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結果を出す3つの基準 24-9-26 #376

こんにちは、三原です。いつもありがとうございます。

この記事はラジオの原稿です。

この放送は、Voicyでお話ししています。ぜひお聞きください

 

結果を出すための3つの基準 〜指導者人生から学んだこと〜

こんにちは、三原です。

今日はバスケの大学の研究テーマとして、「結果を出すための3つの基準」についてお話しします。

指導者として20年近く歩んできた中で、失敗から学んだことをまとめてみました。

結果にこだわることの大切さ

まず最初に、結果の重要性について触れておきたいと思います。

よく「結果よりも内容が大事」とか「結果が全てじゃない」という言葉を耳にします。

確かにその通りなのですが、最近の私の考え方は少し違います。

本当に内容が良ければ、日頃の取り組み方が適切であれば、必ず何らかの良い結果が出るはずだと考えています。

「結果は出なかったけどよくやった」というのも時にはあるでしょう。

でも、本当によくやれたのなら、必ず良い結果につながるはずです。

だからこそ、結果にこだわることが大切だと思うのです。

やりたいかどうかで決めない

さて、ここからが本題です。

結果を出すための3つの基準の1つ目は、「やりたいかどうかで決めない」ということです。

バスケットボールをやるのか、サッカーをやるのか、それとも芸術の道に進むのか。 こういった大きな選択は、自分の適性に合わせて決めて良いと思います。

ただし、一度バスケットボールをやると決めたら、好きな練習も嫌いな練習も、必要なものは全部やるという覚悟が必要です。

シュートは好きだけどディフェンスは嫌い、声を出すのは苦手だから避けたい…。

こんな風に、好き嫌いで取り組むことを選んでいては、結果は出ません。

指導者の立場でも同じことが言えます。

練習の指導は好きだけど、試合の指導は苦手だから研究しない。 日頃の練習は熱心だけど、選手勧誘や広報活動は避けたい。

これでは良い結果は望めません。

やりたいかどうかではなく、何をすれば結果が出るかで行動を決める。 これが1つ目の基準です。

効率が良いかどうかで決めない

2つ目の基準は、「効率が良いかどうかで決めない」ということです。

もっと良いやり方がないかを考えるのは大切です。 でも、楽をして、短時間で、即効性のある方法ばかりを求めすぎると、落とし穴にはまります。

結局、本当は必要だと分かっていても、好きではないことに取り組めなくなってしまうのです。

受験勉強を例に考えてみましょう。

どこまで行っても、今の日本の受験勉強は暗記ゲームの側面が強いです。 結局のところ、どれだけ勉強時間を費やしたかで決まる部分が大きいのです。

より少ない時間で、より効率の良いやり方を探すのは大切です。 でも、それによって絶対的な勉強量が足りなくなってしまっては、良い結果は出ません。

効率だけを求めすぎると、楽な方に流されがちです。

たとえ無駄に思えても、良いと思ったことは一度やってみる。 1mmでも自分の成長につながるなら、とりあえずやってみる。

この姿勢が重要だと、私は考えています。

人から好かれるかどうかで決めない

3つ目の基準は、「人から好かれるかどうかで決めない」ということです。

これが一番難しいかもしれません。

でも、言うべきことは言う、やるべきことはやる。 この姿勢が大切です。

生徒に技術的なアドバイスをするのは比較的簡単です。 でも、生活指導や人間関係に関する指導は、とても難しいものです。

相手の心をしっかりと掴まなければいけない。 でも、「そういうことはダメだろう」「人としてどうなんだ」と言うのは勇気がいります。

できれば言いたくない、注意するのは得意じゃない。 そう思う指導者も多いでしょう。

でも、本当にそれが良い結果につながるのであれば、言うべきことは言う。 たとえ嫌われたとしても、やるべきことはやる。

この勇気が必要なのです。

人から好かれることばかり考えていると、誰からも嫌われない、平均的なことしかできなくなります。

何か突出したことをして良い成果を出そうとすれば、反対意見も出てくるでしょう。 それは当然のことなのです。

まとめ:結果を出すための3つの基準

ここまでお話ししてきた内容をまとめましょう。

  1. やりたいかどうかで決めない
  2. 効率が良いかどうかで決めない
  3. 人から好かれるかどうかで決めない

結果が少しでも良くなる、1mmでも1%でも良くなる行動であれば、全てやってみる。

面倒くさくても、嫌でも、これは違うんじゃないかと思っても、とりあえずやってみる。

そこから結果を検証して、また次の結果につなげる。

これを繰り返すことが、正しい取り組み方であり、プロの姿勢なのだと私は考えています。

今日のお話が、少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。

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ABOUT ME
三原学
1981年、東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。学生時代にマネージャーとなり、バスケ指導者を志す。 22歳から高校バスケ指導を始めて、早稲田実業高校ではウインターカップ出場、関東新人大会優勝。現在は母校の安田学園高校で監督を務める。選手が主役のチーム作り「ボトムアップ理論®︎」により、日本の部活動モデル校を目指している。 2024年から早稲田大学男子バスケットボール部のヘッドコーチも務める 日々学んでいる指導体験をブログやYouTube「バスケの大学」で発信して、総フォロワーは30,000人を超える。 日本バスケットボール協会公認A級コーチ、ジュニアエキスパートコーチ。ボトムアップ理論®︎エキスパートコーチ。 月刊バスケットボールにて「まんが戦術事典」を連載中。著書多数。
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