こんにちは、三原です。
今回は「5アウトモーションオフェンスの練習方法」というお話です。
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/03/question-3385451_1920-300x183.jpg)
これをお読みのあなたは
- オフェンスの分解練習方法を知りたい
- 練習メニューを勉強したい
- モーションオフェンスについて理解したい
こんなことをお考えではありませんか?
この記事では、その悩みを解決します。話の結論としては、
- 5アウトのオフェンスは、育成年代に最適です
- 分解練習としては3対3をやりましょう
- 慣れるまでは3対2でOK
というお話です。
動画講義はこちら!
5アウトモーションオフェンスの練習方法
5アウトのモーションオフェンスは、
- 全員が3Pラインの外に広がる
- ポジションはあまり固定しない
- 全員が動いて攻める
こういう特徴があるオフェンスです。
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/03/5e50f284462dfbba5b7a071a52e054f4-3-300x225.jpeg)
全員が均等にプレイするチャンスがあるので、個人技能を伸ばすのに優れているため、
ミニや中学、高校などの育成年代にはぴったりのオフェンスです。
わたしも高校生の指導者ですが、5アウトのオフェンスを毎年教えています。
5アウトについてはこちらの教科書に詳しくまとめています。
教え方(練習方法)としては
- 5アウトは5角形
- 5角形は3角形がたくさんある
- だから3角形を練習する
という発想で、3対3をたくさんやるべきです。
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/2106a8ac7d1f6f3353cd6fad869f9c5c-1-300x225.jpeg)
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/4757e863257e984edc81be6b47d92984-1-300x225.jpeg)
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/d4d442e3d23d968448f159d28fcecb52-1-300x225.jpeg)
分解練習としては3対3をやりましょう
3対3の一例を紹介します。
- #1が#2にパス
- #1がバスケットカット
- #1がリターンパスをもらう
- もらえなければ#2とポジションチェンジ
このように動きます。
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/3617cce77a27204a231d53b27881d0c4-1-300x225.jpeg)
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/c71ff4d74943f148ea64db0c0f0c5ce4-1-300x225.jpeg)
また、#1が#2にスクリーンしてもOKです。
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/fa995ff695251614afb0931b982cbe26-1-300x225.jpeg)
考え方としては「パスしたトップの人が動く」ということ。
動くことでスペースを作って、そこを攻めるのです。
指導としてはこのくらいざっくりと教えるだけで、
あとは選手の発想に任せて、数多く3対3をやらせてみましょう。
慣れるまでは3対2でOK
ミニバスや中学生で、初心者が多いチームの場合、3対3は難しいかもしれません。
オフェンスとディフェンスが同じ人数というのが、難しいのです。
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/ae573191a7f718a79fa72f7e2fc4eb1a-1-300x225.jpeg)
- ディフェンスががんばると、オフェンスの練習のはずなのに、全然オフェンスができない。
- かといってディフェンスに手を抜けって言うのもおかしいし。
わたしにはそんな経験、良くありました。
「ちょっと難しいかな」と感じたら、ディフェンスを1人減らしましょう。
3対2にするのです。
![](http://coach-mm.com/wp-content/uploads/2020/04/a1444d1bd91c3ce15e32a0c86f76aa12-300x225.jpeg)
こうするとオフェンスが楽になるので、オフェンス主体の練習になります。
逆に3対2だと簡単すぎる場合は
- ふつうに3対2
- ドリブルなしで3対2
- ふつうに3対3
- ドリブルなしで3対3
という順でやっていくと負荷を上げていけます。
レベルに合わせて調整しましょう。
まとめ:練習は全体像から示しましょう
5アウトの分解練習としては
- 3角形がたくさんあるオフェンスだから
- 3対3を練習しましょう!
と説明すると選手は納得して練習してくれます。
逆に何も言わずに「とりあえず3対3やりなさい」だと、効果は半減です。
選手が考えることなく、ただプレイするからです。
どんな練習も5対5に直結する形にしましょう。
全体像を最初に示して、そこから練習を作るようにするのがベストですし、
そんな練習を考えるのが、指導者として楽しいところですよね。
最後までお読みくださり、感謝しています。
記事を最後までお読みくださり、感謝しています!
このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。
そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。
同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。
最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。