オフェンス

【バスケ戦術】5アウトモーションオフェンスの練習方法

こんにちは、三原です。

今回は「5アウトモーションオフェンスの練習方法」というお話です。

これをお読みのあなたは

  • オフェンスの分解練習方法を知りたい
  • 練習メニューを勉強したい
  • モーションオフェンスについて理解したい

こんなことをお考えではありませんか?

この記事では、その悩みを解決します。話の結論としては、

  • 5アウトのオフェンスは、育成年代に最適です
  • 分解練習としては3対3をやりましょう
  • 慣れるまでは3対2でOK

というお話です。

動画講義はこちら!

5アウトモーションオフェンスの練習方法

5アウトのモーションオフェンスは、

  • 全員が3Pラインの外に広がる
  • ポジションはあまり固定しない
  • 全員が動いて攻める

こういう特徴があるオフェンスです。

全員が均等にプレイするチャンスがあるので、個人技能を伸ばすのに優れているため、

ミニや中学、高校などの育成年代にはぴったりのオフェンスです。

わたしも高校生の指導者ですが、5アウトのオフェンスを毎年教えています。

 5アウトについてはこちらの教科書に詳しくまとめています。

教え方(練習方法)としては

  • 5アウトは5角形
  • 5角形は3角形がたくさんある
  • だから3角形を練習する

という発想で、3対3をたくさんやるべきです。

分解練習としては3対3をやりましょう

3対3の一例を紹介します。

  • #1が#2にパス
  • #1がバスケットカット
  • #1がリターンパスをもらう
  • もらえなければ#2とポジションチェンジ

このように動きます。

また、#1が#2にスクリーンしてもOKです。

考え方としては「パスしたトップの人が動く」ということ。

動くことでスペースを作って、そこを攻めるのです。

指導としてはこのくらいざっくりと教えるだけで、

あとは選手の発想に任せて、数多く3対3をやらせてみましょう。

慣れるまでは3対2でOK

ミニバスや中学生で、初心者が多いチームの場合、3対3は難しいかもしれません。

オフェンスとディフェンスが同じ人数というのが、難しいのです。

  • ディフェンスががんばると、オフェンスの練習のはずなのに、全然オフェンスができない。
  • かといってディフェンスに手を抜けって言うのもおかしいし。

わたしにはそんな経験、良くありました。

「ちょっと難しいかな」と感じたら、ディフェンスを1人減らしましょう。

3対2にするのです。

こうするとオフェンスが楽になるので、オフェンス主体の練習になります。

逆に3対2だと簡単すぎる場合は

  1. ふつうに3対2
  2. ドリブルなしで3対2
  3. ふつうに3対3
  4. ドリブルなしで3対3

という順でやっていくと負荷を上げていけます。

レベルに合わせて調整しましょう。

まとめ:練習は全体像から示しましょう

5アウトの分解練習としては

  • 3角形がたくさんあるオフェンスだから
  • 3対3を練習しましょう!

と説明すると選手は納得して練習してくれます。

逆に何も言わずに「とりあえず3対3やりなさい」だと、効果は半減です。

選手が考えることなく、ただプレイするからです。

どんな練習も5対5に直結する形にしましょう。

全体像を最初に示して、そこから練習を作るようにするのがベストですし、

そんな練習を考えるのが、指導者として楽しいところですよね。

 

最後までお読みくださり、感謝しています。

 

ABOUT ME
三原学
三原学(みはらまなぶ)。1981年東京都生まれ。安田学園中学校高等学校教諭。同校高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ。「ボトムアップ思考」による選手主体のチームづくりを目指す。また、YouTubeやブログでわかりやすく戦術を解説する「バスケの大学」を運営。日本バスケットボール協会公認B級コーチ、B級審判員。早稲田大学大学院修士課程(人間科学)修了。
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