こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
バスケにはまった理由 〜うまくいかないことと、うまくいくことの繰り返し〜
こんにちは、三原です。
今日は少し個人的な話をさせてください。
いつもは普遍的な指導論とか、誰でも検索すれば出てくるような話を私なりに解説することが多いのですが、今日は私がなぜここまでバスケットボールにはまったのか、振り返ってみたいと思います。
小学生時代のきっかけ
私がバスケットボールを始めたのは小学校5年生のときでした。
お父さんが高校までバスケットをしていて、休みの日には公園でよく一緒に遊んでいた記憶があります。
なので、バスケットボールはとても楽しいスポーツという印象が、幼い頃から自然と染みついていたんですね。
当時はJリーグ開幕前で、サッカーブームの真っ只中。
友達と一緒にサッカーチームに入ったものの、まったくうまくいかず、1ヶ月もしないでやめてしまいました。
そんな時に、地元の小学校にミニバスのチームができると聞いて、また友達と一緒に行ってみたんです。
すると、これが楽しい!
お父さんと遊んでいた経験もあってか、クラスの中でも1、2番にうまくなれました。
中学時代の挫折と成長
中学に入ると、ミニバス出身というだけで重宝されました。
最初の頃は試合にもよく出していただいて、順風満帆でした。
ところが、成長期に入ると周りがみるみる伸びていって。
中学3年生になったら、完全に試合に出られなくなってしまいました。
今考えると、当時の監督の先生の判断は正しかったと思います。
でも、これがきっかけで初めて「練習を真面目にやろう」と思えたんです。
それまでは、ミニバス上がりという自負があって、けっこう練習を適当にやっていた部分があったと思います。
高校時代の転機
安田学園に入学しました。
当時は、インターハイに出場するような強豪校。
私は完全に実力不足で、試合はおろかベンチにも入れない状況でした。
スポーツ推薦で入ってきた選手たちばかりを丁寧に教えて、他の人たちは「雑魚は帰れ」という感じの文化があった時代です。
多くの同級生が「こんな部活、つまらない」と言ってやめていきましたが、私は意地でも続けたくて。
そこで選んだのが、マネージャーへの転向でした。
これが、人生を変える大きな転機になりました。
マネージャーとしての発見
マネージャーの視点になると、バスケットボールがまったく違って見えてきたんです。
今まで分からなかったことを先生方に教えていただいて、とても楽しかった。
つまらなかった高校のバスケット生活が、マネージャーに転向してから一転。
「高校バスケット最高!」という気持ちになれたんですね。
そして、この体験が「指導者になりたい」という決意につながっていきました。
指導者としての20年
22歳で早稲田実業に赴任して、初年度でウインターカップ出場。
バスケットの取り付き方になっていて、「自分はすごい指導者なんだ」と思い込んでいた時期もありました。
でも母校の安田学園に戻ると、まったく勝てない。
試行錯誤の末、ボトムアップ理論に出会って、生徒主体のバスケットに切り替えたら、これがまたうまくいった。
振り返ってみると、うまくいかないことと、うまくいっていることが、ジグザグに起きているんですよね。
バスケットボールの神様がいたとしたら、うまく仕組んでくれているとしか思えないぐらいに。
ずっとうまくいっていたら、それはそれで飽きていただろうし、ずっとうまくいかなかったら、もちろんやめていたと思います。
でも、節目節目で、うまくいく時期とうまくいかない時期が交互に来るから、こうしてバスケットボールを続けられているのかもしれません。
今は縁あって、母校の安田学園と早稲田大学の2つのチームを指導させていただいています。
2つのチームを持つことで、高校で培ったボトムアップの考えを大学生に伝え、大学で学んだ戦術を高校生に還元する。
そんな相乗効果も生まれていて、今でも毎日がとても楽しいです。
まだまだバスケットボールにドハマリ中の私です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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ありがとうございます。
三原学でした。それでは、また。
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