こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
この記事はラジオの原稿です。
この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください
他者評価に振り回されない、自分らしい生き方のヒント
今日は「他者評価より自己評価」というテーマで、もう少し深掘りしてお話しします。
私たちは日々、2つの評価に悩まされながら生きています。他人からどう思われているか、そして自分自身をどう思っているか。
この2つの評価のバランスを取るのが理想的ですが、人間は感情の生き物。どうしてもどちらかに偏ってしまいます。
そして多くの人が、他者評価に偏りがちなんです。
でも、他者評価に振り回されすぎるのは良くありません。
なぜか。その理由を詳しく見ていきましょう。
他者評価は厳しすぎる
他者評価の1つ目の問題点は、厳しすぎることです。
例えば、お子さんがテストで98点を取ってきたとします。
「すごいね!」と言いつつ、多くの親は間違えた2点の方に目が行ってしまうものです。
「ここが惜しかったね。次頑張ろう」
人間誰しも完璧な人なんていないのに、他者評価は完璧を求めがちなんです。
98点も取れているのに、2点のことばかり言われる。これが他者評価の厳しさです。
バスケットの試合でも同じことが言えます。
チームが80-70で勝ったとしても、コーチは「最後の10点は緩んでいた」と指摘するかもしれません。
勝利という素晴らしい結果よりも、細かい改善点に目が行ってしまうんです。
これは決して悪いことではありません。向上心を持ち続けるためには大切なことです。
でも、それに振り回されすぎると、自信を失ってしまいかねません。
他者評価はコントロールできない
2つ目の問題は、他者評価をコントロールできないことです。
自分のことは自分でコントロールできますが、他人の言うことや思うことはコントロールできません。
人それぞれ考え方が違うので、全員から良い評価をもらうのは不可能です。
コントロールできないことを気にしても仕方がありません。
例えば、試合で全力を尽くしてベストを尽くしたとしても、観客の中には「もっとこうすべきだった」と思う人がいるかもしれません。
でも、その人の考えをコントロールすることはできません。
だからこそ、自分の行動や態度にフォーカスすることが大切なんです。
他人はそんなにあなたのことを見ていない
3つ目は、意外かもしれませんが、他人はそんなにあなたのことを真剣に見ていないということです。
バスケットの試合後、先輩コーチに「アドバイスをください」とお願いすることがあります。
確かに参考になる意見をもらえることもありますが、実はそんなに真剣に見てくれていないことが多いんです。
審判をしている方ならわかると思いますが、試合後に反省を聞かれても、実はあまりよく見ていなかったりするんですよね。
全ての瞬間を細かく見ているわけではないんです。
これは日常生活でも同じです。
あなたが失敗したり、恥ずかしい思いをしたりしても、他人はそれほど気にしていません。
むしろ、自分のことで頭がいっぱいなんです。
だからこそ、他人の評価を気にしすぎる必要はないんです。
自己評価を大切にしよう
では、他者評価に振り回されないためにはどうすればいいでしょうか。
それは、自己評価を大切にすることです。
ただし、自己評価に偏りすぎると甘くなりがちなので注意が必要です。
私がおすすめするのは、「今の自分なりに最善を尽くしたかどうか」という1点で自己評価をすることです。
結果ではなく、プロセスを大切にするんです。
今の自分にできる最善のことをやったかどうか。これだけを自問自答してみてください。
例えば、試合に負けたとしても、「自分は全力を尽くしたか?」「チームのために最善を尽くしたか?」と問いかけてみるんです。
もし「はい」と答えられるなら、それで十分なんです。
結果はコントロールできないけど、自分の努力はコントロールできます。
その努力を認め、自分を肯定することが大切なんです。
最後に:自分らしく生きるために
他人の評価に振り回されず、かといって自分に甘くなりすぎず。
「今の自分なりに最善を尽くしたか」
この1点で自分を評価する。
そうすることで、自分らしく、前向きに生きていけるはずです。
もし他人から嫌なことを言われても、自分なりに精一杯やったのであれば、それでOKなんです。
あなたは、あなたのままでいいんです。
この考え方は、バスケットの指導にも活かせます。
選手たちに「勝つこと」だけを求めるのではなく、「全力を尽くすこと」を求めましょう。
そうすれば、勝っても負けても、自信を持って前に進める選手を育てることができるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの人生に少しでも役立つものになっていれば嬉しいです。
自分を信じ、自分の努力を認める。そんな生き方ができるようになれば、きっと人生はもっと豊かになるはずです。
それでは、また。
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三原学でした。それでは、また。
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