニングとストレッチを機械的にやっていたのであれば、それを鬼ごっこやプランクに変えるのです。

かかる時間は今までと変わりません。

技術練習に加える

特定の技術練習、例えばパス練習を毎日やっていたとします。

それを継続しつつ、「2ボール」などに形を変えて、コーティネーション的な刺激を加えることができます。

また、5対5の時間の1部分を「ドリブルなし」にするのもいいでしょう。

トレードオフではない

コーディネーションを取り入れるからには、何かをあきらめないといけない。

そんなふうに考える必要はありません。

「そばを食べるなら、ラーメンはあきらめよう」みたいな考え方をトレードオフと言います。

そして、コーディネーションをトレードオフとして考えないことが、指導者としての工夫の第一歩だと考えます。

練習に変化を加えて、コーディネーションの刺激を与えるようにアレンジしましょう!

7つのコーディネーション能力

さて、具体的にコーディネーションの能力はこの7つです。

下から順に

  1. バランス
  2. リアクション(反応)
  3. リズム
  4. オリエンテーション(定位)
  5. ディファレンシング(強弱)
  6. カップリング(2つのことを同時にする)
  7. アダプタビリティ(適応)

この7つを丸暗記しようとすると、ちょっと厳しいですが、ちゃんとつながりがあるんです。

キーワードは「赤ちゃん」です。

赤ちゃんの発達と似ている

赤ちゃんは最初、立てません。

それからしばらくすると、ハイハイをして、つかまり立ちをします。

そしてついに、立ち上がるのです。

なので、赤ちゃん(人間)が最初に獲得するコーディネーション能力は「バランス」なんです。

なので、バランスが底辺にきます。

そのあとは

  • 自分の思ったように動く(リズム)
  • 相手に合わせて動く(リアクション)

動きを獲得します。

動けるようになると、ちょっと高度なことができます。

  • 決められた場所で動く(オリエンテーション)
  • 力の強弱をつける(ディファレンシング)

ですね。

子育てをされたことがある方は、なるほど!と思っていただけることでしょう。

そして段々と、2つのことを同時にできる(カップリング)となります。

最終的には、いろんなことに対応できる(アダプタビリティ)まで発達するんです。

この順で理解すると、わかりやすいです。

すべてはアダプタビリティのため

なので、最終目標は「アダプタビリティ」獲得です。

  • ディフェンスが来たら、それをかわす
  • 味方の動きに合わせる
  • とっさに判断して、動きを切り返す

バスケはこんな適応の連続ですからね。

「混ざる、切り替わる」というコートの中で、体を思い通りに動かす能力。それがコーディネーションなのです。

【1】バランスの練習方法

では、具体的に練習方法を紹介します。

バランスから順にいきますが、単独で1つの能力を鍛えるというより、いろんな要素が混ざっていると思ってください。

では、バランスから。

①プランク

プランクは体幹を鍛えるトレーニングです。

体幹が弱いとバランスが取れません。特に練習の最初にプランクをやることをおすすめします。

②コンタクト

あえてぶつかることで、バランスを養います。

普通にドリブルやレイアップをやるのではなく、ちょっと押してあげるだけで刺激が全然違いますよ。

【2】リズムの練習方法

①2ボールドリブル

親子でほほえましいですね!

リズムを意識して2ボールのドリブルをするといいです。

  • 強弱をつけるとディファレンス
  • 「相手のまね」をさせるとリアクション

など、他の要素も高められます。

リアクション(反応)の練習方法

①リアクションドライブ

https://twitter.com/a_provenzale/status/1080855251627003905?s=20

  • 両手をあげたらストップ
  • 片手をあげたら、その方向にドライブ

なんていう感じで、じゃんけんの後出しみたいにします。

かなりおすすめの練習です。

オリエンテーション(定位)の練習方法

②空中パス

空中にボールを投げて、それが落ちてくるまでの間に、パスを1往復します。

とても盛り上がる、楽しいドリルです。

ディフェレンシング(力の強弱)の練習方法

①2ボールシュート

https://twitter.com/Coach_DeMarco/status/1117120757384007680?s=20

いわゆるマイカンドリルですが、2つのボールを使うとコーディネーションの刺激が加わります。

②違うボールでパス

パスも2ボールでやるといいですね。

しかも、重さの違うボール(テニスボール)とかを使うと、力の強弱が刺激されます。

カップリング(2つの動作)の練習方法

①ドリブルとパス

ドリブルをし続けながら、テニスボールをパス。

これはかなり難しいですね!おもしろい。

こんなふうに、いくつかの動きを同時にやらせてみましょう。

アダプタビリティ(適応)の練習方法

①おにごっこ

たんなるランニングではなく、おにごっこをしましょう。

バスケット的なストップとターン、駆け引きがすべて含まれます。

楽しいので、一生懸命に動いちゃいます。

②ドリブルなしのゲーム

ドリブルを禁止することで、パスやピボットの技術も身につきますし、オフボールの動きも良くなります。

そして、判断を早くしないとプレイがつながらないので、コーディネーションの刺激もバッチリです。

わたしも、ドリブルなしの3対3とか5対5とか、必ずのように練習では指導しています。

それほどまでにいい練習だと信じているのです。

https://twitter.com/coach_manabu/status/1253833306337996802?s=20

コーディネーションは「選手へのプレゼント」

コーディネーションは3つのメリットがあります。

体を思う通りに動かせるようになるので

  1. 試合で活躍できる
  2. 上達が早くなる
  3. 怪我が減る

ですね。

これほどまでにステキなものです。

コーディネーションは選手が一生使える宝として、プレゼントのつもりで指導してあげたいですね。

コーディネーションドリルの大切なことは、刺激です。

なので、反復練習でうまくなったら、効果がなくなっちゃいます。

常に変化を持たせて、刺激を与え続けること。これが大事です。

ぜひあなたのチームでもやってみてください。

 

 

ABOUT ME
三原学
1981年東京生まれ。小5からバスケを始める。早稲田大学では主務としてインカレ第3位に貢献。卒業後は、母校である安田学園高校の男子バスケットボール部を指導している。常に攻撃的なバスケットボールがモットーで「やって、見て、教えて日本一楽しいバスケ」を日々追及している。特にパス&ランのオフェンス指導には定評があり、選抜チームなどのコーチも歴任。ライセンスはJBA公認B級コーチ、B級審判。「5アウトのモーションオフェンス」「ドリブルドライブモーションオフェンス」など著書多数。運営ブログ「バスケの大学」はYouTube版も好評。
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バスケの指導は不思議なもので、やればやるほど何が正解か、わからなくなります。

そういうわたしがそうでした。

最初は自信満々で指導を始めたものの、悩みが生まれ、やればやるほど難しく感じます。

でも、だからこそ学び続けることが大事なんです。

わたしは指導歴18年ですが、これだけやっていると、昔は悩んでいたけれど、今はもう解決していることが、けっこうあります。

「このことを10年前に知りたかったな」が、いろいろあるんです。

なので、それをあなたにお伝えしたいと思います。

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