こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
【オフェンス技術】4つのアドバンテージを知っていますか?
こんにちは、三原です
今日は、バスケットボールにおける「4つのアドバンテージ」について解説します。
試合で得点を重ねるために、どんな状況で攻め、どんな時に待つべきかを判断する力が重要です。その指針となるのが以下の4つのアドバンテージです。
- ディスアドバンテージ(完全に不利な状況)
- イーブン(互角の状況)
- スモールアドバンテージ(小さな有利)
- ビッグアドバンテージ(大きな有利)
これらを理解することで、選手が自主的に判断し、効率的に得点を狙えるようになります。それでは、詳しく見ていきましょう!
1. ディスアドバンテージを理解する
まずは「ディスアドバンテージ」。これは相手が圧倒的に有利な状況です。
例えば、ドリブルが止まってしまい、ディフェンスに密着されている時やダブルチームに捕まった場合などが典型例です。
この状況での鉄則は「攻めないこと」。
無理にシュートを狙うとターンオーバーや失点につながるリスクが高まります。冷静にボールをキープし、安全な味方にパスを出すのが最善策です。
2. イーブンの状況では様子を見る
次は「イーブン」。これはオフェンスとディフェンスが互角の状況を指します。
1対1の状況が典型的で、どちらにも有利・不利がない状態です。
イーブンの場面では、ミスマッチ(体格差やスピード差)がない限り、無理に仕掛けるのは危険です。
判断ミスによるターンオーバーを避けるためにも、チームとして有利な状況を作る準備に時間を使いましょう。
3. スモールアドバンテージを活用する
「スモールアドバンテージ」とは、相手ディフェンスが少し崩れた状態のことです。
例えば、シュートフェイクでディフェンスが浮き上がった瞬間や、短いクローズアウトが生じた場合です。
この状況では、小さなズレを最大限活用して攻めるのがポイント。
シュートフェイクからのドライブや素早い方向転換で、相手のバランスを崩しましょう。細かいズレをついていくことで、得点チャンスを広げることができます。
4. ビッグアドバンテージを狙う
最後に「ビッグアドバンテージ」。これはディフェンスが大きく崩れ、オフェンスが圧倒的に有利な状況です。
ペイントエリアに侵入できたり、ディフェンスのローテーションが追いつかず長いクローズアウトを強いられている時がこれに該当します。
ビッグアドバンテージを作ることがオフェンス戦術の究極の目標です。
スクリーンやパス回しで相手のディフェンスを収縮させ、大きなズレを生み出しましょう。ノーマークの味方にパスをつなぐことで、確実な得点が期待できます。
信号で判断しよう!赤・黄・青の基準
これらのアドバンテージは交通信号に例えると分かりやすいです:
- 赤信号:ディスアドバンテージ(絶対に攻めない)
- 黄色信号:イーブン(様子を見る)
- 青信号:スモール&ビッグアドバンテージ(積極的に攻める)
この「信号の基準」を意識するだけで、選手たちの判断力が向上し、オフェンスがスムーズに展開されます。
おわりに
いかがでしたか?
「4つのアドバンテージ」を理解し、それぞれの状況に応じた判断を磨いていくことで、効率的なオフェンスが可能になります。
ぜひ、今日の内容を練習や試合で実践してみてください!
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