Voicy&インスタ

【バスケ】センターというポジションは時代遅れか? 25-1-27 #485

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

※音声で聞きたい方はこちら

【バスケ】センターというポジションは時代遅れか?

こんにちは、三原です

今日は「センター」というポジションについてのお話です。

結論から言うと、「センターは時代遅れ」なんてことは全くありません。

むしろセンターは「主役」として今でも重要です。

ただし、その役割はかつてとは大きく変わっています。

その変化を理解することが、現代バスケをより楽しむための鍵です。


センターが時代遅れと言われる理由

NBAのオールスターの選手選抜方式を例に挙げてみましょう。

かつては「ガード」「フォワード」「センター」とポジションを明確に分けていましたが、現在では「バックコート」「フロントコート」という表記に変わりました。

センターの名称がなくなったことで、「ポジションとしてのセンターは終わったのでは?」という声が上がるのも無理はありません。

ですが、これは表記の変更に過ぎず、現代バスケにおいてセンターは依然として重要な役割を果たしています。


センターの新たな役割

従来のセンターといえば、リングに近いローポストやハイポストに位置し、パワーと高さでシュートを狙う役割が主でした。

しかし、現在のバスケでは「5アウトオフェンス」が主流。

このシステムでは、全員が3ポイントラインの外に広がり、スペースを活かした動きが求められます。

その結果、センターはガードの位置に立つことが増え、以下のような役割が中心となりました。

  1. トップからパスを捌き攻撃を組み立てる
  2. ピック&ロールやスクリーンで味方を生かす
  3. 3ポイントシュートを狙う

たとえば、ニコラ・ヨキッチのような現代のセンタープレイヤーは、従来の「高さやパワーだけ」ではなく、ボールハンドリングやパスのスキル、さらにアウトサイドシュートの精度を備えています。

彼はセンターという「主役」として、チーム全体を生かす存在です。


現代のセンターに求められるスキル

時代の変化に伴い、現代のセンターには次のスキルが求められるようになりました。

  • パス能力: トップでボールを持つ機会が多く、パスでゲームを展開させる役割が増加。
  • 3ポイントシュート力: フロントコートでのポジショニングにより、アウトサイドシュートが必要に。
  • フットワークと守備力: ゴール下だけでなく広範囲をカバーするディフェンス力。

このように役割は進化しても、「チームの中心」としての重要性は変わっていません。


今後のセンター像

これからのセンターは、さらに「多様性」が求められるでしょう。

ゴール下での強さはもちろん、コート全体を動き回る柔軟性や、試合を組み立てる知性も必須です。

現代バスケでは「主役」でありながらもチーム全体を引き立てる存在として、センターの価値はこれからも進化し続けるはずです。


まとめ

センターというポジションは、確かに昔とは役割が変わりました。

しかし、その重要性はむしろ高まっていると言えます。

センターは「主役」として、チームの中心で活躍するポジション。

この変化をしっかり理解し、現代のバスケを楽しんでいきましょう!

今日の参考文献

created by Rinker
¥1,881
(2025/01/31 09:42:09時点 Amazon調べ-詳細)

 

最後にお知らせ

ありがとうございました。

バスケの大学では、指導者の悩み解決になるお話を無料メルマガで発信しています。

最初の1通目でプレゼント動画もありますので、ぜひこれを機にメルマガの登録をよろしくお願いします。

無料メルマガ講座はこちら

 

YouTube「バスケの大学」では、ラジオだけでは伝わらない図などを使った戦術解説をしています。

週に1~2本の放送をアップしているので、ぜひこちらもチェックしてください。

最後に、バスケの大学「研究室」では現在進行形で手掛けている最新のチーム作りについて、ほぼ毎日三原が記事を投稿しています。

  • ここでしか書けない話を共有したり
  • メンバーさん全員の質問に真剣に答えたり
  • 月に1回のオンライン勉強をやったり

しています。もし興味のある方は案内ページを一度のぞいてみてください。

バスケの大学「研究室」 ご案内 こんにちは、三原です。 いつも「バスケの大学」をありがとうございます。 バスケの大学には「研究室」というコミュニティ...

最後までブログをお読みくださり、感謝しています。

ありがとうございます。

三原学でした。それでは、また。

追記

アマゾンの電子書籍(kindle)で本をたくさん出しています。

わたしの作品一覧はこちらです

ちなみに、アマゾンアンリミテッドの方はすべて無料で読めます。

あと、アマゾンといえば、耳で聞くオーディブルもおすすめです。

無料キャンペーン中にダウンロードした本は、ずっと聞き続けられるので、お試しすることをおすすめします

ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
バスケの大学メルマガ

記事を最後までお読みくださり、感謝しています!

このブログをお読みのあなたは、きっとバスケの悩み、特にチームづくりのことでいろいろと悩んでいることでしょう。

そんなあなたはぜひ「バスケの大学メルマガ」をのぞいてみてください。

同じように指導に悩み、解決してきたわたしが、チームづくりのノウハウをお伝えします。

最初の1通目で「練習メニューの作り方」という特典動画もプレゼントしてます。

無料でメルマガ講座を購読する!

 

チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ
チームづくりのコツを無料で学べる!
詳細はコチラ