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【バスケ】センターというポジションは時代遅れか?
こんにちは、三原です
今日は「センター」というポジションについてのお話です。
結論から言うと、「センターは時代遅れ」なんてことは全くありません。
むしろセンターは「主役」として今でも重要です。
ただし、その役割はかつてとは大きく変わっています。
その変化を理解することが、現代バスケをより楽しむための鍵です。
センターが時代遅れと言われる理由
NBAのオールスターの選手選抜方式を例に挙げてみましょう。
かつては「ガード」「フォワード」「センター」とポジションを明確に分けていましたが、現在では「バックコート」「フロントコート」という表記に変わりました。
センターの名称がなくなったことで、「ポジションとしてのセンターは終わったのでは?」という声が上がるのも無理はありません。
ですが、これは表記の変更に過ぎず、現代バスケにおいてセンターは依然として重要な役割を果たしています。
センターの新たな役割
従来のセンターといえば、リングに近いローポストやハイポストに位置し、パワーと高さでシュートを狙う役割が主でした。
しかし、現在のバスケでは「5アウトオフェンス」が主流。
このシステムでは、全員が3ポイントラインの外に広がり、スペースを活かした動きが求められます。
その結果、センターはガードの位置に立つことが増え、以下のような役割が中心となりました。
- トップからパスを捌き攻撃を組み立てる
- ピック&ロールやスクリーンで味方を生かす
- 3ポイントシュートを狙う
たとえば、ニコラ・ヨキッチのような現代のセンタープレイヤーは、従来の「高さやパワーだけ」ではなく、ボールハンドリングやパスのスキル、さらにアウトサイドシュートの精度を備えています。
彼はセンターという「主役」として、チーム全体を生かす存在です。
現代のセンターに求められるスキル
時代の変化に伴い、現代のセンターには次のスキルが求められるようになりました。
- パス能力: トップでボールを持つ機会が多く、パスでゲームを展開させる役割が増加。
- 3ポイントシュート力: フロントコートでのポジショニングにより、アウトサイドシュートが必要に。
- フットワークと守備力: ゴール下だけでなく広範囲をカバーするディフェンス力。
このように役割は進化しても、「チームの中心」としての重要性は変わっていません。
今後のセンター像
これからのセンターは、さらに「多様性」が求められるでしょう。
ゴール下での強さはもちろん、コート全体を動き回る柔軟性や、試合を組み立てる知性も必須です。
現代バスケでは「主役」でありながらもチーム全体を引き立てる存在として、センターの価値はこれからも進化し続けるはずです。
まとめ
センターというポジションは、確かに昔とは役割が変わりました。
しかし、その重要性はむしろ高まっていると言えます。
センターは「主役」として、チームの中心で活躍するポジション。
この変化をしっかり理解し、現代のバスケを楽しんでいきましょう!
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