必要ないヘルプ、していませんか?
こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
今日はディフェンスの話です。
「ヘルプの練習はたくさんしているのに、試合になるとノーマークができる」
「なぜかいつもフリーでシュートを打たれてしまう」
もしそんな悩みがあるなら、原因は大きく2つあるかもしれません。
1つは、「誰がヘルプに行くのか」というチームルールが曖昧なこと。
そしてもう1つは、
「必要ないのにヘルプしすぎている」
ということです。
ボールサイドコーナーは簡単にヘルプしない
先日、U12の「ドライブすると囲まれてしまう」という動画に、非常に勉強になるコメントをいただきました。
たとえばスロットからコーナー側、いわゆる「ブレイク1」にドライブされたとします。
ここでボールサイドのコーナーディフェンスがヘルプに行くと、その後ろのコーナーが完全に空きやすくなります。
キックアウトされたとき、そこをカバーする人がいないからです。
だから現代バスケットでは、基本的にボールサイドコーナーから簡単にヘルプに行かない。
わたしのチームでも同じようにしています。
では誰が行くのか。
基本は**「ローマン」**です。
5人のディフェンスの中で最も低い位置にいる選手がドライブを止めます。
ローマンが出たら、その後ろを逆サイドの選手がカバーダウンし、さらにその後ろを埋める。
こうして4人がローテーションして守ります。
少し複雑ですが、コーナー3Pを簡単に空けないためには非常に合理的な方法です。
一方で、カテゴリーによっては別の方法もあります。
ボールサイドコーナーが思い切ってドライブを止め、抜かれた選手がコーナーへ移る**「ピールスイッチ」**です。
こちらはローテーションが少なく、比較的シンプルです。
どちらが絶対に正しいということではありません。
大事なのは、
「この場面では誰が行くのか」
をチームで決めておくことです。
「まだ抜かれていない」のにヘルプしない
そして、もう1つぜひ見直してほしいのが**「アンネセサリーヘルプ」**です。
つまり、**「必要のないヘルプ」**です。
わたしは、ドライブに対してディフェンスとオフェンスの**「顔と顔が並んだ状態」**を、抜かれた状態の1つの基準にしています。
逆に言えば、まだ顔が並んでいない。
オンボールディフェンスが頑張ってついていけている。
この状態なら、周りは無理にヘルプへ行かなくていいんです。
むしろ自分のマークマンについていた方がいい。
そのままタフショットを打たせられれば、全員が自分のマークマンについているので、その後のボックスアウトもしやすくなります。
ところが、まだ抜かれていないのにローマンが早めに飛び出してしまう。
するとオフェンスからすれば、
「ラッキー、空いた」
となって、簡単にパスを出せてしまいます。
守ろうと思って動いたことが、逆にノーマークを作ってしまうんです。
ヘルプの技術より、まずルールをそろえる
だからわたしは、コミュニケーションもルールにしています。
抜かれた選手は**「ヘルプ!」**と声を出す。
「ヘルプ!」と呼ばれたら行く。
逆に言えば、声がないうちは「まだ自分で守れている」ということです。
ヘルプは、多ければ多いほど良いわけではありません。
良いディフェンスとは、5人が一生懸命ボールに寄ることではなく、
「必要な人が、必要なタイミングで助ける」
ことだと思っています。
もし、ヘルプの練習をしているのにノーマークが減らないのであれば、明日の練習でぜひ確認してみてください。
- 誰がヘルプに行くのか?
- そのヘルプ、本当に必要だったのか?
この2つを整理するだけでも、チームディフェンスはかなり変わると思います。
最後までお読みくださり感謝しています。
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