こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。
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判断力を高める練習方法 – 反復練習の奥深さ
こんにちは、三原です。
今日は「判断力を高める練習方法」について、深掘りしてお話しします。
先日、ミニバス男子を指導している方から質問をいただきました。
「判断力を鍛える練習方法を教えてください」
とのことでした。
この質問は、多くのコーチが悩むところだと思います。
今回は、この問題に対する私の考えを、詳しくお伝えしていきます。
実践練習の限界
まず、多くの人が思い浮かべるのは「実践練習」でしょう。
ディフェンスをつけて、試合と同じ状況で練習する。
確かに、一理あります。
サッカーの指導者の言葉にもあります。
「サッカーはサッカーをすることでしかうまくならない」
私も昔は、この考えに強く共感していました。
しかし、指導者経験を積むにつれ、疑問が生まれてきました。
実践練習だけで、本当に判断力は高まるのか?
反復練習の深い意味
そこで私が辿り着いたのが、「反復練習」の重要性です。
一見、遠回りに見えるかもしれません。
しかし、結果的には判断力を高める近道になるのです。
なぜでしょうか?
習慣化の力
バスケットボールは、習慣のスポーツです。
日頃の習慣が、そのままコートに出ます。
例えば、ドリブルの練習を考えてみましょう。
ただ漫然とドリブルするのではありません。
右手、左手、目を上げる、周りを見る。
これらを意識しながら、何度も何度も繰り返す。
できるまでやる。できても、もう1回やる。
そうすると、どうなるでしょうか?
無意識の領域へ
反復練習を重ねると、不思議なことが起こります。
動きが「体で覚える」のです。
考えなくても、自然にできるようになる。
これを「感性で表現する」と言ったりします。
そうなると、手元を見なくても大丈夜。
周りの状況を見る余裕が生まれます。
これこそが、判断力の向上につながるのです。
チームプレイへの応用
この考え方は、個人スキルだけでなく、チームプレイにも適用できます。
フォーメーションの練習を例に考えてみましょう。
「ここにパスしたら、右に行って、左でスクリーンをかけて…」
こういった動きを、まずは5対0で徹底的に練習します。
タイミングディフェンス(コーチやアシスタントが立つだけ)をつけてもいいでしょう。
とにかく、同じ動きを繰り返し、繰り返し行う。
そうすると、どうなるでしょうか?
応用力の誕生
反復練習を重ねると、動きが体に染み付きます。
すると、実際の試合でも面白いことが起こります。
ディフェンスが予想外の動きをしても、自然と対応できるようになるのです。
「あ、ここは裏をとれるな」
「このタイミングでカットインしよう」
こういった判断が、瞬時にできるようになります。
これこそが、真の判断力と言えるでしょう。
ミニバスでの具体的アプローチ
さて、ここからはミニバス指導に特化したアドバイスです。
ミニバスの場合、もう一つ重要な要素があります。
それは「コーディネーショントレーニング」です。
練習の最初の20-30分は、これに充てることをおすすめします。
コーディネーショントレーニングとは、簡単に言えば「体の使い方」の練習です。
ラダーを使った足運び、様々な方向への素早い動き、バランス感覚を養う運動など。
これらは、将来的な判断力向上の土台となります。
なぜなら、体を自在に操れることが、状況に応じた素早い判断・行動につながるからです。
具体的な方法は、こちらも見てください
まとめ
判断力を高める練習方法、いかがでしたか?
ポイントをまとめると:
- 反復練習を重視する
- 動きを無意識のレベルまで高める
- コーディネーショントレーニングを取り入れる
- 基礎から応用へ、段階的に進める
これらを意識して練習を組み立てていけば、必ず選手の判断力は向上するはずです。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさんの指導に、少しでも役立てば幸いです。
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ありがとうございます。
三原学でした。それでは、また。
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